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2006 09,15 16:58 |
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そして読んでくださりありがとうございます! ひきつづきまして、続々更新! ●8/8(火)~13(日) 子育てひろば「あい・ぽーと」さんと「資生堂」さんの提携企画により実現した “夏休みわくわくキッズタイム2006” 対象は小学校低学年の子ども達。 私はダンボール人形劇場「お花のハナックの物語」の上演と 人形づくりと劇づくりのワークショップの指導をさせて頂く。 打合わせの段階から期待は大きく膨らんでいた。 子ども達の可能性と“力”を心から信じ、そして愛しんでいることをひしひしと感じるスタッフ陣が勢揃い。アイディアを出す度、夢は膨らむばかり…。 そんなこと3日間で出来るの…?なんて思ったりしていたけど、結果は我々の想像を遥かに超え、 まるで夢を見ているような充実した3日間だった。 それでは振り返ります。 8(火)ワークショップ“わくわくキッズタイム(青山)”1日目 午前中上演。 ダンボール人形劇場「お花のハナックの物語」 当初は広い体育館を予定していたがそこはエアコンなし。乳幼児には酷だろう。 扇風機はあまりに賑やかな音を出すし、場内は広すぎ。 大きなダンボール人形達の演技を活かすにはあれくらい広い方が良かったけど、見ている側の環境が最優先。仕方なくエアコン完備の小さめな部屋になったが、それはそれで一体感が出て好評だった。それにしても元気な子ども達。その興奮ぶりは異常な程でした(笑)。 午後からワークショップ。 まずは人形のジョウくんがご挨拶。 人形の構造や魅力を人形自らが語ります。 そして人形造りに使用できる材料を紹介。 事前に打合わせで私がお願いしておいたあらゆるガラクタや材料が大量に集まっていた。 集めた皆さんお疲れ様でした。 牛乳パック、ペットボトル、ダンボール、ピンポン玉、モール、カラーセロファン、コルク、棒材、カラービニールテープ…etc そしてハサミはひとりひとつずつ支給。 自分のつくりたいキャラクターをまずはスケッチしてもらう。 毒キノコくん、おにぎりくん、犬くん、飛行機くん、ロボットくん、りんごちゃん、馬さん、サッカー選手…etc もうとにかくユニークなキャラクターばかり。 そしてどんな材料をどのパーツにどう使うの設計図風に具体的に書き込んでもらう。 そして名前も付けてもらう。 もうこれだけでもあまりにも面白かった。 そして早速作業開始。少しのアイディアや方法を提供するだけで、子ども達はこちらの想像以上のことをしてのける。 具体的な説明は一切なし。何しようか?何が出来るかな?何がすき?コレ変?コレ素敵? なんて会話しながらどんどん膨らます。 指導なんて恐れ多い、お互いにお互いの世界をナビゲートし合うワークショップ。 それを僕は目指している。 子ども達は予想を遥かに超えて真剣。そして物凄い集中力。 おやつの時間になってもつくりつづける子ども達。 晩ご飯もここで食べる~。泊まっていきた~い。の発言が嬉しい。 いつかお泊り会もしようね~と言いながらその日は作業途中で一旦終了。 その日の出来事を絵日記に書いてもらう。 その日の写真も既にプリント済み(凄い。)。絵日記の中に貼る。 お家に帰って絵日記を家族に見せながらその日のことお話してもらいたいのだ。 最後は歌「あい・ぽーとソング」と「ビリーブ」の練習。 どうして泣けてくるのでしょう。あんな純粋な歌聴かされると普通の状態でいられません。 思い出すだけで涙が溢れます。 翌日の再開を約束してさようなら。 9(水)ワークショップ2日目 午前中子ども達はNHKを見学に。 アナウンサー体験、僕もやってみたい。 午後から昨日の作業のつづき。 昨日にひきつづき皆元気なこと元気なこと。感心してしまう。 優しい子ばかりで驚いた。人形のジョウくんに乱暴する子がひとりもいなく、ねえ(人間の)ジョウくん、ジョウくん(人形)触ってもい~い?と僕に許可をとる様子がめんこい(北海道弁…愛しくて大切になるほど、どうしようもなく可愛い様)。 人形が出来上がってくるとまた欲が出る。いいじゃないのそのアイディア、受けてたちましょう。 イメージ通りに出来ない子に幾つかのアイディアを出し一緒に考える。その子のイメージ通りになったときのその子の表情の輝かしさと言ったらほかにない。あ~めんこい。 やんちゃ坊主が嬉しそうに一言「イメージの98パーセントのかたちになった!」と。 可愛い。彼の中には絶対的なイメージがあるんだよな。 自分の作業に戸惑いのあった女の子とも少しずつコミュニケーション。 これは本当に良い経験になった。どうにかしてこの子の笑顔が見たい。 話せる時間があって本当に良かった。ゆっくり、ゆっくり話してゆく中で、その子のやりたいことが少しずつ掴めてくる。自分(こちら)の性格のペースを押し付けずに相手のリズムを真面目に感じ取るデリケート作業だった。やがてその子の表情が明るくなる。 結末を言ってしまうと、最終日のその子は始終笑みを浮かべ、初日は直視できなかった僕の顔、そして眼をしっかりと見つめ精一杯手を振っていた。 話を2日目に戻し…。 音楽のS先生の力をかりて、それぞれのキャラクターにはテーマ曲もつくる。 メロディーの浮かぶ子はその子のメロディーを譜に起こす。 メロディーづくりに戸惑う子には並べた和音カードからすきな音符の配列やカードの色、それぞれのメロディーを聴いてもらうなどしながら音階を組み合わせ、その子だけのオリジナル曲をつくる。 夕方、ほぼ出来上がった人形を持ってお散歩(パレード!)。 昼間、雨が降っていたので外に出るのは中止にする予定だったが、夕方急に晴れた。 時間が限られていたので遠くには行かず園庭を遊園。 この時間がまるで夢の世界に居るようだった。 個性豊かなみんなの人形、これはもう芸術作品!が広場の遊具の周りを妖精のように遊び回る。 大人はあんなこと自然には出来ません。何も言わなくても自作の人形と広場を遊び回る子ども達。その様子は不思議なくらい絵になってます。 明日で最後はさみしいね…と皆で話しながらその日も最後は絵日記タイム。 そして歌の練習。相変わらずお上手。 みんなを見送ったあと、翌日の発表会用に舞台を仕込む。 僕が普段使用している袖幕、大黒幕、照明、フル仕込み。 朝のNHK見学から同行しているスタッフのみなさんはもう体力的に限界。 10(木)ワークショップ3日目(最終日)。 この日は僕も朝から。 人形の仕上げ、そして劇の練習。 まずはソロパート。その後アンサンブル。 ストーリーは僕のオリジナル。 場面設定を皆に与え、皆の演技は人形を操りながらの即興。 練習1回でもうほとんど出来上がっていました! スタッフ陣もビックリ!! 海や宇宙をみんなで旅をするストーリー 楽しい場面、恐怖の場面、スイミーの物語のような場面も取り入れながらあらゆる場面が次々と展開される。 生身の身体ではあそこまでの演技はすぐに出来ないかもしれない。 人形があるから声が出る。人形に伸び伸び演技させることにより、その子自身の心が解放される。見事な一体感だった。 最終確認、人形の最終調整・メンテナンス、そしてもう一度通し稽古。 お客様は子ども達の保護者さん。ゾロゾロとご来場。ようこそ! あんなに賑やかな子ども達も緊張しているその様子が可愛い。 さて開演。 まずはソロパート。 パパはビデオ、ママはデジカメ、そんな感じで目の前は全て人とカメラがセット。 さすが発表会。不思議な光景です。 そして期待通り、期待以上の演技を見せてくれた子ども達。感動的でした。 上演後終了証の授与。そしてみんなで合唱。 もう涙をこらえるのに必死でした。 もちろん客席は感動の涙涙…。 そんな様子を見てある男の子が不思議そうに一言、「みんな泣いてる。」と(笑)。 なんだか明日も朝から会っておはよう!って言いたいな。 僕ひとりだけではとても務まらなかった今回のプロジェクト。 各分野のスペシャリストと指導員さんの共同作業により、本当に充実した輝かしい3日間を過ごせました。 素晴らしい出会いと感動に満ちた3日間。 必ず次に繋げたい。このように企業との提携で世の中のためになる企画が出来たらどんなにいいことだろうか。全ての人が幸せになる企画だ。 ナビゲーターとなる側は相当な覚悟と準備、そして集中力とセンス、そして体力を必要とする仕事だけどやり甲斐がある。出来る事なら毎月、せめて年に数回はやりたい。 11(金) 某新聞社さんの取材を受ける。 事務所での昼食、かなり久し振り。何だか不思議な感じ。 長く出っ放しだった為、諸々の雑務を片付ける。 夜遅くに美容室へ。 12(土)~13(日) 久し振りに迎える週末!と言う感じ。 流石に身体が思うように動かない。 身体のメンテナンスをじっくり。なんだか2時間位で2日間が過ぎ去った感じ。 翌日からは「天守物語」の稽古を開始する。 PR |
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