人形劇俳優“平常(たいら じょう)”のブログ
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プロフィール
HN:
たいらじょう
年齢:
44
HP:
人形劇俳優“たいらじょう”公式情報サイト<Green SMILE>
性別:
男性
誕生日:
1981/10/28
職業:
人形劇俳優
趣味:
映画・演劇・人形劇鑑賞
自己紹介:
人形劇俳優
北海道札幌市出身。
12歳のときに札幌の人形劇界にデビュー。19歳のときに上京し、ジョウズグループ(たいらじょう人形劇事務所)を設立。本格的なプロ活動を開始。以後オリジナル作品を含む10本以上のレパートリーを全国各地で上演中!
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「06年8月期その2」◆青山でのワークショップ◆etc
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2006年「夏~秋」その1
(12/08)
2026
02,04
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2006
12,08
23:04
2006年「夏~秋」その1
CATEGORY[未選択]
本当にお待たせしました~!
3ヶ月振りの日記更新です!
内容は今から4ヶ月前からのことを書かねばなりません。
今回は何が何でもこの更新で今日までの出来事を振り返りたいです。
本当に色々なことがあった。
毎日があまりにドラマティックでした。
一言では終えられない日々ですがそこを出来る限りグッとこらえ、どんどん振り返りましょう。
いずれ写真付きで再度更新しますが、まずは文章を更新します。
●8月中旬
青山でのワークショップの後、「天守物語」の台詞稽古の日々。
そのほか諸々の荷づくりに追われた。
この頃のスケジュール帳を見ると連日分刻みで誰かと会って打ち合わせ&取材諸々があった。
暑かったよなあこの頃…。人形劇団プークの「くまの子ウーフ」を観て感激していたのもこの頃。本当に心温まるイイ作品だった。
●8/19(土)名古屋入り
前日に使用道具の大まかな組み立てを済ませておく。
●8/20(日)北なごやパペットフェスティバル出演当日
他劇団との連続公演。入れ替え時間が短かったので必死に仕込んだ。
そんなときに限って照明が球切れ!ウギャッ!
本当にハロゲンはデリケート。無事電球を交換。
この私の公演、整理券が数分で無くなったらしい。
本当にありがたい。並んでくださって本当にありがとうございました。
天井の低い会場ではありましたが、あたたかなムードで和やかに進みました。
終演後、バラシを済ませた後、岐阜公演に向けてのミーティング。
約1ヵ月後に迫った岐阜県内での子ども向け10公演、2ワークショップ、大人向け1公演というややこしいスケジュールをじっくりと確認した。
●8/21(月)~23(水)
帰京後は「人形劇団ばびぶ&てぶくろ」さんとのジョイント公演に向けて大忙し。
うちの事務所での主催ということもあっててんやわんや。公演数が多いため動員を増やすべくPR活動、当日パンフの原稿執筆、その他打ち合わせ、雑務諸々…。そして「よだかの★星」の稽古、稽古…。DM発送や「ばびぶ」さんのCDづくりもこの間に頑張った記憶あり。
●8/24(木)「人形劇団ばびぶ&てぶくろ」さん来京。
一応私が公演のプロデューサーなので、稽古を観せて頂く。幾つかの改良を加え更に素晴らしい作品になった。彼女達の紹介はウェブサイトの過去の公演コーナーの解説をご参照いただきたい。前日に舞台仕込みを済ませる。
ここで!私は生涯初めて、舞台の現場で怪我をしてしまった。
足の指に皹(ひび)が入ってしまった。不覚だ。
闇の中、舞台の先にまだ舞台があると思い込みピョンと跳んだ先が客席部分…。
柔軟なバレエシューズを履いていた私の足。その指を背伸びの逆方向にグイッと曲げこんでしまったのです。ショックでした。
実は3ヶ月経った今も尚痛い。
ゆっくり治療をする時間がないのだ。
あまりの痛みに、ドクターストップになることはほぼ確定状態。
病院を恐れ、痛みに耐え、このジョイント公演と、それにひきつづくアゴラ公演&ワークショップをしっかり行った。
その後病院でレントゲン…「骨折してますね。よく動いてましたね。」とのこと。
病院では今、皹も骨折として扱われるらしい。
思い起こせばこの怪我をした日、札幌から劇団をお呼びしてその諸々の手配やお世話、そして公演準備のあまりの忙しさにかまけて、いつも小屋入りしてすぐに行う「お祈り」を怠ってしまっていた。どんな精神状態であったとしても、その劇場の神様や作品の原作者やご先祖様、その劇場や建物をつくった人に頭を下げお祈りしなくてはいけない…そう決めて最近のステージを毎回迎えていた。この日はそのお祈りを怠ってしまったのだ。あまりにせわしない精神状態に神様が忠告をしたのだろう。
●8/25(金)~27(日)
なんとか、テーピングやら冷やすやらで処置を施して3ステージ演じきった。
「ばびぶ&てぶくろ」さんの演技も回を増すごとに素晴らしくなり、毎回涙するお客様が多数。ラストステージでは声を上げて泣かれているお客様まで。
お芝居の感動と、この公演が実現出来たことの喜びと感謝で私も込み上げずにはいられませんでした。「よだかの★星」も足の痛みがあったものの、3ステージじっくり丁寧に演じることが出来ました。
公演後片付けを済ませロビーで交流会。
その後、六本木のスイートベイジルへ。事務所が主催しているコンサート「関定子ソプラノライブ」へ人形劇団てぶくろのサッチャンと共に行く。バラエティに富んだ素晴らしい歌の数々に何度も鳥肌が立った。終演後ピアノ伴奏をなさっていた呉さん(サロメを一緒にやっている方)らと過ごしつつ、六本木で翌日のクラルテさんお贈りする花を買う。
翌日、人形劇団クラルテの「ハムレット」の公演にチラシ折込作業、そして観劇。
いやはや大変な作品だ…。
夜は交流会に足を運ばせていただく。
●8/28(月)~9/3(日)
アゴラ劇場でのマリーに向け、準備と稽古に追われる。晩夏から晩秋にかけての地方公演ラッシュに向けての準備もこの頃におおかた手をつける。つくりたいことや課題は山ほどあるが最近は大分「締め切り」というものに追われなくなった。多くの方の助けのお陰。
●9/4(月)~6(水)
「毛皮のマリー 人形劇版」 こまばアゴラ劇場公演。
お蔭様で全公演完売。
この期間中の追加公演も考えられたが、足の怪我を考慮して断念。
その代わり11月に晦日ロングランの追加公演として開催することになった。
3年前の初演の頃、どんなに宣伝しても始めはお客さんが入らず、3人や5人の前で2時間演じました。口コミで観客は増え、最後の方は立ち見が出る程でしたがそれは今よりもずっと小さな会場でした。大人に人形劇を観てもらうことに可能性を感じつつも、それ以降も大人のための人形劇の動員には毎回苦労苦労。今回の「毛皮のマリー」は今年に入ってプーク人形劇場でも既に数回演じているとあって、このアゴラ劇場公演では毎回数人の前で演じる覚悟でいました。それがどうでしょう。
観たくても観られない人が出るほどの盛況振りでした。
3人の前で演じていた過去を思い出すと、この3日間の満席の客席は、幻をみているかと思うほど不思議な光景でした。そしてそれには不思議なエネルギーがありました。
諦めずにこの活動を続けてゆこうとまた決心させてくれたこのアゴラ公演。
さて初日、噂でご存知の方もいるでしょうが初日の舞台の架橋に入る場面で火災報知機が響き渡ってしまいました!
その様子はたくさんの方々がご自身のブログで大変詳しくレポートしてくださっているようで、そちらのほうがよくわかるとは思いますが…。
とにかく私は芝居を最後まで続けました。
過去に本番中のトラブル色々ありました。停電、チャイム、館内放送、どっかの部屋のカラオケが流れ込んでくる…などなど。
しかしどんなことがあっても芝居は止めずに演じきってきたものです。
どんなトラブルも自然なことのように受け入れ演じてきました。
なので今回のトラブルも初めは私はさほど驚かなかったのです。これが舞台ですから。
しかしあまりにそのベル音が長かった。最後まで鳴りつづけたのです…。
初めはアドリブでかわしていたベル音。舞台監督も「ジョウくん僕にも内緒でこんなこと仕込んでいたの?」と思うほど。
しかしあまりに長くつづくベル音に舞台裏では表方スタッフが大慌て。
上の階、下の階を行ったり来たり、セコムが来て大騒ぎだったらしい。
マネージャーさんは当然私が芝居を続けられずに止めていることだろうと思い客席横の扉をガバッと開けたそうな。
しかし私は芝居を続けていたのです。
この日だけのマリーの台詞(寺山修司様、どうかお許しください)
マリーが過去の自分を語る場面で非常ベル。
マリー「ちょいと、何なの? 何なのこの音は! これじゃあ話が続けられないじゃないの!」
マリー「あたしの話のつづき聴きたい?どうしても聴きたい?」
という台詞に続き、お客様が拍手をしてくださった。
マリー「どんなことが起きても、何があっても話つづけるわよ!」
と言って芝居続行。
非常ベルが鳴り響く中、私は演じつづけた。
不快に感じさせてしまったお客様には申し訳ない。
しかし一度生まれたひとつの世界を止めるわけにはいかない。
ほとんどのお客様はそのベル音が鳴り響くことを自然なこととして受け入れ、お芝居の世界に私以上に入り込んでいたことを肌で感じた。
本来であれば、劇世界の余韻に浸ってお帰りいただくため、終演後はカーテーコールでも一言も喋らずに終わる「毛皮のマリー」。
しかしこの日は急遽、謝罪カーテンコール。
劇場の館長であり、劇作家・演出家の平田オリザさんも舞台に登場。
私とお客様に謝罪をしてくださった。「平さんの毛皮のマリーを本来のカタチできちんとまたご覧頂くため、入場料の払い戻しをします」ということに。
しかしありがたいことにほとんどのお客様が、払い戻しはいりません…十分楽しみました…かえって凄い芝居を観れた…。などと払い戻しを断る方が多かった。
不快な思いをさせてしまった方には申し訳ない気持ちでいっぱい。しかしどうか、この夜のこの公演も、ひとつの思い出として胸に留めてくださったら嬉しい。あの日、あの時間の中で私も、そしてジョウズグループのスタッフも出来る限りの最大の努力で公演を進めました。
どうかご理解ください。
結果、非常ベルの原因は上のアゴラ事務所にて、アゴラの方が魚を焼いていて、その煙が反応して火災報知機が鳴り続けていたそうな。いやはや何とまあ…。
改めて、劇場の劇空間という場所の繊細さを実感させられました。
さてこのアゴラ公演の2日目にはワークショップもあった。
予想を上回る参加人数、見学者もあのアゴラ劇場の席がほとんど埋まる程。
これが大変好評で皆さんにお喜び頂くことができた。
アンケートも回収率100パーセント。
みなさんびっちり沢山の感想。嬉しい。
実際、非常に楽しいワークショップだった。
まずはごあいさつに、「ハンドラブ」をケコミ(隠れるつい立て)の前からと後ろからをご覧頂く。
そして人形操演の全体的な心得と体の捌き方にこだわった心得の実演。
私の実演を皆さん目を皿のようにして爛々と輝かせながら興味津々に大注目でよくよく観てくださった。やりやすい。
実技応用実践ではそれぞれの個性が光り楽しかった。大ハシャギな私。
質問も多く飛び交い、もっと皆さんと過ごしていたかった。
最後の感想コーナーで、三重からいらしたという主婦のご婦人、「父ちゃん、行ってくるよ…」と言って、勇気を出してバスに乗って来て下さったのだとか。来た甲斐があったというそのお話をする様子に場内全体が込み上げてくるムード。ウルウルしてしまいました。
こんな感想を頂くと、ふとした気持ちで「辞めたい…」とか思ってしまってはいかんな…と思わせてくれました。
●9/7(木)~27(水)
アゴラ公演の翌日9/7はこれから公演を控えている「天守物語」の原作者、泉鏡花さんの命日。
墓地にまで伺うことは出来なかったが、事務所近くのお寺へゆき、アゴラ公演の無事終了のお礼と鏡花さんへのごあいさつと今後の無事を祈った。
そしてやっと病院へ(その様子は上記8/24あたりの日記参照)。
本格的な立ち稽古が出来ず。「天守物語」は読み稽古中心で。しかしこれが物語の理解をじっくりと深められた。「サロメ」のピアノとの合わせ稽古は泣く泣く延期、延期に。
年末のクリスマスコンサート、来年3月の「朝日カルチャーセンター」での講座などの打ち合わせもこの頃に始まった。
「天守物語」に向けての演出会議もこの頃に本格始動。昨年の悔しさを全て挽回すべく話し合いが持たれた。私のオリジナル作品の絵本制作プロジェクトもいよいよ始動した。道は長いだろうが楽しみな仕事だ。お彼岸にお墓参りに行けなかったことが悔やまれる。事務所近くの不動明王のお寺に度々足を運びお参りした。
●9/28(木)~10/1(日)
岐阜県内ツアー2006第一弾
シアタースタート事業として
ダンボール人形劇場「お花のハナックの物語」の10公演、
そしてワークショップ、プラス大人向け公演などなど、岐阜県内での企画が目白押し。
まず第一弾は短期滞在。本巣北→羽島→神戸池田。
どの会場も劇場初体験の子ども達が多い。
本当に楽しく魅力的なツアーだ。
どの会場でも素晴らしい子ども達の笑顔に出会えた。
そして本当に多くのことを学んだ。そして子ども達から多くのことを教わった。
このツアーの感想は下記11月の第二弾のツアーレポートへつづく。
●10/2(月)~8(日)
岐阜県からの帰京後、休む間なく「あい・ぽーと」にてクリスマスコンサートの企画会議。
素敵なコンサートになりそお。そしてすぐに「サロメ」の稽古。ピアノとの合わせ稽古。これが精神的にハード。とにかくピアノアカンパニストの呉さんの凄まじい表現力に負けそうになる。自分の表現のあり方を試される瞬間だ。九州行きの準備、荷造り。
10/5(木)九州行き。
まずは福岡へ、ここでしか会えない何人かの人と会う。
新たな素晴らしい出会いもあった。
この日は福岡で一泊。
翌日6(金)、佐賀県は北方へ移動。のどかな田園風景。
小屋入り、リハーサル。
その後交流会。
この日は十五夜、中秋の名月。空は快晴。
月がいつもよりも大きく見えた。いつもより明るく見えた。
何と麗しいお月様。しばらく眺めてしまいました。
7(土)本番当日。
私はギリギリまで何度もリハーサルをした。
稽古の甲斐あってかなりの水準まで演技をつくりあげることが出来た…と実感したが、なんと本番、サロメが被っていたヴェールがひっくり返ってはだけてしまい人形のお顔がラストを前にベロリ…。
あまりに悔しくて芝居を止めそうになってしまった。創り上げた演技のプランは全て台無し。しかしもう音楽は止められない。そして真剣に観て世界に入り込んでいる観客の心も止められない。舞台上で芝居のプランをガラリと変えた。新たな演技をたくさん取り入れ踊りを進行した。
これが怪我の功名だったのか、その失敗により取り入れた即興の演技に涙が出たという声が多かった。私はあまりのアクシデントに落ち込んでいただけに励まされた。
この日を機に鬼のように稽古するようになった。
センスや雰囲気だけでは務まらない舞台という現場の恐ろしさをまた実感し、次への大いなるやる気を芽生えさせてくれた北方公演だった。
●10/9(月)~31(火)
お蔭様で、再演の「天守物語」、公演1ヶ月前にしてほぼ完売状態。
本当にありがたい。九州からの帰京後、ひたすら「天守物語」の稽古。
いくら稽古しても足りないくらいの壮大なストーリー、膨大な台詞。
鬼のように稽古しました。
毎日スタジオを借りるわけにはいかず、告白してしまうと、事務所の洗面所にて何度も何度も稽古をしました。台詞を吟じては、限られたスペースの中でイメージトレーニング。
ビデオや音源に頼るのは主義ではなかったが、期間的にそうも言ってられず、音源にて、食事のときも寝る前も、起きてすぐもひたすら台詞を聴いた。聴いて、聴いて、聴いてイメージを膨らまし、吟じて、吟じて、吟じて自分の体にその役柄の感情を染み込ませていった。
意識朦朧とフラフラになりながらもひたすら稽古をした。
そして、何人もの人にプロンプを付き合ってもらった。
自然に演じれていない部分は何度も繰り返した。
昨年は人形制作や小道具制作に追われ追われて、正直、芝居はまだこの世界を責任もって演じるだけの水準に達していなかった。舞台上で手に台本を持ちながらの朗読劇的構成でまとめたが、私として悔しい演出だった。
この美しくドラマティックな台詞をもっと生々しく深く豊かに表現したい。
そんな思いから、今年は全登場人物の全台詞を覚え演じた。
壮大な作業だったがこんなに幸せでありがたい作業があるだろうか。感情の分析が出来る度にまた台詞が体に染み込んでくる。
大河ドラマのような難しい言い回し数々だが、一度台詞が入ると舞台上で吟じたい激しい衝動に駆られた。人の感情の奥ゆかしさや瑞々しさをこれほど言葉で豊かに表現できる言語があるだろうか。日本人であることの幸せと誇りを感じながら本番を迎えた。
慣れているマリーとは違い、仕込みには時間がかかりそうだったが、照明さん、舞台監督さん、と大ベテランのスペシャリストが揃い、大変手際よく進んだ。
ディフュージョン(煙マシーン)も今回初めて取り引きする企業から借りたがこれの調子がイイ!
煙具合が非常に良く、現場で大好評だった。
細部に渡る光の指示も最後まで要望を受けてくださった照明さん(心の中では呆れていた?)に感謝。
そして何から何まで良くなるように手配と準備を進めてくださった舞台監督さんに感謝。
さて超緊張の本番。とうとうこの日が来た…。懸命に気を落ち着かせ、舞台に上がった。
なんとあたたかい観客。その素晴らしい眼差しに支えられ、休憩なしの2時間、無事演じきりました。
激しい体力消耗でした。
特に富姫夫人と姫川図書之助の場面はかなりの集中力と呼吸の仕方への気遣いが必要でした。
片方の気持ちが治まりきらぬまま片方の台詞を言わねばなりません。カタチや段取りだけでは決して通じない感情世界。手には人形、私は図書之助、口は二人、動きは混ざり合い溶け合い…。
日頃ひとりで何役も演じている私ですが、この二役の感情の同時進行は極めて大変な演技でした。
息切れがしてしまい…。その息切れに呑まれずに相手役の台詞。あの鬼のような稽古がなければ務まりませんでした。見ている側にはごく自然なこととして、簡単に出来ている…と思わせるくらいでなくては物語の世界には入って頂けないからです。
慣れていない演技はあるものの、無事に幕が降りました。
今回の公演終了後は中々席からお客様が立ち上がらなかったそうです。
そして劇場前にもかつてないほどしばらくお客様が残っていたそうです。
現在、事務所の意向で終演後ロビーには出られない私。スタッフの面々から聞いた終演後の場内の様子は独特な満足感で満たされていたそうです。
芝居にはまだまだ多く課題がありますが、これほど再演を望まれた公演はないかもしれません。
このところ更なる進化を遂げることの出来た「毛皮のマリー」、それをも超える作品だ…と沢山の方々に大変喜ばれました。嬉しい限りです。
お蔭様で、来年の上半期に再演が出来るかもしれません。お楽しみに。
2006年「夏~秋」その2へ続く。
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2006
09,15
16:58
「06年8月期その2」◆青山でのワークショップ◆etc
CATEGORY[未選択]
いつもアクセスありがとうございます!
そして読んでくださりありがとうございます!
ひきつづきまして、続々更新!
●8/8(火)~13(日)
子育てひろば「あい・ぽーと」さんと「資生堂」さんの提携企画により実現した
“夏休みわくわくキッズタイム2006”
対象は小学校低学年の子ども達。
私はダンボール人形劇場「お花のハナックの物語」の上演と
人形づくりと劇づくりのワークショップの指導をさせて頂く。
打合わせの段階から期待は大きく膨らんでいた。
子ども達の可能性と“力”を心から信じ、そして愛しんでいることをひしひしと感じるスタッフ陣が勢揃い。アイディアを出す度、夢は膨らむばかり…。
そんなこと3日間で出来るの…?なんて思ったりしていたけど、結果は我々の想像を遥かに超え、
まるで夢を見ているような充実した3日間だった。
それでは振り返ります。
8(火)
ワークショップ“わくわくキッズタイム(青山)”1日目
午前中上演。
ダンボール人形劇場「お花のハナックの物語」
当初は広い体育館を予定していたがそこはエアコンなし。乳幼児には酷だろう。
扇風機はあまりに賑やかな音を出すし、場内は広すぎ。
大きなダンボール人形達の演技を活かすにはあれくらい広い方が良かったけど、見ている側の環境が最優先。仕方なくエアコン完備の小さめな部屋になったが、それはそれで一体感が出て好評だった。それにしても元気な子ども達。その興奮ぶりは異常な程でした(笑)。
午後からワークショップ。
まずは人形のジョウくんがご挨拶。
人形の構造や魅力を人形自らが語ります。
そして人形造りに使用できる材料を紹介。
事前に打合わせで私がお願いしておいたあらゆるガラクタや材料が大量に集まっていた。
集めた皆さんお疲れ様でした。
牛乳パック、ペットボトル、ダンボール、ピンポン玉、モール、カラーセロファン、コルク、棒材、カラービニールテープ…etc そしてハサミはひとりひとつずつ支給。
自分のつくりたいキャラクターをまずはスケッチしてもらう。
毒キノコくん、おにぎりくん、犬くん、飛行機くん、ロボットくん、りんごちゃん、馬さん、サッカー選手…etc
もうとにかくユニークなキャラクターばかり。
そしてどんな材料をどのパーツにどう使うの設計図風に具体的に書き込んでもらう。
そして名前も付けてもらう。
もうこれだけでもあまりにも面白かった。
そして早速作業開始。少しのアイディアや方法を提供するだけで、子ども達はこちらの想像以上のことをしてのける。
具体的な説明は一切なし。何しようか?何が出来るかな?何がすき?コレ変?コレ素敵?
なんて会話しながらどんどん膨らます。
指導なんて恐れ多い、お互いにお互いの世界をナビゲートし合うワークショップ。
それを僕は目指している。
子ども達は予想を遥かに超えて真剣。そして物凄い集中力。
おやつの時間になってもつくりつづける子ども達。
晩ご飯もここで食べる~。泊まっていきた~い。の発言が嬉しい。
いつかお泊り会もしようね~と言いながらその日は作業途中で一旦終了。
その日の出来事を絵日記に書いてもらう。
その日の写真も既にプリント済み(凄い。)。絵日記の中に貼る。
お家に帰って絵日記を家族に見せながらその日のことお話してもらいたいのだ。
最後は歌「あい・ぽーとソング」と「ビリーブ」の練習。
どうして泣けてくるのでしょう。あんな純粋な歌聴かされると普通の状態でいられません。
思い出すだけで涙が溢れます。
翌日の再開を約束してさようなら。
9(水)ワークショップ2日目
午前中子ども達はNHKを見学に。
アナウンサー体験、僕もやってみたい。
午後から昨日の作業のつづき。
昨日にひきつづき皆元気なこと元気なこと。感心してしまう。
優しい子ばかりで驚いた。人形のジョウくんに乱暴する子がひとりもいなく、ねえ(人間の)ジョウくん、ジョウくん(人形)触ってもい~い?と僕に許可をとる様子がめんこい(北海道弁…愛しくて大切になるほど、どうしようもなく可愛い様)。
人形が出来上がってくるとまた欲が出る。いいじゃないのそのアイディア、受けてたちましょう。
イメージ通りに出来ない子に幾つかのアイディアを出し一緒に考える。その子のイメージ通りになったときのその子の表情の輝かしさと言ったらほかにない。あ~めんこい。
やんちゃ坊主が嬉しそうに一言「イメージの98パーセントのかたちになった!」と。
可愛い。彼の中には絶対的なイメージがあるんだよな。
自分の作業に戸惑いのあった女の子とも少しずつコミュニケーション。
これは本当に良い経験になった。どうにかしてこの子の笑顔が見たい。
話せる時間があって本当に良かった。ゆっくり、ゆっくり話してゆく中で、その子のやりたいことが少しずつ掴めてくる。自分(こちら)の性格のペースを押し付けずに相手のリズムを真面目に感じ取るデリケート作業だった。やがてその子の表情が明るくなる。
結末を言ってしまうと、最終日のその子は始終笑みを浮かべ、初日は直視できなかった僕の顔、そして眼をしっかりと見つめ精一杯手を振っていた。
話を2日目に戻し…。
音楽のS先生の力をかりて、それぞれのキャラクターにはテーマ曲もつくる。
メロディーの浮かぶ子はその子のメロディーを譜に起こす。
メロディーづくりに戸惑う子には並べた和音カードからすきな音符の配列やカードの色、それぞれのメロディーを聴いてもらうなどしながら音階を組み合わせ、その子だけのオリジナル曲をつくる。
夕方、ほぼ出来上がった人形を持ってお散歩(パレード!)。
昼間、雨が降っていたので外に出るのは中止にする予定だったが、夕方急に晴れた。
時間が限られていたので遠くには行かず園庭を遊園。
この時間がまるで夢の世界に居るようだった。
個性豊かなみんなの人形、これはもう芸術作品!が広場の遊具の周りを妖精のように遊び回る。
大人はあんなこと自然には出来ません。何も言わなくても自作の人形と広場を遊び回る子ども達。その様子は不思議なくらい絵になってます。
明日で最後はさみしいね…と皆で話しながらその日も最後は絵日記タイム。
そして歌の練習。相変わらずお上手。
みんなを見送ったあと、翌日の発表会用に舞台を仕込む。
僕が普段使用している袖幕、大黒幕、照明、フル仕込み。
朝のNHK見学から同行しているスタッフのみなさんはもう体力的に限界。
10(木)ワークショップ3日目(最終日)。
この日は僕も朝から。
人形の仕上げ、そして劇の練習。
まずはソロパート。その後アンサンブル。
ストーリーは僕のオリジナル。
場面設定を皆に与え、皆の演技は人形を操りながらの即興。
練習1回でもうほとんど出来上がっていました!
スタッフ陣もビックリ!!
海や宇宙をみんなで旅をするストーリー
楽しい場面、恐怖の場面、スイミーの物語のような場面も取り入れながらあらゆる場面が次々と展開される。
生身の身体ではあそこまでの演技はすぐに出来ないかもしれない。
人形があるから声が出る。人形に伸び伸び演技させることにより、その子自身の心が解放される。見事な一体感だった。
最終確認、人形の最終調整・メンテナンス、そしてもう一度通し稽古。
お客様は子ども達の保護者さん。ゾロゾロとご来場。ようこそ!
あんなに賑やかな子ども達も緊張しているその様子が可愛い。
さて開演。
まずはソロパート。
パパはビデオ、ママはデジカメ、そんな感じで目の前は全て人とカメラがセット。
さすが発表会。不思議な光景です。
そして期待通り、期待以上の演技を見せてくれた子ども達。感動的でした。
上演後終了証の授与。そしてみんなで合唱。
もう涙をこらえるのに必死でした。
もちろん客席は感動の涙涙…。
そんな様子を見てある男の子が不思議そうに一言、「みんな泣いてる。」と(笑)。
なんだか明日も朝から会っておはよう!って言いたいな。
僕ひとりだけではとても務まらなかった今回のプロジェクト。
各分野のスペシャリストと指導員さんの共同作業により、本当に充実した輝かしい3日間を過ごせました。
素晴らしい出会いと感動に満ちた3日間。
必ず次に繋げたい。このように企業との提携で世の中のためになる企画が出来たらどんなにいいことだろうか。全ての人が幸せになる企画だ。
ナビゲーターとなる側は相当な覚悟と準備、そして集中力とセンス、そして体力を必要とする仕事だけどやり甲斐がある。出来る事なら毎月、せめて年に数回はやりたい。
11(金)
某新聞社さんの取材を受ける。
事務所での昼食、かなり久し振り。何だか不思議な感じ。
長く出っ放しだった為、諸々の雑務を片付ける。
夜遅くに美容室へ。
12(土)~13(日)
久し振りに迎える週末!と言う感じ。
流石に身体が思うように動かない。
身体のメンテナンスをじっくり。なんだか2時間位で2日間が過ぎ去った感じ。
翌日からは「天守物語」の稽古を開始する。
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TB[]
2006
09,13
17:18
「06年8月期その1」◆いいだ人形劇フェスタ◆etc
CATEGORY[未選択]
さっ、続々更新です。
ひきつづき写真の添付にてこずっているので、文章のみでごめんなさい。
楽しい写真いっぱいあるのですが…。
写真付きで改めて更新しますので、まずはこちらをお読みください。
●8/1(火)~2(水)
晦日ロングラン7月公演「毛皮のマリー」を上演後、休む間もなく公演後の事後処理に追われる。
すぐに飯田に行ってしまうため、あらゆることをかなりテンポ良く済ませなくてはいけない。
そして飯田フェスへ向けての荷物準備。とにかくアイテム数が多い。
ミッドナイトシアター「人形劇大全集」の構成づくり&稽古。まだだいぶ先だと思っていたのに、はやいことはやいこと…。1ヶ月程前に構成作業に手を付けてあったので幸い。
●3(木)~7(月)いいだ人形劇フェスタ
3(木)
飯田のり日
毎年、いいだフェスは上演作品数が多く、市内での移動も多いのでレンタカーを利用して動向(普段、荷物は宅急便、自分やマネージャーさんは公共交通機関)。
ドラバー兼上演アシストのTちゃんは同行出来たのだが、Wマネージャーがなんとぎっくり腰。毎年この時期にぎっくりするらしく、昨年の飯田も杖をつきながらの同行だった(苦笑)。
今年は歩けない状況。本当に残念。動向前にじっくりミーティングをした。
まずは自宅より荷物を搬出。主に大全集用の道具類。アイテム数が多いので入念にチェック。
その後プーク人形劇場にて3日前に上演した「毛皮のマリー」の道具類を搬出。
その後、事務所からの荷物を搬出。全て積んでも車内は多少の余裕あり。1週間前に札幌で上演した「お花のハナックの物語」は上演後、直接飯田宛に宅急便にて送った。行きはよいよい…。
事務所での諸々の荷造りと事務的準備が予想以上にてこずり、出発が押す。
夜の京芸さんの上演が観られなくて残念。
しかし驚異的(?)な早さで飯田に着いた。休憩をのぞけば出発から約3時間での到着。
到着後本部で受付を済ませたあとプークさん観劇。
ホテルへのチェックインは夜中になってしまった。
部屋からの景色が素晴らしい。
Tちゃんとスケジュールミーティング。色々とややこしい数日間。頭の中をしっかり整理。Tちゃんには観劇もたくさんしてもらいたかったので僕のお勧め作品をセレクトしてあげてある。ん~分刻み。
温泉が夜中でも入れるホテルだったので入浴。貸切状態。
4(金)
自分の公演の仕込み開始前にクラルテさんの「あらしのよるに」観劇。
「毛皮のマリー」飯田では2年振りの上演。
仕込み人員がとにかく僅か。開演ギリギリまで仕込み。
それにしてもお洒落な空間が出来上がった。
お客様にはぎゅう詰めでの観劇。ごめんなさい。しかも全員大人。
2年前のマリーも完売だったが今回もありがたいことに完売。
初めて有料公演をした年から毎年公演が完売となっている。本当に本当にみなさんのおかげです。ありがとうございます。この翌々日に上演の「お花のハナック」は既に数週間前に完売。
本当にありがたい。けれど観たくても観られない方が続出なのは悔しい。
さて、ぎゅう詰めは申し訳ないものの、とっても良い雰囲気で開演。
ここ最近のマリーの公演で、最も力が抜けた良い状態での上演が出来たと思う。
空間のバランスもとっても良かった。
この作品は毎年いいだフェスで上演したい…という思いと同時に、この作品はフェス向きでないかも…という気もした。
フェスは作品が盛りだくさん。
お祭りで言えば、ヨーヨー買って、わたあめ買って、金魚すくいして…あれもこれも楽しむ状態。
そんな中に2時間じっくり観劇する情念の世界「毛皮のマリー」は向いているのだろうか。
「毛皮のマリー」の観劇は、金魚すくいやヨーヨー釣りの合間にステンドグラスを造るような感覚なのかもしれない。ステンドグラス造り(芝居)を最後までやり遂げて(観遂げて)もらいたい。
芝居に魅力を感じれずに途中退場は大いに受け入れます。
けれど他の芝居観たさの途中退場が目立ったようで、「そろそろみのむしさんかしら…会場どこ?」とか言いながら退場してゆく様子は真剣に観ているお客様にもお見苦しいことをしてしまった気がする。
平土間ではなく劇場でやればもう少しは違ったのだろうか。
来年はどうしよう。
皆それぞれの事情を抱えて観に来ているわけだし、少しでも観ようと来てくれるのもありがたいと言えばありがたい。なのでただ「途中入退場お断り」というわけにもいかないし。
例えば変な話、マウスプロポーズやシンデレラとかは理想的ではないにせよ途中入退場はありかもしれない。フェス向きと言う言い方をしてしまって良いのだろうか…。そんな感じ。
けれど僕は芸術としての深い深い人形劇表現もフェスで提供したい。「サロメ」や「毛皮のマリー」、「星の王子さま」、「よだかの★星」、それらも是非フェスで、いや、フェスでこそ上演したい。これから先どうしよう…。息を殺して観劇する作品はフェス以外の単独上演やお座敷(依頼)公演、主催事業でしか上演できないだろうか…。
驚きと感動、興奮のメッセージを数多く頂きつつもそんな疑問と不安も抱いた今回の公演でした。
終演後、サイン会をしてバラシ。グッタリ…。
皆さんご来場本当にありがとうございました。
5(土)
ミッドナイトシアター本番当日。
出番は夜中だが16時には集合。出演団体多数のため仕方ない。
入念な打合わせ。
翌朝に私は本番があるため私の出番は前半の最後の予定だった。
海外作品2本が降板となり、真夜中にはならないから…と頼み頼まれ、結局私が最後になった。
ぎっくり腰で急遽同行できなくなったマネージャーさんがいてくれれば断れたかも(爆)。
けれど最後を飾れるのは光栄なこと。そこまで頼んでくださるならやりましょう。
舞台仕込み開始。
同時に私は同じ建物の3Fにて翌日のダンボール人形劇場「お花のハナックの物語」の仕込み。
ある程度、ミッドナイトシアターの打合わせと仕込み、ハナックの仕込みが済んだところで、翌日のハナックの会場を利用して、ミッドナイトシアターのリハーサル。
特に色々な人形が出てくる「くるみ割らない人形」のコーナーを人形なしで入念にリハーサル(イメージトレーニング)。頭の中を整理整頓。ん~まとまってきた。出番最後で良かった(笑)?
さて出番。40分程の出演の予定でしたが演じたのは約1時間。
こんな雰囲気の場所は国内ではここしかないでしょう!
お客さんありがとう!アレが観たいコレが観たいのリクエストも嬉しかった!無理矢理(?)全部制覇しました!
大きな舞台、高い天井、それを活かしたダイナミックな演技が出来ました。
特に特大に造られたダンボール人形のキリンやゾウは嬉しそうだったなあ。
照明さんも、その場その場で即興的に照明を変えてくださりこれがまた面白かった。
僕の人形劇はスタイルが様々なので、このような「大全集」を出来るのが幸せ。
上京したとき、ひとりで演じるレパートリーは「ジャンピンラビット!!」しかなかったのに増えたもんだな~。
ことしの大晦日の公演が楽しみ!
年越しカウントダウン公演が決定しています!どうなるんだろう!?楽しみ!
この日は僕とお客さんの体力が果てるまで上演しますよ!
さて話を飯田に戻して…
ミッド上演後は翌日のことも考えて道具類の本格的な片付けは控える。
全ての人形をハナックの楽屋に運ぶ。
体力的にはギリギリ。皆さんのお手伝いに感謝。ありがとうございました。
深夜にホテルに戻る。
深夜の温泉入浴。今夜も貸切状態。あ~何とか救われた~。リフレッシュ。
6(日)
少ない睡眠の後起床。ここのホテル、朝食が毎朝、食べ易く栄養万点なので救われた。
昼も夜もまともなものが食べられない日が続いたので…。
おにぎりで良いのです。コンビニのものではないものを食べたい。
コンビニのものは二日続くと具合が悪くなる。
粗食で充分なので栄養のあるものを摂取したい。
来年は専属で料理人さんを雇いたい。飯田市内の方で募集(半分冗談/半分本気)。
前日に仕込んでおけたので助かった。
とはいえ開演ギリギリまで諸々の準備。
こちらもぎゅう詰め。熱気ムンムン!
お子さんはひとり100ワットらしい。エアコンあっても効き悪しの構造の会場。流石に暑い。
私は演じるのに必死なので耐えられるが、お客様には申し訳なかった。
それにしても飯田のお客様面白い!皆さんが観劇しているときの表情が素晴らしい。
楽しかった~。
しかし天井が低かった…。キリンが背を伸ばせない(涙)。
来年こそ「飯田人形劇場」でやらせてくださいよ実行委員会さん…。
3年前から人形劇場を希望しているのですが中々…。
人形劇のために産まれてきた(?)わたくし、人形劇のためにつくられた劇場で是非演じさせて頂きたい。署名活動しちゃおうかな(笑)。
フェス以外では何度か上演させて頂いているのですが、本祭ではまだなのです。
「星の王子さま」や「毛皮のマリー」は是非劇場で演じたい…。
さて終演後はサイン会&写真撮影会。
みなさんご来場本当にありがとうございました!
さて、バラシをせずに我々は観劇することに。
京芸さんプークさんを続けて観劇。過去に何度も観てる作品だがどうしても観たかった。
観劇後ハナックを上演した会場へ…。
めくるめく現実の世界。昨晩のミッドでの「大全集」の人形達もうじゃうじゃしている(笑)。
さあ、片付けるぞお!
バラシ人員…2名。トホホ…。
Tちゃんと私、無言でひたすら片付け。やってもやっても片付かない感じ。
しかし終わりは来るものだ。無事終了!ハイエースの車はパンパン!
そして行きは、半分の荷物が札幌公演から直接飯田に送ったため、帰りは幾つかの荷物が宅急便になる覚悟でいたが無事全アイテム1台の車に納まった。
急遽、ホテルを1泊延長。あの日のうちに帰京していたら私もTちゃんももたなかっただろう。
車を少し走らせ夕食へ。飯田入りしてから初めてまともな夕食を口にした。
1日で読みきれないアンケートの量」が嬉しい。
7(月)
ホテルチェックアウト。いざ帰京。
この日は翌日の青山での公演の仕込みあり。
晴れてて道が気持ちいい。
帰りに奇蹟のような出来事が。
アクセルをいくら踏んでも速度が上がらず、80キロ、70キロ…。
アクセル全押ししても速度が上がるどころかどんどんスピードダウン。後ろの車には迷惑をかけてしまう状態。少し恐ろしくなってきた数分後、大渋滞に。
しばらくすると、ひっくり返った状態で原型を留めていないワゴン車が。
もしあそこでそのままのスピードで進んでいたら…と思うと…。
神様とご先祖様に心から感謝した瞬間でした。
その後は順調に進み。無事東京着。まずは初台の事務所に荷物を戻す。その後白金の自宅にて荷戻し。そして青山の小学校会場へ。仕込み。
翌日の上演後は3日間に渡るキッズ対象のワークショップがある。その打合わせ。
このワークショップが素晴らしかった。また書きます。
コメント[3]
TB[]
2006
09,12
19:22
「06年7月期・後半」◆学生のためのワークショップ指導◆ニュース23出演◆春日部公演◆札幌公演◆晦日ロングラン7月公演◆etc
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お待たせ致しました~!!
更新でございま~す!!
しかし写真のアップの仕方が難しい!
つかいこなせていません。
近日中にこの日記に写真を付けた状態で改めて更新しますので、まずはこの日記をお読みください。写真お楽しみに。
さてはて、ブログをリニューアルしたのは良いのですが、約2ヶ月経ってやっと2回目の更新です。
2ヶ月分、頑張って書きます!
この間あちこちで「ジョウくん日記の更新はまだ…」と言われてしまいました。
1行か2行だけでもイイから…とは言われても、1・2行の日記では済ませられない性格なのです…。
とにかく怒涛の2ヶ月間でした。本当に濃かった。
順番に振り返ります…。
●7/7(金)~9(日)
7(金)
は週間いいだ新聞さんの電話取材を受ける。随分喋った(笑)。喋りすぎた(笑笑)。
最終的に出来上がった紙面はあんなに大きかったけどその5倍は喋ったな(笑笑笑)。
地元の方から寄せられた質問全てに答えたが危うくそれも「紙面の都合」でひとつも載らないところだった。せっかく寄せて頂いた質問。後の構成の際、レイアウトを工夫して頂き無理やり入れて頂いた。それでもごく1部…。来年は質問特集とかしないかな…?
とにかく、質問をお寄せ頂いたみなさん、ありがとうございました!どこかで必ずお答えしますね!
この日の午後は確かワークショップの教材資料づくりをしてたと思う。
飯田でのミッドナイトシアターの稽古(構成作業)もこの頃頑張っていた。
8(土)
引き続き学生人形劇人のためのワークショップの教材資料づくりやら準備やら。
「ハンドラブ」の実演もあったのでこの日に稽古。
スケジュールではこの日はトータルメンテナンス(静養日)になってたけど夜中まで仕事してた。
けれどとっても楽しい教材とワークショップの構成がつくれた!
9(日)
こどがくプロジェクト主催の「学生のための人形劇ワークショップ」に講師としてお呼び頂く。
短い準備期間にも拘らず参加者は予想を遥かに超え、定員オーバー、40名以上。
TBSさんの取材クルーも加わりプーク人形劇場5Fは熱気ムンムン。
見学者と実技受講者を分け、グループも細かく分ける。
この日は第一回だったので特別フルコースバージョン!
ウォーミングアップ
身体解放のためのエチュード
実演…色々なスタイルの人形、その遣い方、演じ方。
実演…ケコミ芝居・前から&後ろから
人形劇俳優の所作の訓練・基礎編
すり足、あひる歩き、立ち遣いの際の身の捌き
台詞偏
感情表現のあれこれ
演じわけのあれこれ
とまあほんとに色々やりました。
台詞の表現力には様々な訓練方法があります。
呼吸のつかいかた、息づかい、感情のおとしどころなど、その極意は様々。
けれどまずはとにかく言葉を声に出して読むことからが表現練習のスタート。
レトルトカレーのパッケージに書いてある言葉や医療グッツの説明書きなどを感情込めて読んでもらうコーナーはほんと個性の華が咲き乱れて面白かった。
僕は普段「これはこう読むのがイイ」とか決め付けている部分もあって、指導をしながら誰よりも僕が学ばせてもらっている。
僕のオリジナルテキスト「メルヘンスクランブル」も読む人によってその表現方法は様々。
ん~~~、このテキストは是非ともじっくりつかって授業したい。
ひとりひとりに誰にも負けない良さがあり、何かを更に引き出せば何倍も素晴らしくなる。
指導する上でその「何か」を見付けてさしあげる作業は実にデリケート。こちらもいつになく感性を研ぎ澄ます。しかし不思議なもので、最大の個性と同居する改善点は楽しく見付けられてしまう。
何かを補おうというより、その人に出来る事を引き出す作業。それこそが、子育てでも、教育でも、社内の人との共同作業でも必要なんだろうな。
ほんとに楽しいワークショップだった。
ワークショップの中盤に皆さんから頂いた日頃の人形劇活動の悩みも実に様々で面白かった。
うんうん、僕もそれ苦労したした。
子どもが賑やかになりすぎたら?/滑舌が悪い、声が通らない/ヒソヒソ声の演技/台詞がないときの人形の演技/演じ分けられない…
などなど出るは出るは…質問、お悩みの数々
ん~実に面白い。10年前じゃ答えられなかったろうなあ…。
この10年間色々あったな~…。
僕もまだまだ勉強中とは言え、この辺の極意は自然と身に付いている。
どれが正しいとかではないけど、僕の経験が少しでもみなさんの勇気になるならこれほど嬉しいことはない…。
次回以降はテーマを絞ってのワークショップとなる。楽しみ。
さて、ワークショップ終了後は、プーク人形劇場のバックステージツアー。
人形劇場さんの粋な計らいにより大サービス。プーク人形劇場は秘密がいっぱい!
バックステージツアーにはもってこい!楽しい!
迫(せり)、螺旋階段、劇場独特の空間が各所にあり、まさに夢のお城。
みなさん劇場のファンになってくれたことでしょう。
こんな企画は度々開催したい。
おっとお!3日間のことをこんなにじっくり書いてしまった。まだ2ヶ月分あるのに…。
かっとばします。
●7/10(月)~14(木)
ワークショップの実演で様々な種類の人形を大量に登場させたため倉庫整理でバタバタ。
春日部公演に向けての「よだかの★星/セロ弾きのゴーシュ」の稽古。
念願叶って高島野十郎展に行けた。忙しかった自分が悔しい。ひとつひとつの絵が素晴らしすぎて相当無理をしないと次の絵に進めない。理由もなく涙が出てくる。その絵の佇まい。絵というよりは高島野十郎さんという「人間味」がそこにある感じ。すべての物を愛しみ神と崇め命を感じたその信念ある真面目な純粋さがひしひしと伝わり、込みあげずにはいられなかった。
●7/14(金)~16(日)
14(金)
昼間は事務所での雑務に追われ、夕方から事務所の人形やら荷物やらを搬出。その後自宅に移動し、更に大量の人形を搬出。そしてTBSに移動。
とにかく暑かった。この暑さに荷捌きはこたえる…。滝のような汗が…。
夕方のワイドショーが終るのを楽屋で待つ。報道関係は全て同じスタジオなので。
そして飾り付け、これが大変でした。
NHKのときも大変でしたが、限られ時間の中で限られた物を用いての飾り付け。
人形劇の人形は飾るために造られていない(自立しないものがほとんど)ので悪戦苦闘します。
しかし現場の方々の素晴らしいサポートにより本当にファンタジックで素敵な飾り付けが出来ました!スタジオからのオンエア時間が約3分だったのが惜しい…。
展示のレイアウトも飾り方も全てその場で考えたわりには魅力的なセッティングになった。皆さんのお蔭です。
僕はメイクしたかったけど、マネージャーさんもメイクさんも口を揃えて「メイクしなくていい!」と言うので、プレストパウダーで照かりだけを抑える。
代役キャスターさんでリハーサル。このときは台本通りでバッチリ!
しかし本番!次から次へと出る質問は台本にないことばかり。
しかし生番組の撮影はカメラバックのスタッフ陣の進行が素晴らしい!美しい!
あのなびきかた、指示のだしかた、僕は成すがまま。
共同作業って素晴らしい!人数が居るって凄い。
生放送独特の一体感にはいつも感動させられる。
15(土)、16(日)
この二日間はひたすら観劇。
影絵劇団かかし座「星の王子さま」
人形劇団えりっこ「がんばれクリーキー 他」
世田谷パブリックシアター「雪の女王」
北海道のプロ人形劇団“えりっこ”
プークご出身のご夫婦劇団。
札幌時代、このおふたりには本当にお世話になった。
大ファンの劇団。東京で観られて嬉しかった!
ふたりでつくりだすダイナミズムは圧巻!本当に楽しい人形劇!オススメです。
パブリックでの「雪の女王」、私の個人的感覚ですが、今のところ今年ナンバー1の作品です!
舞台の空間全てに意識がゆきとどいている。演劇という表現手段で成せる技、「美学」をひしひしと感じた。生演奏の効果音も舞台上の演技と共に呼吸している。これは基本的なことなのですが、なかなかこうはいきません。光のつかいかた、時間の経過、空間の捉え方、演技のリズム感、どれもこれも素晴らしかった。演出は世界的に高い評価を得ているテレーサ・ルドヴィコさん。流石。
大方斐紗子さんの客席を包み込むような演技にも刺激を受けました。
●8/17(月)~23(日)
晦日ロングラン7月公演プロモーション活動あれこれ。
その甲斐あって完売となりキャンセル待ちとなる。
春日部公演へ向け、「セロ弾きのゴーシュ」稽古。
会場下見やら打ち合わせやら。
毛皮のマリーの人形の修理。肩台、胴串(どぐし)、腕、手を総交換。動きが良くなった~!
22(土)
「よだかの★星/セロ弾きのゴーシュ」
お昼から会場入り。仕込み。横長な会場をあれこれ工夫して空間づくり。
ん~。稽古の甲斐もあって、ゴーシュがまた変化出来た。
ゴーシュでお客様があんなにすすり泣いてくれたのは初めてかも。
芝居の構成は何ひとつ変わってないのに、演技の間や呼吸のとりかたで芝居全体の質がこんなにも変わるものかとまた実感。
●7/24(月)~31(月)
「毛皮のマリー」稽古。
「お花のハナック」稽古。
ジムのトレーニングにも久しぶりに行く。
札幌公演の荷物発送作業。全て宅急便。ウ~、多い。
晦日ロングラン7月公演のための搬出・搬入作業。都内では赤帽さんにお世話になってます。
24(月)
人形劇団プークの松岡成剛さんが急逝しました。
享年35歳。死因は心室細動。
「エルマーと16ぴきのりゅう」の公演を終え、劇団での荷降ろしをしているときにトラックの中で倒れたそうです。
あまりに早すぎる死。しばらくは認められなかった。
都内での若手男性人形劇人の仲間は非常に少なく、もう会えないなんて信じられない。
そんな身体で人形劇という職業を選んだなんて…知らなかった。
自分の身体がこうして人形劇ができる身体であることにもっともっと感謝しなくては。
お通夜に足を運ばせてらった。祭壇を彼が演じた人形たちが囲む。プークの作品の歌が流れる中それぞれが献花するスタイルだった。いいお通夜だった…という言い方をして良いのだろうか…。悲しいとはこういうことを言うのだろう。新婚さんだった彼、彼にはまだ演じたかった役がたくさんあるだろうと思うと可哀想で仕方なかった。けれど彼の大好きな人形劇団の本拠地で、仲間に囲まれて天国へ行けたのは幸せだったのかもしれない。そして、生きているあいだに人と愛し合い結婚するという幸せな時間を過ごせたこと。命日の日、舞台で無事に演じきったこと。ひとりではなかったね松岡さん。
松岡さんの演じた“ボリス”はいつまでも子どもたち、そして我々の胸の中で飛びつづけています。
ありがとう松岡さん。
ご冥福をお祈りします。
28(金)
札幌へ移動。お昼の飛行機に乗り新千歳空港へ。
1年振りの故郷。
翌日に上演をする人形劇場こぐま座は、僕が育った、僕を育ててくれた劇場。
プロとして活動を始めて5年。この劇場の舞台に立てるのはまだまだ先と思っていた。
聖地であり、教会のような神聖な場所。本当に緊張した。
こぐま座は、公立の人形劇場としては最も歴史がある。
この劇場をお手本に、全国の公立人形劇場が出来たのだ。
これほど人形劇上演が充実している劇場も珍しい。
プロ作品、アマ作品、伝統的な作品、フェスティバル、ワークショップ…。
とにかく充実している。そしてその“アマチュア劇団”さんのレベルが高い!
札幌の充実した人形劇文化はこのアマチュア劇団さんに支えられているのだ。
僕はこのこぐま座とその兄弟劇場であるやまびこ座に育てられた。
家にいるときよりもこぐま座かやまびこ座に居ることのほうが多かった。
ここで数え切れない程の観劇をして、自分自身もたくさんの人形劇をつくり、本格的なスタッフに助けて頂きながら何度も上演をした。あらゆる劇団との合同公演、客演、ジョイント公演、思い出すだけで頭がパンクするほど色々な活動をさせてもらっていた。
昨年やまびこ座の舞台に立たせてもらったがそちらは手打ち公演。
今回はこぐま座の30周年記念特別公演としてお呼び頂いた。
私の他にも北海道出身のプロ人形劇人が日替わり特集上演されていた。
沢さん、クラルテの高平さん、えりっこさん…皆さん魅力的な方々…。
このこぐま座が30年も存在し続けてくれていたなんて、それを支えた方々と市民の皆様に感謝。
29(土)
さて私はダンボール人形劇場「お花のハナックの物語」
リニューアル直後でまだデキタテ。
舞台いっぱい、ダンボール人形達でうめつくされました。ファンタジック!
人形のジョウくんもなんだか嬉そうでした。
私の人形劇界デビューの劇場(当時12歳)。そして札幌時代最後の公演の場となった劇場。
それだけに、普段以上に力んでしまったように思います。そんな自分に「まだまだだな~」と感じました。
けれど会場入りきらない程のお客様の数。
満席の会場は幸せなムードで包まれ、こぐま座も人形達も幸せそうでした。
ご来場頂いた皆様、本当にありがとうございました。
5歳位の男の子を連れたお母さん、「この子今日が劇場デビューなんです。こんなに楽しい作品で良かった…」と。
光栄です。
それぞれがあらゆる状況を抱え、人生の大切な時間を割いて劇場に足を運んでくれます。
作品を提供する我々の責任は重大です。頑張らねば。
そして東京で私のニュース23出演を見て、北海道旅行の中に急遽、私のこぐま座公演の観劇を予定に加えてくださったご家族も、わざわざごあいさつに来てくださいました。嬉しい。
劇場の空間、時間、そして人形劇、全てがキラキラとした家族の思い出となってくれていたら嬉しいです。
札幌ではもっともっと長く過ごしたい。
東京公演のためとんぼ返り。
上演のあと片付けを済ませ、その日のうちに帰京。
たくさんの再会も嬉しかった。
30(日)
毛皮のマリーの稽古。
道具類は劇場に搬入済み。
もう何度も同じ劇場で上演しているので、私が居なくても舞台監督さんを始めとするスタッフ陣のみでの仕込みが可能。こんなありがたいことがあって良いのだろうか。
私はしっかり体のメンテナンスと稽古をさせてもらい翌日に備えた。
31(月)
晦日ロングラン2006・7月公演「毛皮のマリー」
当初予定していた「サロメ」は納得のゆく芸術的作品にしてから舞台に上げようと、苦渋の決断で上演を延期。「毛皮のマリー」に差し替え公演。
にも拘らず、なんと完売しました。
今年のこの晦日ロングラン、4月から上演を続けていますが“ほぼ”満席という状態が続いていた。
それでも3人の前でも演じたことが何回もある私にとっては信じられないくらいの動員状況で、快挙でした。
しかし今回、出ました今年初の大入り袋!
補助席もでる程でした。本当にありがたい。
お客様に還元しようと、来場者にワインを振る舞うことにしました。
僕のお気に入り、モンダヴィの赤。飲んで頂く紙コップもこだわり探した探した…。雑貨屋さんやら紙容器の問屋さんやら…。ん~理想の紙コップがない…。
試飲のように見えるのも賛成できませんでしたし、小さいカップは検尿を思い出させます(笑)。失礼…(笑)。
結局、アスクルで理想的な紙コップを発見!
ゾウの切り絵風の絵柄が付いた2種類の紙コップを発注。本番直前にギリギリで仕入れることが出来た。
楽しく飲んで頂けただろうか。
開演前も後も、大人向け公演の際に私はロビーに出ることが認められていない。お客さんの様子が見られないのが残念。
これからもっともっとやりたい。
お酒と人形劇の同居。
さて上演。
今回もまた多くの発見と感動に満ちた公演となった。
約2時間、いっときも気が抜けない「毛皮のマリー」
真剣勝負とはこのこと。
あの緊張感を不快感なく維持し続けるというのは至難の業。
毎回生きて死んでいる気がする。
上演を終える度、生まれ変わった感覚と寿命が縮まった感覚が奇妙に同居している。
現実の世界に自分がいて上演後の荷物をまとめている自分が不思議に思えたりする。
劇。毎回生きて、毎回死ぬ場所。
コメント[1]
TB[]
2006
07,05
21:07
ダンボール人形劇場・再演初日!
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パンパカパ~ン!
ブログリニューアルでございます!
今後はカレンダー付き。
各日記にタイトルを付け、整理してお届け出来るので見やすくなると思います。
とは言え、機械はまったく苦手な僕、更新に慣れるまで…要領を掴むまで…見づらいことも多々あるかもしれませんがお許しを!
リニューアルしてのブログ、最初の話題は先日開催された“池袋いけいけ人形劇まつり”の報告です。
●僕の東京デビュー作品
ダンボール人形劇場「お花のハナックの物語」
が、“池袋いけいけ人形劇まつり”でいよいよ再演の日を迎えた!
●7/1(土)搬入・仕込み・リハーサル
●7/2(日)本番当日!
初演は2002年の夏、同じくこの“池袋いけいけ人形劇まつり”でだった。
上京してすぐの当時、お金がないことをきっかけに、ダンボールだけで沢山の人形をつくりお芝居しよう!と挑んだ本作。それが予想以上にファンタジックな作品となり、「また観たい!」「上演に来てもらいたい!」という多くの声を頂いた。
が、しかし…当時は置き場所も無く、本作の上演を続けるのは難しかった。全ての人形を天国に送り出したのでした。
それから4年…。
いまだに頂く“ダンボール人形劇場”をまた観たい!という声。
そこで!
今年、思い切って再演することにしたのです。
もちろん人形は全て新たに制作!
先月、制作人員2名を動員し、各地の巡回上演と「サロメ」の稽古と本番の間を縫う様に、来る日も来る日も制作しました(その様子は過去の日記て…)。
お陰様で、なんとか無事に全ての人形が完成し、幕を開けました!
例年、“池袋いけいけ人形劇まつり”の会場となっているコア・いけぶくろ(旧・豊島区民センター)はアスベスト工事のため使用できず、今年は池袋駅西口側にある勤労福祉会館がイベント会場となった。
僕の上演会場は地下2階の体育室。
普段僕の作品の体育館での上演はお断りしている(音が響き過ぎて効果的でないのと、ひとりで演じ続ける上、生声にこだわっているので)のだが、天井は高い方がイイ!
下見に行った際、さほど音の響き方は気にならなかったのでこの会場を上演の場に選んだ。
大正解だった!
初演のとき、ゾウの人形は固定式で鼻だけが動くようになっていたが今回は可動式、会場の広さを活かしたダイナミックな演技が出来た。
キリンやトリも天井の高さを活かした迫力ある演技に。
そしてこんなに広い会場なのにも拘わらず、ありがたいことに入りきらない程のお客様。嬉しいです。どんどん詰めて頂いたので、前列の子ど達、近過ぎてごめんね!
熱気ムンムン!の中での約1時間。
無事終演しました。
必死に握手を求め、生き生きと真剣に感想を伝えてくれる子ども達の様子に、未来の輝きを期待せずにはいられません。
彼らの感性や感覚を、我々大人が必死になって守り引き出さなくてはいかんな…とつくづく感じました。
早速感想をお寄せ頂いた皆様ありがとうございまいた!
全部しっかり読ませて頂きました!
ハプニング続出だったけど、なんとか初日を迎えられたー!
これから更なる稽古で改善を加え、人形の仕込み直しをして、いよいよ全国巡回スタートです。
このダンボール人形劇場を全国の人達に観て頂けるなんて…!
本当に幸せ!
何億円もかけて出来上がったテーマパークやお城もいいけれど、本当のファンタジーはこれなんです。
ダンボールはどこにでもあるでしょ。家にだって。道端にだって…。
想像をのせるだけですべてのものにファンタジーが生まれる。
本当に贅沢なこととは想像を創造し楽しめることだと思う。
そこからコミュニケーションが生まれ、会話が生まれ、愛が生まれるのだから。
そしてこのハナックのストーリーが大好きで!この物語を全国の人々にお届け出来ることはこの上ない喜びです。
これからこの作品は、北海道、長野、愛知、岐阜、静岡、千葉、京都ど…
各地を巡回公演します。
皆さんにお会いできるのを楽しみにしています!
そんなこんなで“ダンボール人形劇場”再演初日報告でした!
●
上演の翌日7/3(月)
*疲れがまったく抜けぬまま搬出作業。
デリケートなクラフト作品ばかりのため僕が同行しないわけにはいかない。梱包の工夫もまだされていないのだ。
今月は彼ら(ダンボール人形達)の梱包に頭を悩ますことになりそうだ。
全国巡回は主として宅配便を用いるからだ。
いつもの如く天気に恵まれた。
事務所に人形達を収納直後に大雨!
あと30分作業が遅ければ大変だった!
*いいだ人形劇フェスタのミッドナイトシアター「たいらじょう人形劇大全集2」の構成と稽古も開始!
*朝日新聞折込冊子“定年時代”に「毛皮のマリー」の公演記事が掲載される。早速の反響が続いており嬉しい。
●7/4(火)
*プロモーション用スチール撮影。
この日も心配された雨降りもなく、予定通り野外撮影。
撮った撮った…。そのうちあちこちで使われることでしょう。
*新しいブログの準備。
*今週末開催のワークショップの打ち合わせ。
こちらも面白くなりそお!
●7/5(水)
*倉庫整理
人形また増えた~。
*某新聞社さんの撮影付きの取材を受ける。掲載幅が大きいため、インタビューは長めになった。掲載が近くなりましたら皆さんにもお知らせするつもりでいます。お楽しみに!
*そしてこのブログ書き。
*これから飯田フェス用の準備。
今後テレビ出演と上演がつづくため、8月初旬のイベントの仕込みを今のうちにしなくてはいけません。
*事務所では8月と9月の公演案内ダイレクトメールの準備中!
今週末から来週にかけてDM会員の皆様に発送です。お楽しみに!
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