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  <title>人形劇俳優“平常（たいら じょう）”のブログ</title>
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  <description>日々の公演レポート、稽古・制作レポート、プライベートのあれこれまで…。
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  <lastBuildDate>Tue, 31 Mar 2009 07:48:17 GMT</lastBuildDate>
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  <copyright>© Ninja Tools Inc.</copyright>
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    <item>
    <title>約2年振りの更新！！</title>
    <description>
    <![CDATA[こちらのブログページ、約2年間に渡りほったらかし状態でした…。<br />
こちらのサーバー(忍者ブログさん)での更新は約半年のみでしたね。<br />
ごめんなさい。<br />
<br />
2006年末～2009年3月までの近況報告は、日々「BBS掲示板」にてカキコんできました。<br />
日々様々な気持ちを綴ってきました。是非、そちらをご覧ください。<br />
<br />
そしてこの度！2009年4月より、<br />
<span style="font-size:220%">ブログをリニューアルいたします！</span><br />
<br />
2004年の誕生日より綴ってきましたブログ、バージョンアップします！<br />
(2004年～2006年の6月まで書き続けた最初のブログサーバー“ヤプース！”は会社の都合で全ページが削除されてしまいました…泣泣泣…。どなたかプリントアウトなどしている方がいらっしゃいましたら是非、ジョウズグループまでご一報を！)<br />
<br />
新しいブログのアドレスはこちら↓<br />
http://ameblo.jp/jotaira/<br />
ページは既にございますが、更新は今しばらくお待ちください。<br />
<br />
ひき続き、公式ホームページもお楽しみください。URLはこちら↓<br />
http://tairajo.com<br />
<br />
<br />
これまでにないマメマメな更新を目標に頑張ります。<br />
お楽しみに～！<br />
]]>
    </description>
    <category>未選択</category>
    <link>https://tairajo.blog.shinobi.jp/%E6%9C%AA%E9%81%B8%E6%8A%9E/%E7%B4%842%E5%B9%B4%E6%8C%AF%E3%82%8A%E3%81%AE%E6%9B%B4%E6%96%B0%EF%BC%81%EF%BC%81</link>
    <pubDate>Tue, 31 Mar 2009 07:48:17 GMT</pubDate>
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    <item>
    <title>師走の真ん中「１２／１５(金)～２０(水)の日々」</title>
    <description>
    <![CDATA[<span style="font-size:220%">今年も残すところあと２週間ですね。<br />
もうすぐ、<br />
「てるてるジョウくん」がデビューします。</span><br />
<br />
<strong><span style="font-size:150%">●１５(金)</span></strong><br />
丸一日かけて「０、１、２才のための人形劇場」の構成を決める。<br />
悩んだ甲斐あって良い構成が出来上がった！<br />
可愛らしい動物のギニョール(片手遣い人形)を用いた作品を…と思っていたが、私にしか出来ない舞台をつくりたい。０、１、２才にこそ、芸術的でダイナミックな舞台を提供したい。<br />
悩んだこと悩んだこと…。<br />
とは言え、流石にこれ以上内容の決定を待ってもらうわけにはいかなかった。<br />
事務所スタッフにも朝から相談を持ちかけ、素朴で親しみやすく、同時に芸術的で、プロの演技を丁寧に表現できる内容、感動体験がいつまでも持続して頂けるもの。豊かな心を共に育てあえる作品として存在出来るもの。考えに考え、納得のゆく構成を導き出すことが出来た。<br />
 “てるてるジョウくん”を主人公にテーマを３つに分けて演じることにした。<br />
「春夏秋冬」<br />
「天気予報」<br />
「地球冒険」<br />
あらゆる情景を、素朴にそして楽しく表現したい。<br />
自然や人の心の豊かさ、人や生き物のぬくもりを伝えられる作品にしたい。<br />
<br />
“てるてるジョウくん”は今週２１(木)のクリスマスコンサートでデビュー。そして上記の３テーマの作品は来年の２月、埼玉で初演の予定。<br />
<br />
０、１、２才に限らず、３才以上の子ども達にも是非観て頂きたい作品だ…ということで、来夏からは「マウスプロポーズ！」のリニューアル版との同時上演作品としても、広い年齢層を対象にして上演を開始することにした。<br />
<br />
<strong><span style="font-size:150%">●１６(土)</span></strong><br />
体力的にかなり参っていたが翌日のワークショップの準備。<br />
年越し公演の構成を考える。<br />
夜、森下にある不思議な劇場「ベニサン・ピット」にて麻美れいさん主演の「黒蜥蜴」を観劇。<br />
新たな感動を沢山頂いてしまった。音楽を最小限に抑えて音は全て生音(役者さんが弾くヴァイオリンと遠くから聴こえるピアノのみ…このピアノもおそらく生音)だったのもよかった。そしてやっぱり三島由紀夫さんってただ者じゃない。めまぐるしいほどに続く珠玉の台詞の数々に驚きと感動。黒蜥蜴と明智小五郎の複雑な感情のやりとりをはじめ、もう見事としか言いようがありません。華麗で芸術的。ゾクゾクします。幸せで充実した時間を過ごしてしまった。会場は補助席が出るほどの満員状態。流石。<br />
<br />
<strong><span style="font-size:150%">●１７(日)</span></strong><br />
こどがく主催「学生のための人形劇ワークショップ　Ｖｏｌ．２」<br />
講師としてお呼び頂いた。<br />
幡ヶ谷の某スタジオにて、実技の参加者が約２０名、見学約１０名。とっても丁度良い人数。<br />
Ｖｏｌ．１は「入門・総合編」だったので長時間に色々浅く広くやった。<br />
今回な「身体訓練編」<br />
人形操演における体の捌き方、身のこなし、所作の会得を目的に様々な訓練をした。<br />
時間はあっという間に過ぎた。質問コーナー(お悩み相談)ではホワイトボードいっぱいに質問(お悩み)が集まった。ひとつひとつにお答えした。これがまた非常に面白かった。この日の詳しい様子は「こどがく」さんがこれから写真付きで色々とレポートすることでしょう。<br />
次回は２月頃、「発声・台詞編」を予定している。<br />
<br />
<strong><span style="font-size:150%">●１８(月)</span></strong><br />
忙しない一日。<br />
午前中、美容室へ。約２ヶ月振りのカット。いつもお世話になっている美容師の大沼さんが独立してお店をオープン。学芸大学駅の近くに「Ｓｈｅｅｐ」をオープン。素敵なお店でした。<br />
白を基調に一部の壁にピンク色。このピンク色が素敵！よくこんな素敵なピンク色を作り出したな…って感じ。だって一歩間違えれば林家パー子色(パー子さんを否定しているわけでわないですよ)、そんな科学的印象になってしまいがちな激しいピンクですが、爽やかで心地よい色なのです。他との調和がうまくいっているのでしょうね。そして木の床がぬくもりいっぱい。地下に繋がる螺旋階段もお洒落。地下ベランダ(日差しも入る構造)のピンクの壁の手前に生える芝生の緑が際立って美しい。あそこにブランコがあったら間違えなく素敵。リクエストしておいた(笑)。随所にこだわりを感じる空間。そこに居るだけで幸せな気持ちになりました。<br />
<br />
午後、プーク人形劇場へ。<br />
新聞社数社の取材。<br />
なにせ今回の年越し公演、プーク人形劇場３５年の歴史始まって以来の企画なのだ。<br />
夜中に公演することさえも初めてらしい。これは凄いことなのです。そして凄い挑戦。<br />
そんな年越し公演のことを、プークの劇場やプークの歴史のことも含めて取材して頂きたく、インタビューの場所を劇場にしてもらった。支配人にもインタビューに答えて頂く。入れ替わりで次の記者さん。２件目になると話す内容も整理されテンポが良くなる(笑)。トータルでは結構長い時間だった。この週末から来週明けにかけて、新聞の各紙面でお目見えするだろう。またこのブログでお知らせします。<br />
<br />
夕方、事務所へ。<br />
その年越し公演「たいらじょうの人形劇大全集」の演目順(構成)を考えた。<br />
この構成を早いとこ決めないと、舞台図面を書くことも出来ないし、舞監や照明さんと言ったテクニカルスタッフとのミーティングが出来ない。<br />
<br />
エントリー予定の作品タイトルを一つずつカードに書き込む。<br />
延べ２０作品以上。<br />
それを並べ(凄い量…)、イメージを広げ次々と並べ替えてみる。<br />
どんな順番だと観る側の気持ちが盛り上がるか…考えては並べ替え、並べ替えては考える…。<br />
ウ～～～と唸りながら混乱する頭を冷静に保ちながらひたすら考えた。<br />
<br />
そしてそして、<br />
<br />
<span style="font-size:220%">大、大、大決定！！！！！</span><br />
この日には決まらない覚悟でいたが納得の演目順が出来た。<br />
問題はこれが３～４時間の上演時間に収まるか。<br />
いくらダイジェスト版とは言え人形が出ればいいってものではない。<br />
その作品の世界観やテーマは全てでなくとも伝えたい。<br />
さてどこをどう抜粋して演じるか。どう構成するか。悩むところ。残り２週間。<br />
<br />
そして夜遅く、またまた美容室へ。<br />
最近カットは大沼さん、カラーは小濱さんにお願いしている。<br />
小濱さんは世界一周の旅から戻り新しいお店でお仕事中。<br />
今朝は下馬にある「Ｓｈｅｅｐ」そして夜は原宿にある「ＧＡＲＤＥＮ」へ。<br />
ここマンモス美容室なのです。スタッフ６０名でお客様は一日２００名超えることは普通ですって凄い…。壁際にズラーーーーーッと並ぶシャンプー台が近未来的。<br />
閉店後の店内で、真っ黒になってしまった髪の毛をカラーリングして頂く。<br />
こうして信頼出来る美容師さんが居るって幸せ。皆にも好評な良い色に染まった。私の肌の色にも良く合っている。<br />
<br />
<strong><span style="font-size:150%">●１９(火)</span></strong><br />
あい・ぽーと(港区南青山)にてクリスマス・コンサートの最終リハーサル。<br />
朝９：３０に事務所から荷物を搬出。<br />
私が普段使用している舞台キット(大黒、袖、照明…ｅｔｃ)をこのコンサートでも使うことに。<br />
搬入を済ませ仕込み開始。<br />
影絵が入るため、その舞台レイアウトをあれこれと工夫。<br />
ピアノやツリーとのバランスを考えに考え調整。<br />
今回は完売御礼。この会場に入りきるのか…という予約状況。ありがたい悲鳴だが、客席づくりを工夫、工夫…。一席でも多く、そして全員が観やすいようにとあるものを最大限に活用して工夫、工夫…。お蔭様でワクワクする空間が出来上がった。<br />
季節の妖精の玉を操ってもらう４人のあい・ぽーとスタッフさん(中には画家も１名)、先週のリハの後はすっかり筋肉痛になったそうです。そうなのです。人形劇は体育会系なのですよ(笑)。<br />
生演奏のピアノが素晴らしい。自分の作詞・作曲した曲にこれほどゴージャスなアレンジが入ると感無量です。私も良い演技をしたい。この日初めて会う方(出演者)とも意識を共に高め、結束を深めました。<br />
<br />
良い表現を生み、そして届け伝えるためにはそれを行う人全員の意識が高いところになくてはいけません。ヘタクソでも不器用でも愛情を捧げること。愛情のないものは舞台に上げられません。<br />
共同作業の過程においては言いたくないことを言わなければいけない状況もあります。それが愛情なのです。<br />
<br />
我慢すべき我慢。我慢せぬべき我慢。その判断と見極めは人数が多くなればなるほどややこしくなり難しくなります。けれどそれは実はシンプルなことで、互いへの尊敬と愛情の気持ちがあればその解決は実に早いものです。ただ勇気が必要です。<br />
<br />
この現場は今、私にとってその勇気を示せる場所です。<br />
そういう現場に出会えることはとても幸せなことです。<br />
<br />
<strong><span style="font-size:150%">●２０(水)</span></strong><br />
昼間に事務所に居るのが数日振り。<br />
年末のこと、来年のこと、諸々の滞っていたスケジュール調整を済ませる。<br />
次年度の上演依頼を再整理して、その他のスケジュール、仕込み期間などをどう取るかを改めて決める。今後の活動の方向性についても事務所で改めて話し合った。凄く良い話が出来た。<br />
<br />
人形作家の川口さんに「サロメ」の人形を引き渡し。<br />
年越し公演までに何箇所かの改良を施しておいて頂くことに。<br />
腕が「マリー」や最近の「人形のジョウくん」と同じ骨組みむき出しタイプなので生々しさに欠けていた。ヴェールの中で踊ることが重要な演技となっている彼女(サロメ)は、ヴェールの中で微かに見えるその体(腕)のラインや動きがもっと明確に見えるべきなのでは…ということになった。<br />
<br />
見えないことの美しさもあるが、見えるべき美しさもあるのだ。<br />
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    <link>https://tairajo.blog.shinobi.jp/%E6%9C%AA%E9%81%B8%E6%8A%9E/%E5%B8%AB%E8%B5%B0%E3%81%AE%E7%9C%9F%E3%82%93%E4%B8%AD%E3%80%8C%EF%BC%91%EF%BC%92%EF%BC%8F%EF%BC%91%EF%BC%95-%E9%87%91-%EF%BD%9E%EF%BC%92%EF%BC%90-%E6%B0%B4-%E3%81%AE%E6%97%A5%E3%80%85%E3%80%8D</link>
    <pubDate>Wed, 20 Dec 2006 11:32:42 GMT</pubDate>
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    <item>
    <title>てるてるジョウくん完成！そして「１２／９(土)～１４(木)」の日々。</title>
    <description>
    <![CDATA[<span style="font-size:220%">さて、４ヵ月分日記にひきつづき、<br />
今日から大晦日までは<br />
毎日更新しまっせ～(目標)！</span><br />
<br />
この週明けから大晦日にかけては毎日更新と目論んでいたがあっという間に木曜日。<br />
写真のアップの仕方も早く覚えます。<br />
良い写真がたくさん溜まっているのです。<br />
<br />
<strong><span style="font-size:150%">●１２／９(土)</span></strong><br />
この日、事務所(ジョウズグループではなくヴォイスファクトリーの)主催コンサートがあった。<br />
私は来年のスケジュール資料の作成と、作曲作業があったが、事務所が朝から慌ただしく、その準備のお手伝いをした。皆が現場へ向かってからも予定外の仕事が私に増え、あっというまにコンサートへ向かう時間に。<br />
時間が来て私は車で会場に向かう。その車の中で「てるてるジョウくんの四季の歌」作曲作業。<br />
冬のパートのみ曲の構成がガラリと変わる。その部分の譜起こしがこの日の夜に予定されていたので大慌て。なんとかカタチになってきた。<br />
コンサートにはギリギリ間に合った。<br />
「世界に誇る韓国のオペラ歌手達」特別演奏会<br />
関係者のみに公開のコンサート。目黒の庭園美術館にてとても良い雰囲気で開催された。<br />
もう圧巻、驚き。特に感動したのはソプラノの「パク・チョンウォン」さん。あの全身から漲る表現力は見ていて気持ちが良い。歌のやわらかさ、そしてダイナミックさ。本当に幸せな響きでした。<br />
レセプションパーティーは失礼させて頂いて、目黒のカフェにてこそこそと録音テープ片手に作曲作業。フレーズが出来上がったら歌を直接吹き込むという何ともお恥ずかしい作曲作業。<br />
なんとか時間ギリギリで曲が出来上がった。<br />
譜起こし作業に鵜の木にあるＳ木さん宅を目指す。お蔭様で雨もやみ、快適。<br />
Ｓ木さん宅のピアノスタジオにて譜起こし作業。<br />
自分が体から湧き出る感覚だけで作曲した曲がどんどんドラマティックな伴奏付きで完成してゆく。こんなにカッコ良い曲になるとは…。Ｓ木さんとの共同作業は本当に楽しい。抽象的に私が伝えるニュアンスも驚くほど感じ取って頂けるので大助かり。終電ギリギリまで曲を微調整。納得のいく曲が出来た。<br />
<br />
<strong><span style="font-size:150%">●１２／１０(日)</span></strong><br />
本当はこの日が「てるてるジョウくん」の受け取り日だったが私の体力が限界に。１０月の「天守物語」の鬼のような稽古と本番、そして１１月から先週まで、週末は全て公演があり、平日も非常に公演が多かった。とってもやり甲斐があったがここで私の体もダウン。<br />
人形作家さんには申し訳なかったが人形受け取りは翌日に延ばし、この日は１日体のメンテナンスに時間を当てた。<br />
<br />
<strong><span style="font-size:150%">●１２／１１(月)</span></strong><br />
元気１００倍！ふっか～つ！<br />
昨日サボった事務仕事を午前中に片付ける。<br />
次年度の主催事業の日程が全て決まったので、日程押さえの決定をお待たせしていた各地の依頼公演主催者に次々とご連絡。来年から再来年明けの流れが見えてきた。<br />
<br />
「てるてるジョウくん」受け取り。出産した新しい我が子に初対面する感覚(って、経験はないけどそんな感じなのです)。ん～カワイイ。構造に関する微調整と打ち合わせを済まし、事務所に持ち帰りメイキャップ作業。その前に事務所の片付け。先月の旅公演の諸々の荷物がまだ片付いていなかった。これを処理せねば安心して次なる仕事に取り掛かれない。<br />
大まかに片付けを済ませ、「てるてるジョウくん」のメイク作業。翌日のリハーサルには出来るだけ本番に近い状態を皆さんに見せたかったので。たった１体の人形だが、観客との交わりが深い人形なだけにメイクには悩んだこと悩んだこと。メイク作業を始めた頃、テレビでは映画の「ＮＡＮＡ」が放送されていた。まったく見るつもりもなく、むしろこちらの作業が架橋に入ったらテレビは消そう…くらいに思っていた。しかしこの映画バカに出来ない…なんだかつい見入ってしもた。普通に感動していた私。いかんいかん、作業が…。しかしＮＡＮＡパワーか？この後の作業は早かった。<br />
「てるてるジョウくん」完成！！！！！<br />
<br />
<strong><span style="font-size:150%">●１２／１２(火)</span></strong><br />
あい・ぽーと(港区)「クリスマスコンサート」のリハーサル。<br />
歌も人形も皆さんに初公開。お蔭様で大好評。良かった～。<br />
皆さんでコミュニケーションし思いを高め、リハーサル。<br />
考えてみれば人形劇のアンサンブルをやるのは２００３年の夏の池袋でのアンサンブル「カラフル学校のてんこう生」以来。<br />
アンサンブルは面白い！！<br />
ひとりであることにも魅力を感じてはいるが、普段こうして来る日も来る日もひとりで演じている私にとっては、夢のような舞台構成。楽しい！<br />
まずは舞台で一緒に演じる皆さんにミニ講習会。<br />
あひる歩き、すり足、体の捌き方、姿勢の取り方など、操演における基礎的な心得を実践しながら覚えて頂く。画家のＧｅｎさん、流石芸術家！覚えが早く美しい。<br />
さてリハーサル、基本振り付けをいくつか覚えて頂き、その動きにイメージや気持ちをのせて頂きどんどんとつくりあげていく。息切れしている皆さんがお気の毒だが愛おしい(笑)。<br />
気が付けば休憩なしで数時間でした。ごめんなさい。<br />
このクリスマスコンサート、大人気らしく、キャンセル待ちさえももうお断りしている状態なのだとか…。追加公演が是非やりたい。１ステージはもったいなすぎる。長編作品ではないので２ステ出来ないこともない。実現するといいなあ～。<br />
<br />
稽古場から大急ぎで六本木へ、昨年の２月、１ヶ月間の個展をさせてもらったギャラリーへ年末のごあいさつに。私が心から尊敬する女性、塚原館長。おおらかで、優しくて、厳しくて、穏やかで…。こんなに素敵な方が他に居るでしょうか…と思うほど素敵な方。かなり忙しい私のマネージャーさんも、塚原館長に会うことは特別なこと。学芸員のエリカさんとも会ってお話することが出来嬉しかった。東京には私にとって原点となっている場所がいくつかある。このストライプハウスギャラリーでの１ヶ月間はありえないほど衝撃的で充実した１ヶ月間だった。そして人形劇人としての私を深いところへ導き形成させてくれた重要な時間だった。そして重要な場所だった。<br />
このギャラリーで日頃の活動報告や御礼を言えることはこの上なく幸せ。<br />
お互いに時間がなく、短い時間でしたが充実した密度の濃い「とき」を過ごした。<br />
<br />
<strong><span style="font-size:150%">●１２／１３(水)</span></strong><br />
「てるてるジョウくん」加工作業。まっしろな体を汚れにくくするために静電気防止加工を施す。<br />
事務仕事諸々。新作のご案内原稿も作成。「０、１、２才のための人形劇場」も具体的な構成を決める時期。色々と悩む。作品タイトルにも随分悩んだ。夜はプーク人形劇場へ。正式に、次年度の会場を予約。詳しいことはこれから…。<br />
<br />
<strong><span style="font-size:150%">●１２／１４(木)</span></strong><br />
午前中、しばらく行けずにいた銀行と郵便局へ行き用事を済ます。新宿の日本ウニマへお届け物。事務所へ戻りこの日記を書く。写真の更新をスタッフに教えてもらう。<br />
<br />
先日、出世払い(？)で購入した「押し花作品」が届いた！！<br />
押し花作家「石井房江」さんの作品。やはり素晴らしい！一目惚れしただけある。事務所によく似合う！スタッフの「うけ」が悪かったら自宅に飾るつもりだったが大好評！良かった…。事務所の玄関がとびきり素敵になった。このところ昼食がいつも午後４時頃。いかんいかん。<br />
完全に時間が乱れ、考えるべきときに思考回路が低下。夕方、「０、１、２才のための人形劇場」の台本をつくらなきゃいけないのに、思考をスタートする脳内スイッチも押せなくなってしまった。事務所で寝倒れてしまった。幸い、夜の打ち合わせは事務所スタッフとだったのでしばらく待ってもらい、休ませてもらった。２時間程眠らせてもらったあと、週末のワークショップの打ち合わせ。学生さんをメイン対象とした人形劇講座の第２回に向けての打ち合わせ。具体的な内容を最終的な申込者数と照らし合わせながらのミーティング。第１回は総合編だった。今回は「人形操演における所作、体の裁き方と動きにおける感情表現」という感じで、「身体訓練編」となっている。そして第３回は「発声・台詞編」を予定している。こうしてシリーズで出来るワークショップは深く出来るので嬉しい。<br />
もう夜中だ。ちゃんと眠らなくちゃ。<br />
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    <link>https://tairajo.blog.shinobi.jp/%E6%9C%AA%E9%81%B8%E6%8A%9E/%E3%81%A6%E3%82%8B%E3%81%A6%E3%82%8B%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%82%A6%E3%81%8F%E3%82%93%E5%AE%8C%E6%88%90%EF%BC%81%E3%81%9D%E3%81%97%E3%81%A6%E3%80%8C%EF%BC%91%EF%BC%92%EF%BC%8F%EF%BC%99-%E5%9C%9F-%EF%BD%9E%EF%BC%91%EF%BC%94-%E6%9C%A8-%E3%80%8D%E3%81%AE%E6%97%A5%E3%80%85%E3%80%82</link>
    <pubDate>Thu, 14 Dec 2006 17:30:03 GMT</pubDate>
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    <item>
    <title>２００６年「夏～秋」その３</title>
    <description>
    <![CDATA[<span style="font-size:220%">２００６年「夏～秋」その３です！</span><br />
<br />
<strong><span style="font-size:150%">●１２／１(金)～４(月)京都公演</span></strong><br />
遂に今回のこの日記も京都公演まで辿り着いた…。<br />
<br />
１(金)朝８：４０発の新幹線に乗り、目指すは京都。<br />
翌日の会場の下見を目当てに、早めに入ることになった。<br />
その会場が、午前中までしか下見が出来ないということで、非常に早い出発になった。<br />
会場は京都南部の宇治。京都市内周辺は高校生のときの修学旅行で訪れたが南部は初めて。<br />
京都駅到着後、すぐに宇治を目指す。主催者の方が迎えに来てくださる。下見と翌日の打ち合わせを済ませ、宿にお送り頂く。１６：００まで入れないとのこと。本番を控えているときにはとても観光という気分にはなれないものだがこの日は宿に入れないことを理由に、周辺のお茶屋さん巡りと平等院、宇治神神社に行かせて頂く。荷物だけを宿に預けまずはお茶屋さん巡り。老舗の「通園」さんで頂いた「満天」と言う名前のお抹茶が驚くほど美味しかった。流石、お値段もそれなりなだけあります。茶だんご、冷抹茶白玉…とお茶尽くし。どれもこれも本当に品の良いお味で美味しい。<br />
そして１０円玉の裏側でお馴染み、世界遺産の「平等院」へ。ここが素晴らしかった。一生忘れないと思う。そして何度も行きたい場所がまたひとつ増えた。<br />
鳳凰堂のあの凛とした美しさと鋭さ、不思議さ、入ってすぐに圧倒させられてしまった。こんなに間近で拝見できるなんて。建物のカタチや造り以上に、そこに潜む荘重な歴史の深さに圧倒されたたのかもしれない。そして鳳凰堂の内部に入らせてもらったことにも感動。何故か理由がわからないが涙が出てくる。圧倒されるのと同時になんだか慰められているようなそんな感覚を覚えた。<br />
今は平成大修理の真っ最中。博物館では修理直後の彫刻などを間近で見ることが出来る。これにも感動した。鳳凰堂内の「阿弥陀如来像」にはもちろん感動したが、その周りを取り囲む「雲中供養菩薩」には大変感動した。５２体、それぞれが、それぞれの雲に乗り、穏やかな表情でを楽器を弾いている像だ。約半分は鳳凰堂内から取り外され、博物館内で間近に拝見することが出来た。その佇まいが何とも言えない。これだけお喋り好きな自分がうまく説明できないほど、楽しげで優しくやわらかな雰囲気の素敵な菩薩様。極楽浄土と呼ばれていることに「なるほど」と思えた拝観だった。<br />
院内にてあるＶＴＲが流されていた。鳳凰堂は本来こんな色彩だった…と言うＮＨＫさん制作の番組と、平等院・平成大修理の模様をレポートしたもの。感激したのはその平成大修理の模様。まず阿弥陀如来像を外へ出すのに、阿弥陀様の魂を「水晶の数珠」に移す儀式が行われるのだ。そしてフワフワの白い生地でぐるぐるにされ外に運び出される。そしてその修復作業が凄い。新しいものを上から貼るのではなく、今の状態を出来るだけ維持させるための作業が中心。そして過去の修理で貼られた質の悪い金箔は剥がされ新たなものが貼られる…という作業。その現状維持の修復作業が気の遠くなるようなデリケートな作業。小筆や綿棒で煤を優しく丁寧にゆっくり落とし、注射器のようなもので特殊な液をそっと垂らす。そっと固める。きっと１日数センチの世界だろう。あのダヴィンチの「最後の晩餐」の修復も１日１センチ角だと昔見たＮＨＫさんのドキュメンタリーで言っていた。過去の偉大な名作に我々がこうして感動出来るのも、そんな人々の弛まぬ努力のお陰なのだと思うと本当にありがたい。<br />
この日の夜、旅館でのお夕食に頂いた「胡麻豆腐」が非常に美味しかった。感動した。ひとりで思わず「美味しい…」と呟いてしまった。<br />
<br />
２(土)本番当日。朝仕込みの午前本番。<br />
かなり慌ただしかった。会館の都合で色々とどうしてもしょうがなかった。申し訳なかったが開場を５分程押さしてもらい舞台仕込みがなんとか間に合った。この日は発声などのウォーミングアップも舞台仕込みをしながら行った。歯を磨きながらストレッチ。何もかもが同時進行。しかし本番が始まれば、非常に良い穏やかな状態で落ち着いて表現することが出来た。お客様のお陰。<br />
初の京都公演。京都のお客様はとても厳しい…と伺っていたが、とっても愛に溢れた良い雰囲気。「お花のハナックの物語」を今年たくさん上演してきただけあって、作品にも磨きがかかり、内容や言葉も整理され、演劇作品として完成度の高いものになってきたと思う。<br />
何よりもこの日はお客様に支えられた。そして「お花のハナックの物語」でお客様がこんなに涙を流してくださったことも初めて。<br />
子ども達は声を上げて喜び発言し、そして真剣に台詞を聴く。大人たちも目を輝かし楽しそうにしている。子どもの笑い声と大人の笑い声が同時に聴こえるその空間は何と幸福に満ちているのだろう。<br />
今年のハナックの上演をとても良いカタチで締め括ることが出来た。<br />
終演後の交流会も楽しかった。良い話がたくさん出来た。皆さんにまたすぐ会いたい。<br />
<br />
その後、人形劇団「京芸」さんのアトリエを見学。劇団内では「山」と呼ばれているらしい(笑)。<br />
間もなく設立から６０年を迎える老舗人形劇団。全国には大手のプロ人形劇団が５つある。人形劇団プーク(東京)、人形劇団ひとみ座(神奈川)、人形劇団クラルテ(大阪)、人形劇団むすび座(名古屋)、そして人形劇団京劇(京都)である。京芸さん以外の４劇団のアトリエには過去にお邪魔したことがあるが、京芸さんのアトリエにはまだ伺ったことがなかった。<br />
僕は「稽古場」という場所が本当に好きだ。言葉で説明できないエネルギーや情熱が詰まっている。また道具をつくる「工房」にも非常に興味がある。全てのものがそこでつくられ、そして各地へ旅に出る…そしてまたそこに戻って来る。人が集まる場所。創造する場所。出発の場所。未だ自前のアトリエを持てずにいる私にとって「アトリエ(稽古場、工房、劇場)」は憧れであり、浪漫であり、夢。それらを実現し、守り続けている劇団のアトリエには計り知れないエネルギーに満ち溢れている。<br />
今回、京芸さんのアトリエを見学させて頂き、なんだか、私の中にあたひとつのパズルが完成したような気がした。<br />
稽古場では丁度、新作の「キャプテングック」の稽古をしていた。ベテラン俳優のＢさんがアトリエ内をくまなく案内してくださった。ここのアトリエは、敷地内が「京芸さんのアトリエ」というよりは「京芸さんの村」という印象。団員さんの住まいもあり、みんなが集まる食堂も何とも言えずあたたかい雰囲気。外には洗濯機が何台も。食堂には冷蔵庫が４台。面白い。人形倉庫には幾つかの人形(１００体以上はあった)むき出しにズラリと飾られてあった。ここはいつまで居ても楽しい。飽きない。何体かを操らせてもらった。私は人形を操り始めるとつい時間を忘れ没頭してしまう。本当に面白かった。<br />
私は何故だか理由もなく涙が込み上げてきた場所があった。それは工房の１階。塗り物作業や木材の加工などをおこなう部屋。その佇まいに圧倒され、作品は何ひとつ置かれてもいないのに感動させられるものがあった。平等院の鳳凰堂の内部に入ったときと同じ感覚になった。不思議な体験だった。いつかその理由がわかるとき来ると思う。<br />
団員さんとしばし交流。「くわえ１号」と名付けられたストーブ(人形劇団京芸出身の人形劇人さん「つげくわえ」さんが贈呈したらしい。現在日本で最もひっぱりだこな人形劇女優さんのひとり)がとても暖かかった。くわえさんの温もり付きだからかな。<br />
そんなこんなで宇治を後にして京都市内へ。京芸さん、お忙しい中のお付き合いありがとうございました。<br />
公演のあとにすぐ公演がないのはとっても久しぶりでした。<br />
なので、２日間、京都に滞在することにしました。<br />
<br />
翌日３(日)、「やましろのくに」と言う人形劇フェスティバルに足を運んだ。お目当てはアマチュア人形劇団「パペットてなもんや」さん。<br />
以前私のワークショップをこの劇団の方が受講してくださったのです。とても興味があり、寺巡りを差し置いて「やましろフェス」へ行きました。<br />
行って良かった～！！！！！！<br />
これが「てなもんや」さん、カルチャーショックを受けるほど面白かったのです。<br />
ん～僕のツボにグサリッだったのです。２作あったのですが両方ともとっても楽しかった。<br />
一つ目は言葉のないエチュード。指が人形の足なのですがその指(足)がよおまあ動くこと。<br />
二つ目は台詞ありの即興劇。とにかく登場キャラクターがアリやら、バッタやら、蚊、イモムシ、蝉、蝶、と様々なのですがその区別は色違いなだけの手袋にみんな同じ白い玉の“首(かしら)”。極めつけのキャラクターが「植木鉢！」もおこの植木鉢さんなんて最高！こんなのアリ～が通用する人形劇って最高！日頃かなり抽象人形を用いてる僕でさえヤられてしまった美術とその話の展開。そして話術。関西弁が喋れるってズルイ～と思ってしまいました。あのノリは彼女たちにしかできまへんわ(なんちゃって関西弁)。会場内、子どもも大人も大爆笑でした。<br />
そして人形劇団京芸さんの「ちいさくなったパパ」は一段と素晴らしくなってました。よく新鮮さを失わず…凄い！<br />
夜、マネージャーさんのご両親と京都の老舗の水炊き屋さんへ。<br />
白川の横を歩き、京都らしい道を眺めながら、そして神々しく明るい月を眺めながらお店を目指しました。夏は鳥が痩せ、美味しい白菜が採れないから…という理由で５ヶ月間も店をお休みするというそのこだわりに驚きました。それも納得。あの出汁。言葉を失う美味しさでした。感動的なお話をたくさんした後、清水寺へ。本当にラッキーなことに。その日まで、秋の夜間特別参拝(ライトアップ)が実施されていたのです。祇園から清水寺まではやはり大混雑。車が進まない。途中からは坂道を徒歩で上がる。着きました清水寺。修学旅行以来。ここも何度でも訪れたい場所のひとつだ。<br />
それにしても紅葉のライトアップが見事。夜桜のライトアップにはどうも違和感を覚えるのですが、初めて見る紅葉のライトアップは圧巻で、闇の中で光を照らされた紅葉が、まるで「かがり火」のように燃えているかのようでした。<br />
<br />
翌日４(月)、枚方にて人形劇団京芸さんの小学校公演を見学。大好きな作品「漫才の星になるんや」の最後の学校公演なのだとか。拝見することができて光栄でした。一昨年のいなさでの観劇以来、キャストがリニューアルされてからは観劇しておらず是非とも観たかった。人が違えば芝居も大きく変わる。若い劇団員さんがたくさん入ったバージョンになっていた。これは鍛えられるのお。そしてさぞやり甲斐もあることでしょう。そしてそれをさせる劇団の勇気にも感動。芝居は相変わらずエネルギッシュ。あれを２ステやるときにはもつのだろうか…と思うほど。出演者６名の手が休まるときがない。人形の登場数が２体のときも６名全員の１２本の手が大活躍して劇の面白さを高めている。これが人形劇なのです！<br />
楽しい～！！！感情表現の形態模写を６人の人の力を駆使してその人数以上のことをやってのけている。ひとりでいつもやっている身としては、アンサンブルするならあれくらいの充実した表現に触れたいのです。この芝居５人もいらないよな…とか思ってしまうお芝居は非常にもったいない。それもそれで「表現」ではあるのですが、私はひとりの人間が持ちえる「力」に触れて頂ける劇を提供したい…と願っている。この「漫才の星になるんや」や同劇団の「小さくなったパパ」や人形劇団むすび座の「西遊記」や「うみぼうやとかぜばんば」などにはそんな「人が持ちえる力」に触れられる舞台だ。そしてあの「小さくなったパパ」や、くわえぱぺっとステージさんが多くの人の心を捉えているのは、演じる人の「人間性」に触れられる「人間味」が溢れ滲み出た作品で、「人」との出会いを提供できる舞台だから感動を呼ぶのだろう。僕の表現には何が出来るだろうか、何があるだろうか、またじっくりと考える機会が訪れている。<br />
観劇後、浄土真宗である私はどうしても西本願寺へ行きたく、そして清水寺で「天守物語」で使用する舞扇が購入したく…ということで、京都駅にて、帰りの新幹線の時間を３時間先に変更。<br />
京都駅のコインロッカーにトランクケースを入れていざ西本願寺へ。<br />
門の荘重なつくりにびっくり。人も少なく、厳かな気持ちで、ゆっくりと参拝することができた。<br />
しばらく過ごしていたかったがあまり時間もないので、清水寺へ。<br />
昨日は時間がなかったのとお店がしまり始めていたので購入で出来なかった舞扇を幾つも購入。<br />
修学旅行のときに購入した舞扇が今や「天守物語」で大活躍。今回の京都滞在で、どうしても舞扇を購入したかた。浅草など、都内近郊にも扇屋さんはあるが、京都は種類が豊富なのだ。来年の「天守物語」で活躍してくれそうだ。その前に、年末の年越し公演で登場するかも。<br />
少し時間が出来たのでこの日も清水寺の舞台まで上がることにした。<br />
修学旅行生が隙間なく居る。修学旅行生の波。自分の気持ちをしっかり清水寺に向けていないと、清水寺よりも修学旅行生の記憶ばかりが残ってしまう…。前日、秋の夜間特別参拝(ライトアップ)に訪れた清水寺。２日続けて来てもまったく飽きない。夕暮れ時の清水寺を堪能した。そして昨日よりじっくり時間をかけて参拝した。本当はお参りは午前中が理想的。今度は是非、朝に訪れたい。<br />
４日間に渡り満喫した京都ともお別れ。ありがとう京都。また来ます。<br />
帰京は夜中近かった。<br />
<br />
<strong><span style="font-size:150%">●１２／５(火)～８(金)東京に戻り…</span></strong><br />
あらゆる公演の事後処理が満足に終わらぬまま公演が続いてしまったので帰京直後から慌ただしい。５(火)「てるてるジョウくん」の試作品を前に色々と検討会議。人形作家さんに試作を戻し、続きの作業を依頼。かなり愛らしい人形。来週、私が人形にメイクを施して完成の予定。来週のリハに間に合わせたい。クリスマスコンサートに向け「てるてるジョウくんのテーマソング」と「てるてるジョウくんの四季のうた」を作詞・作曲。７(木)の午後、２時間程で詩を書き上げる。メロディがすぐに湧いてこなかった。実はこの日の夕方からピアニストの方と譜面起こしをするというのに曲が出来上がっていない。困った…。というのも、これまでつくってきた「シンデレラ」や「ジャンピングラビット！！」、「マウスプロポーズ！」などの曲は物語のイメージがあり、曲も湧いてくる。<br />
しかし漠然と“てるてるジョウくんのテーマ”となると難しかった。そして“四季のうた”といってもなにかあてがる物語があるわけでもなく漠然と“四季のうた”というわけだ。<br />
しかし集中すると詩が沸いてきた。四季のうたに関しては風物詩や物に関する内容は一切入れず、自然の中のことにこだわった。曲がすぐに湧いてこなかったが先送りも出来なかったのでまずはピアニストさんのもとへ。僕は楽譜が書けるわけでも読めるわけではないので、自分のつくった歌を譜に起こす際にはこうして助けが必要なのだ。<br />
楽譜起こしをする青山へ行く歩き道や電車の中で何度も詩を読み返した。<br />
普段作詞・作曲する歌は物語に照準を当ててつくっていて、歌はいつも「リズム」から決まってゆく。そしてその後にメロディと歌詞が同時に湧いてくるのがいつものパターン。<br />
今回は詩が先なので不慣れなパターンでした。<br />
しかし電車の中で何度も詩を読み返す度、メロディの構成が出来てきました。<br />
そして青山一丁目から「あい・ぽーと」を目指すまでの歩き道でだいたいのメロディラインが出来上がりました。これは面白いかも…。<br />
道端にしゃがみこみ、ポータブルの録音機に歌を吹き込む。<br />
そして到着後３０分時間をもらい更に曲をつくる。<br />
出来た～。<br />
ピアニストさんとの譜起こし。これがとてつもなく魅力的で楽しい作業だった。<br />
私が口で歌うアカペラの歌がどんどんピアノで弾かれ、魔法のように楽譜に起こされてゆく。<br />
どうしてあんなこと出来るのだろう。ものの１時間でだいたいが仕上がった。<br />
「ハ長調だったので楽だった…」とは言いますが凄いです。信じられません。<br />
自分もあんな風にピアノを弾き鳴らして自分で譜を書けたらどんなに素敵だろう…とか憧れてみたりして…。けれどピアニストのＳ木さん曰く「楽譜もないのに自分の作った歌を何度でも同じ間で歌える平さんの方が信じられない…」と言われました。確かに私が指示を出す歌の間やタイミングは一貫していて、それはそれで自分でも面白かった。音楽の勉強やピアノの勉強をして来た人を羨ましく思ってしまうものですが、もし僕が音楽の勉強をきちんとしていたらこんな曲は生まれない…とよく言われます。だからよかったのかな…とか思ったり。<br />
その後かなり急ぎめの食事を済ませ新宿のプーク人形劇場へ。<br />
年末の公演の打ち合わせと次年度の公演についての打ち合わせ。<br />
いよいよ、晦日ロングラン２００６・ファイナル！☆年越しカウントダウン公演☆が近付いて来た！<br />
舞台のあれこれや当日の流れなど、具体的なミーティングが遂に始動！<br />
なんとお蕎麦の振る舞いもすることになりました。そして大量に出演する人形達をどう整理するか。打ち合わせが始まりました。とにかくプーク人形劇場も３５年の歴史始まって以来初の年越し公演。<br />
本当に充実した魅力的な公演にしたい。<br />
打ち合わせで色々と課題を見つけ出し、私の方での具体的な企画検討(プログラム構成)の決定が急がれた。決して＜内輪だけノリ＞にはしたくない。初めて人形劇を観る人も、そのめくるめく面白さに触れられる一夜にしたい。勇気に満ち溢れた幸せな気持ちで、２００７年を全身で迎えながら劇場を後にしてもらえる。そんな公演にしたい！<br />
皆さん、是非、是非、今年の大晦日はプーク人形劇場にいらしてください。おひとりでも、ご家族でも楽しめる内容になっています。電車もこの日は一晩中走っています。ご心配なく！<br />
<br />
<br />
<br />
<strong><span style="font-size:150%">さて、やっと書き終えました４ヶ月分の日記。</span></strong><br />
他の仕事をしながらですが、この日記を書き上げるのに３日かかりました。<br />
これだけ更新がご無沙汰となり久しぶりとなった今回の日記。<br />
もうこのブログを忘れられているのではないか…<br />
読んで頂けているかどうか少々不安です。<br />
もしお読み頂いたら「読んだ」ということだけでも良いので、公式ウェブサイトのＢＢＳやコメントコーナーにひと言頂けたら嬉しいです。<br />
今回の日記は是非とも多くの方にお読み頂きたいものになりました。<br />
とても長い日記でしたが、お読み頂いた方、本当にありがとうございます。<br />
<br />
たった一言の日記を書く余裕すらなかったこの数ヶ月。<br />
それだけ充実した、怒涛の数ヶ月かんでした。<br />
この数ヶ月間で私は多くのことを学びました。<br />
この経験を糧にして、私はまた表現活動をつづけて行くことにします。<br />
出会った人全てに感謝。<br />
ご先祖様、神様に感謝。<br />
そして会えなくとも、私の活動をあらゆるかたちで応援してくださっている全ての方に感謝。<br />
私の作品を観たいと思って待ってくださっている方、その気持ちが波動となって私のもとに届いています。そして、行く先々、満面の笑顔で、会場を幸せ一杯に満たしてくれる子ども達。あなた達の笑顔は希望の光です。本当に本当に、ありがとう。<br />
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    <category>未選択</category>
    <link>https://tairajo.blog.shinobi.jp/%E6%9C%AA%E9%81%B8%E6%8A%9E/%EF%BC%92%EF%BC%90%EF%BC%90%EF%BC%96%E5%B9%B4%E3%80%8C%E5%A4%8F%EF%BD%9E%E7%A7%8B%E3%80%8D%E3%81%9D%E3%81%AE%EF%BC%93</link>
    <pubDate>Fri, 08 Dec 2006 14:25:22 GMT</pubDate>
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    <item>
    <title>２００６年「夏～秋」その２</title>
    <description>
    <![CDATA[<span style="font-size:220%">２００６年「夏～秋」の日記・その２です！</span><br />
<br />
<strong><span style="font-size:150%">●１１／１(水)～１２(日)</span></strong><br />
「天守物語」公演翌日１(水)、搬出作業。劇場から白金の自宅倉庫を荷物を運びつつ、岐阜県での大人向け公演で使用する道具類をピックアップ、初台の事務所に移動して梱包作業。岐阜県用荷物無事発送。天守モードからハナックモードに帰るべく色々と気持ちの準備。<br />
３(金)岐阜県、のり日。急遽前日仕込みが出来ることになり、予定より早く岐阜県入り。<br />
夕方から夜にかけて仕込み。<br />
岐阜県内ツアー２００６第二弾・シアタースタート事業。<br />
いよいよ始まり！<br />
揖斐→神岡→益田(荻原町)→益田(金山)→大垣→各務原→大垣<br />
というスケジュール。岐阜県は大きい！そして今回はその岐阜県内を横断！<br />
同じ岐阜県内でも地域によって町も自然風景も人も皆違う。これまで何度も足を運んだ岐阜でしたが、新たにまた岐阜県を知ることが出来ました。そしてとにかく沢山の、沢山の方にお世話になった。<br />
とにかく私は自前の車が無いので、舞台で使用する道具類と私自身を各地の主催者から主催者を繋ぎ現地の皆さんの車で運んで頂くわけです。なかなかの長い道のりでしたが、お蔭様で神岡の方へ行く道中では随分紅葉を楽しませて頂きました。各主催者の方との交流会も本当に面白かった。皆さん個性豊かで、皆さんが印象に残っています。ビックリする程美味しく自然な味の柿や初めて食べた名産「ほう葉味噌」の豊かな味に感動しながら(大量に買って帰ってしまった)、素敵な出会いの目白押しでした。ひとつの作品をこれだけ続けて上演出来たことは非常に幸せなことでした。そして何よりこのブックスタートならぬ「シアタースタート」という企画。これが素晴らしいではありませんか！今後の私の最も大切なプロジェクトのひとつとしてこれからも関わり実施しつづけてゆきたい。そう思いました。今回のツアーで得たことが沢山あります。<br />
子どもの感じる力をもっともっと信じなくてはいけない。そして子どもの眼の輝きひとつひとつをもっと大切に拾いたい。子どもと過ごす時間を豊かにしたい。劇場デビューというたくさんの子ども達を前にして、多くの決心と決断を与えてくれました。<br />
<br />
「劇体験」<br />
<br />
それはもしかすると、１歳・２歳の子ども達にとっては初めて家族以外の他者とコミュニケーションする場かもしれない…と思いました。<br />
舞台での劇と客席にはコミュニケーションが発生します。コミュニケーションが成立していない舞台が「つまらない舞台」になる。と僕は思っています。<br />
映画やテレビやゲームではこの生での感情のやりとりはありません。<br />
時代が進むにつれ、直接人に会わなくても、物を買ったり勉強したり出来る時代になってきています。<br />
これがゆき過ぎてしまうと人間の在るべき豊かさがどんどん消えてゆくような気がします。<br />
ゲームでする「遊び」はリセットが出来ます。好きなところで辞められます。けれど人間関係にはリセットが無く、命は尊く、そしてコミュニケーションは好きなところでは辞めることができません。だから「人」は「豊か」なのです。このところ、お金や物があることが「豊か」とされるようになっている気がします。人とコミュニケーション出来ること、これこそが「豊か」だと僕は思っています。<br />
観るものがあらゆるイメージの世界をのせながら、想像力と創造力を駆使して体験する「人形劇」には、人間の本来在るべく豊かな「人間力」を育てる最高のエッセンスが鏤められているように思えてなりません。<br />
0歳、1歳の子どもが母親と共に観劇に来る。お母さんにしがみついて劇中のほとんどは母親の顔しかみていなかった子もいるかもしれない。けれどそれでも良いのです。母親とひとつの同じ時間を共有したその「事実」が子どもの心の中に幸せな体験として、潜在意識のなかにうえつけられ「豊か」な人になるのです。観られるときには少しずつ舞台を観る。ひとりで観られるときにはひとりでじっくり観る。大人になってその舞台の記憶が無かったとしても、舞台を観て感情が動き反応したその体験は否が応でも脳内を活性し豊かにし、感情表現豊かな「人」をつくります。<br />
文部科学省が子どもの学力に対しどうのこうの、勉強時間がどうのこうのと騒いでいるけど、豊かな人間形成に必要なのは何よりも豊かな「文化」なのであるということを、早く“偉い人達”と呼ばれる人達がそれに皆気付いてもらいたい。<br />
今回このシアタースタート事業で政府に助成金を申請したとき、「ブックスタートはわかるけど…生の舞台を観ることと子どもの育成に何の関係があるのだ？」と言われたそうな。それを聞いたとき空いた口が塞がらなかったけど、それが現代の社会の現状なのかもしれない。<br />
最近、大人の方が私の人形劇を通して始めての劇体験をしてくださる方が口々に言ってくれます。<br />
ご年配の方は「自分の子どもが小さいときに人形劇を観せたかった…。どんなに豊かになったことだろう。」、そして若い方は「子どもが出来たら必ず人形劇に連れてゆく。人形劇を観るなんて考えもしなかった。」などと言ってくれます。本当に嬉しい瞬間です。<br />
たった１時間程度の劇場体験が一生の生きる糧となるのですから…。そう、それだけに、私の仕事は責任重大なのです。劇場には始めて劇を体験する子(する方)が必ず居ます。始めての劇体験で私の人形劇が苦痛に感じてしまったら、その子は「舞台芸術」そのものを嫌いになってしまうかもしれません。私はオペラに対してが正にそうでした。小学生のときから文楽や大人が観る演劇も大好きだった私。しかし日生劇場で観たあるオペラのお陰で、私は１０年間もオペラに触れるチャンスを失ってしまいました。そう、その日生劇場でのオペラがトラウマになってしまっていたのです。今は素晴らしい方々との出会いにより超オペラファンですが、その方々に出会わなかったら今も尚オペラで得るあの深い感動えを味わえずにいたでしょう。<br />
そうです。プロであったとしてもアマチュアであったとしても、一般観客に「劇」を観て頂く以上、責任は一緒です。重大なのです。<br />
「人形劇というと子どものときに観たつまらない印象しかなくて…」その原因となる舞台をしてはいかんのです。例えヘタクソでも子どもに伝えたいメッセージの核を持つこと。そして「文化芸術」に触れてもらうのだ…という誇りと心構えを持つこと。これをテーマに私は活動を続ける。<br />
そんなテーマを見付けた尊い岐阜県内ツアーでした。<br />
<br />
ツアー途中の空き日を利用して大垣市で企画された大人のための人形劇公演。<br />
「ハンドファンタジーライブ」手による様々な演目を上演した。ギュウ詰め満員の客席。とっても盛り上がった。予定を大幅に延長しての公演となった。フリートークたっぷり交えながら公演にさせて頂いた。元気なお客様。本当に良いムードだった。１９：００に開演して終演は２２：００近かった。いやはやどうもすみません。「毛皮のマリー」の予告編(？)も出来て嬉しかった。いつか「毛皮のマリー」を大垣で上演しよう！ということで、その実現へ向けてダイジェスト版を上演した。<br />
会場となったお洒落なダイニングバー「ミュージックジャーナル」に「ハンドラブ」などの演目もピッタリ！そして「よだかの★星」も独特な開放感に包まれて、いつもと一味違う表現が出来た。<br />
<br />
<strong><span style="font-size:150%">●１１／１３(月)～１９(日)</span></strong><br />
１３(月)に帰京。<br />
１４(火)休む間なく、港区の「あい・ぽーと」にてクリスマスコンサートの企画会議パート３<br />
大分内容が具体的に練られてきた。楽しみ。<br />
熱風邪をこじらしてしまったので病院へ。すごく流行ってる。<br />
「０、１、２才のための人形劇場」を来年の２月、埼玉県にて初演することになった、その打ち合わせもこの日の夕方に。<br />
とにかくこの１１月は都内に居る日が数日間しかなく、都内滞在中はあらゆることに追われた。<br />
<br />
１６(木)静岡県、のり日。<br />
当初昼には出る予定だったが、都内での仕事が多く出発を夜に変更。<br />
ギリギリまで諸々の作業を事務所で済ませ夜に出発。<br />
現地での移動が多いのと、フェスティバルのため現地スタッフが手薄ということもあり、今年のいなさは飯田と同様、レンタカーを手配してドライバー兼スタッフを１名連れての動向となった。<br />
正直、フェス側はそこまでの予算を準備していないが、より良い状態で上演するため必要な決断だった。いなさ人形劇まつりの会場周辺にはホテルらしいホテルがなく、滞在は浜松市のホテルにした。そのため、なおさら車が必要となった。私はしっかり免許(マニュアル)を持っているが、しっかりペーパードライバー、自慢できないゴールド免許を持っている(去年の今頃の日記はその更新したときのことを書いているだろう)。体力的にもドライバーさんがひとり居るだけで非常に助かる。<br />
さて、いなさ初日１７(金)は分散公演として小学校での公演。体育館は難しい現場だが、ハナックに関しては雰囲気良くおさまる。公演後は子ども達との交流会。みんな可愛い。何人かに人形操演体験をしてもらったが嬉しそうにするその様子がまた可愛い。「簡単そうにみえるのに遣ってみると凄く難しくて全然動かない…。」その感想が嬉しい。いとも簡単に操っているように見せることが私の目標。「私にも出来るかも、私もやってみたい！」と思ってもらいたいのだ。<br />
とにかく初日は昼食もとれない慌ただしさだった。予想外のことがつづき大焦り。なんとか無事に本番が終わりホッとひと安心。メイン会場へ向かう。<br />
歓迎パーティーは残念ながら既に終了していた。<br />
オープニングセレモニーに「人形のジョウくん」とダンボール人形劇場の「ライノルド(ライオンさん)」、「きり子(きりんさん)」と共に参加。毎年、出演劇団ほぼ全ての人形達が一堂に会するこのセレモニー、とても楽しく貴重な時間だ。翌日の地元新聞にもこの場の様子がカラー写真入りで大きく載っていて楽しい。<br />
さて、オープニングセレモニーの後は同会場にて人形劇団むすび座さんの「うみぼうやとかぜばんば」を観劇。大好きな作品。口をあけて喜んでしまう作品。出演者５名がとにかく忙しい。誰も休む場面なし。母なる海の壮大さをこれでもかといわんばかりに表現していて圧巻。昨年飯田で観劇したとき、２幕では長台詞が多く難しい演技が多くつづくせいか、その演技に少々弱さを感じてしまいやや眠気が…でしたが今回は２幕もしっかり観れました。これだけのテーマとメッセージを伝えるのはさぞかし大変なことと思います。<br />
ホテルに戻ったときには少々遅い時間になってしまった…。<br />
１８(土)２日目、人形芝居くりちゃんの公演を観つつ会場の雰囲気を下見しつつ(その後に同会場で私だったので)、その後荷物だけを搬入して昼食をとりながら会場が空くのを待つ。<br />
仕込み開始。順調に進む。この回のチケットは随分早い時期に売り切れてくださっていたようで。ありがたい。感謝感謝。満席の会場でいよいよ開演！<br />
ん～人形劇人が多すぎて決してやりやすい環境ではなかった…。台詞も増えすぎてしまった感あり。けれど一生懸命演じました。大きな笑い声に包まれ、とても良いムードでした。<br />
夜は百鬼どんどろさんの「卍　まんじ」を観劇。ややグロテスクですが、とっても楽しかった。<br />
理解できない方も多いようですが、近年の日本人の生活リズムとは温度差があるかもしれません。前世の記憶がそれとなくある私は、なんだか不思議と理解することが出来、楽しめてしまうのです。<br />
<br />
１９(日)は前日と同じ会場にて朝早くから「お花のハナックの物語」<br />
前日に台詞の量が多いと指摘され私もそう思い大幅にカット。メッセージがシンプルに伝えられたと思う。場内が賑やかになればなるほど台詞を増やしてしまう傾向が私にはあった。<br />
これを機にその辺が私自身大幅に変わった。それは後の千葉公演、京都公演で明らかになる。<br />
ハナック上演後は次のカンパニー「燕屋」さんがあるので迅速にバラす。<br />
お部屋がすっからかんになったところで二日間お世話になった会場内を掃除機で心を込めて掃除。ほこりの量に驚いた。<br />
昼食後「人形劇団パン」さん、「燕屋」さん、「人形劇団くぐつ」さんを観劇。<br />
くぐつさんの「びんぼうがみとふくのかみ」に私は泣いてしまった。<br />
お二人の人間味溢れる演技や進め方に感動。戯曲も素晴らしい。人形の動きの構成も二人の「手」を最大限に活かし工夫していて面白かった。<br />
ほんとうなら福の神が来ることのほうが喜ばしいことなのに、貧乏神と“あにさ”と“よめさ”のあいだに生まれた絆に子ども達が感動し、福の神が来たときにはその福の神を憎らしそうにする子どもたちの様子に、あ～この物語の本質的テーマが深く伝わっている…と感動してしまった。<br />
たとえ貧乏神でも、お守りくださる神様に手を合わせる“よめこ”のたたずまいにまず感動してしまった。そして、“あにさ”と“よめこ”の互いを慈しみ尊敬しあうその会話にも何度も感動。本当の豊かさは福の神がやって来る前にしっかりと存在していて、あのラストシーンに訪れる幸福の様は、夫婦があたたかい絆でつくりだした結果に過ぎないというこの物語の根幹にある深い深いテーマをじっくり丁寧に見せてくださった。お二人に感謝です。<br />
本当に幸せな気持ちで今年のいなさを締めくくりました。みなさんありがとうございました。<br />
スタッフ関係者のみなさんはまだまだ事後処理が大変でしょうが頑張ってください。<br />
<br />
静岡からの車での道中、東京で降りてしまいたいところをこらえて千葉を目指す。と言っても千葉の奥地。道のりは本当に長かった。気が狂うかと思うほどの長距離。しかし大変なのはドライバーさんだろう。次週公演の主催者宅に「お花のハナックの物語」の荷物を届けるのが目的。日曜の夕方に静岡を出て、到着したのは深夜。その後帰京と言う危険で無謀な計画を立てていたが、結局その主催者宅に一泊お世話になった。回りにホテルと名の付くものはラブホテルしかなかったので致し方ない。しかしそのお宅で頂いたカレーがあまりに美味しく涙が出るかと思うほどだった。カレーさん、僕たちを待ってくれていたんだね…とか言いながら真夜中ということもあり不思議なテンションになっていました。<br />
<br />
<strong><span style="font-size:150%">●１１／２０(月)～２３(木)</span></strong><br />
静岡から千葉を経由しての帰京。到着は月曜の夕方。早速事務所にて溜まった郵便物に手を付け滞った仕事に取り掛かる。片付けを深夜まで。<br />
流石に翌日は夕方まで眠らせてもらった。しかし夜には打ち合わせ。<br />
貴重な都内滞在時間を利用して打ち合わせが続く。<br />
新キャラクター「てるてるジョウくん」の人形、制作作業開始。実寸大の設計図も書き上げ、ご協力頂く人形作家さんに提出。海外公演の打ち合わせ、「星の王子さま」の音楽についての検討会議などもこの数日間のあいだに行われた。<br />
<br />
<strong><span style="font-size:150%">●１１／２４(金)～２７(月)</span></strong><br />
２４(金)千葉県入り。前日仕込み。植草学園短期大学の学園祭の出し物として、ダンボール人形劇場「お花のハナックの物語」をお呼び頂いた。お手伝いのも頂けたお陰で仕込みは順調に迅速に進んだ。この日は仕込みのあと、頼まれていた植草学園の人形劇サークルさんへのミニ講座を行った。30分くらいの間に、人形で劇を演じる上での注意事項と心得や工夫を実演を交えダダダダダッ！と語った。ホワイトボードがあったお陰で色々と説明が段取り良く行えた。彼らが実際に使用している人形を私が遣って説明したのが効果的だったのかも。「同じ人形とは思えない」と感激して頂けたので良かった。講座を設けた甲斐があった。<br />
この日は一旦帰京。<br />
<br />
２５(土)朝早くに出発。この日はマネージャーさんも同行。<br />
大人の(ご年配の)観客が多く、お子様は数名。そのせいか、かつてないハナックが演じれた。<br />
子ども達の賑やかな声の中で演じるのも良いが、大人が多いため、じっくりと台詞を語ることが出来た。台詞も増え過ぎず、そしてクドイ繰り返しもなく、シンプルにメッセージを伝えることが出来たと思う。<br />
どんな人の前で演じるときもこれがいいのだ！人の気持ちが入り込む余地をつくれる演技をせねば…！いつも心掛けていることでしたが、また改めて強く実感させられました。<br />
そのまま千葉の親戚宅に滞在。<br />
<br />
２６(日)は祖父が設立した教会の礼拝に参加。私はクリスチャンではないが、この礼拝には出来るだけ参加したい。何を信仰するかは人それぞれだが、「祈りを捧げる」という行為は人間に無くてはならない行為だと思う。皆が祈るその様子はあまりに美しかった。<br />
挨拶を求められ、急なことで一瞬戸惑ったが、皆に心からの感謝の気持ちを捧げた。そして、天国に居る祖父へのお礼の気持ちを込め、翌日、祖父が教会と共に設立した保育園で人形劇を上演することを伝えた。私は今、ただただ人形劇を上演することしか出来ない…。そう伝えた瞬間、何故か涙がこらえきれず溢れだしてきた。理由がわからない。何かが降りてきて体が泣いているような感覚だった。戸惑いはあったが決して不快な感覚ではなかった。<br />
礼拝のあと介護施設に滞在中の９６歳になる祖母に会いに行った。<br />
目は閉じたまま、言葉はもう話すことは出来ないけど、伺った３人と祖母とのあいだで、充実したコミュニケーションが成り立っていたような気がする。<br />
祖母が脳細胞のどこかで我々と会話をしているのをひしひしと感じた。<br />
車椅子に座り、目を閉じ、うつむいたままでいる祖母をフロア一周のお散歩に連れ出す。<br />
「みてみて、おばあちゃん、紅葉がきれいだね～、今日は良く晴れてるね～。」<br />
見晴らしの良い廊下に介護福祉士さんが我々が座るための折りたたみ椅子を運び出し並べてくれた。気持ちの良い日差しの中で、しばらくおばあちゃんと一緒に過ごす。３人で小さく賛美歌を歌い始めた瞬間、それまで一度も開かなかった祖母の目蓋が開き始めた。<br />
そして共に伺った方が祖母の手を強く握りお祈りを始めた。偉大な功績を納めた祖母への盛大な感謝の気持ちを込めた祈りの言葉はあまりにありがたく、込み上げずにはいられなかった。血縁関係もなく親戚でもない彼女がここまでの美しい言葉で祖母を賛美し、尊敬を込め敬意を払うその様子は、忘れられない瞬間となった。<br />
僕は祖母の耳元で宮沢賢治さんが作詞・作曲した「星めぐりのうた」を歌った。<br />
僕が「よだかの★星」を演じる前にいつも歌っている曲。<br />
祖母はゆっくりと顔を動かし、筋肉の機能を精一杯駆使してリズムを取りながら聴いてくれた。<br />
歌い終わりと同時に高く顔を上げまたうつむいた。<br />
「また来ますからね。待っていてくださいね。」と耳元に話しかける。<br />
うむっ、うむっ、と小さく力強くうなずいていたおばあちゃん。<br />
おばあちゃん、いつも一緒にいられなくてごめんね。けれど僕精一杯人形劇頑張るからね…。<br />
<br />
２７(月)、祖父と祖母が今から６０年程前の戦後間もないころに設立した「愛光保育園」で、祖父と祖母への感謝の気持ちを込めて、ダンボール人形劇場「お花のハナックの物語」を上演させてもらった。<br />
祖父と祖母の方針が受け継がれているのか…、私立保育園にも拘らず遠方からもこの保育園に預けたいという方が続出し、入園待ちが何人も居る状態が今も尚続いている。凄いことだ。<br />
前日仕込みをしておいたので当日はウォーミングアップのみ…のはずが照明のことで色々準備が手間取ってしまった。とは言え無事に上演が始まった。<br />
開演前は迫力のあるダンボール人形達を怖がり座りたがらない子が何人かいた。大丈夫かな…と心配したが、始まってしまうとそんな心配はどこへやら…。子ども達は夢中になってハナックを応援し、近づく動物達に手を伸ばした。「ゾウさんの耳の風で草が揺れてるよ～」と言うハナックの台詞で子ども達は皆、こちらが何も言っていないのに自らが手を伸ばし草となり楽しそうに揺れた。これ頂き！今後は子ども達にこの場面で草になってもらおう。<br />
それにしても保育園公演の一体感は独特なものがあり面白い。これは劇場にはないまた別な魅力だ。天井の高い保育園、一足早くクリスマス発表会用の舞台の幕やらなんやら仕込んでおいてくださっていたお陰で、また一段と舞台の雰囲気が盛り上がった。<br />
夕方、上総一ノ宮を後にして東京へ戻る。<br />
東京に戻ってすぐ、事務所にて仕事。週明けのため諸々の対応に追われた。<br />
<br />
<strong><span style="font-size:150%">●１１／２８(火)～３０(木)</span></strong><br />
２８(火)、午前中、花園神社で行われている酉の市へ。不動明王を信仰している私(私は酉年で、酉年生まれの守り本尊は不動明王)、そして「２８日」はお不動さんの日、そして私の生まれた日付は「２８日」、今年の酉の市の三の酉は「２８日」、この日に酉の市に伺えることが嬉しい。<br />
お仕事の繁栄を願う秋の風物詩。毎年、飾りの付いた「熊手」を買い替え、徐々に「熊手」を大きくしてゆく。全国規模での儀式かと思いきや、関東が中心のようだ。<br />
３年前、３千円の小さな熊手から初め、徐々に大きくなってきた。<br />
急激に大きくしてしまいたいところをグッとこらえて、一段階大きいものを今年も買う。<br />
人の紹介で、今年は一生お付き合いしたい熊手屋さんと出会うことが出来た。<br />
空を見上げ、高らかに精一杯、祈りの口上を言ってくれた熊手屋さん。本当に心を込めてくださっていたのがわかりました。来年も宜しくお願いします。<br />
事務所のメンバー全員で一緒に伺えたことも嬉しかった。全員での昼食の後、東久留米の某工房にて、「毛皮のマリー」の人形の修理・改善作業。そして「てるてるジョウくん」の制作指示。<br />
夜は市川の整体へ。かなり久しぶり。満足なウォーミングアップが出来ずに開演ということが度々あったこの数ヶ月間。また稽古や本番、足の怪我をかばいながら生活で、体が少々ゆがんでいる。治療はかなり痛かったが懸命に耐えた。<br />
<br />
２９(水)仕込みが夜中となるため、睡眠をお昼までとらせてもらう。<br />
夜に出発。「毛皮のマリー」の荷物を積み込み、いざプーク人形劇場へ。<br />
仕込み開始は２２：００からスタート。<br />
この劇場での「毛皮のマリー」の仕込みは慣れたもの。とは言え、それなりに時間はかかる。<br />
アルバイトの方には終電で帰って頂き、照明さんと舞台監督さんと事務所スタッフが深夜１：００まで作業。全員、１台の車に乗りそれぞれの自宅に帰る。私を初めに降ろして頂いた。戻ってからも諸々の準備があり就寝は朝方になった。<br />
<br />
３０(木)午後いちで小屋入り。<br />
早速明かり合わせ。キッカケのほとんどない芝居(はじめと終わりだけ)。とは言え、基本仕込みのニュアンスづくりに時間がかかった。この日はプランナーが居なくオペレーターさんとの作業。季節感やその日の湿度、空気感で光の量への私の注文はわずかに変わるし、仕込み図通りに照明具を吊ればいつもと同じになるとは限らない。結局は人の手が作業を行っているわけで、その光の在り方を決めるのに少々時間がかかった。わずかな違いで印象が変わる。<br />
この日は大変嬉しい追加公演。お蔭様でお客様もたくさん。<br />
今年最後の「毛皮のマリー」全編の上演。緊張した。これまでにない演技がまたいくつも出来た。<br />
終演後は、追加公演特別アフタートーク。<br />
充実した楽しい話が出来た。質問も頂き、ありがとうございました。<br />
そして追加公演御礼パフォーマンスとして「ハンドラブ」を上演。<br />
「毛皮のマリー」のセットの真ん中に置かれたケコミ「遣い手が隠れるつい立」が妙にハマっていてお洒落な雰囲気に。「ハンドラブ」を上演できたことは私自身も嬉しかった。<br />
これからいくつかのパーティーでもこの「ハンドラブ」が登場する予定だ。<br />
いつもは後片付けのあと、ロビーにて交流会をするのだが、この日は皆翌日の仕事が早く、私も朝８時の新幹線だったので、スタッフ陣とロビーで丸くなって立ち飲み。しばし楽しい時間を過ごした。<br />
<br />
<br />
<strong><span style="font-size:150%">２００６年「夏～秋」その３へ続く。</span></strong><br />
]]>
    </description>
    <category>未選択</category>
    <link>https://tairajo.blog.shinobi.jp/%E6%9C%AA%E9%81%B8%E6%8A%9E/%EF%BC%92%EF%BC%90%EF%BC%90%EF%BC%96%E5%B9%B4%E3%80%8C%E5%A4%8F%EF%BD%9E%E7%A7%8B%E3%80%8D%E3%81%9D%E3%81%AE%EF%BC%92</link>
    <pubDate>Fri, 08 Dec 2006 14:15:04 GMT</pubDate>
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  </item>
    <item>
    <title>２００６年「夏～秋」その１</title>
    <description>
    <![CDATA[<span style="font-size:220%">本当にお待たせしました～！<br />
３ヶ月振りの日記更新です！</span><br />
<br />
<strong><span style="font-size:150%">内容は今から４ヶ月前からのことを書かねばなりません。</span></strong><br />
<br />
今回は何が何でもこの更新で今日までの出来事を振り返りたいです。<br />
本当に色々なことがあった。<br />
毎日があまりにドラマティックでした。<br />
一言では終えられない日々ですがそこを出来る限りグッとこらえ、どんどん振り返りましょう。<br />
いずれ写真付きで再度更新しますが、まずは文章を更新します。<br />
<br />
<strong><span style="font-size:150%">●８月中旬</span></strong><br />
青山でのワークショップの後、「天守物語」の台詞稽古の日々。<br />
そのほか諸々の荷づくりに追われた。<br />
この頃のスケジュール帳を見ると連日分刻みで誰かと会って打ち合わせ＆取材諸々があった。<br />
暑かったよなあこの頃…。人形劇団プークの「くまの子ウーフ」を観て感激していたのもこの頃。本当に心温まるイイ作品だった。<br />
<br />
<strong><span style="font-size:150%">●８／１９(土)名古屋入り</span></strong><br />
前日に使用道具の大まかな組み立てを済ませておく。<br />
<br />
<span style="font-size:150%"><strong>●８／２０(日)北なごやパペットフェスティバル出演当日</strong></span><br />
他劇団との連続公演。入れ替え時間が短かったので必死に仕込んだ。<br />
そんなときに限って照明が球切れ！ウギャッ！<br />
本当にハロゲンはデリケート。無事電球を交換。<br />
この私の公演、整理券が数分で無くなったらしい。<br />
本当にありがたい。並んでくださって本当にありがとうございました。<br />
天井の低い会場ではありましたが、あたたかなムードで和やかに進みました。<br />
終演後、バラシを済ませた後、岐阜公演に向けてのミーティング。<br />
約１ヵ月後に迫った岐阜県内での子ども向け１０公演、２ワークショップ、大人向け１公演というややこしいスケジュールをじっくりと確認した。<br />
<br />
<strong><span style="font-size:150%">●８／２１(月)～２３(水)</span></strong><br />
帰京後は「人形劇団ばびぶ＆てぶくろ」さんとのジョイント公演に向けて大忙し。<br />
うちの事務所での主催ということもあっててんやわんや。公演数が多いため動員を増やすべくＰＲ活動、当日パンフの原稿執筆、その他打ち合わせ、雑務諸々…。そして「よだかの★星」の稽古、稽古…。ＤＭ発送や「ばびぶ」さんのＣＤづくりもこの間に頑張った記憶あり。<br />
<br />
<strong><span style="font-size:150%">●８／２４(木)「人形劇団ばびぶ＆てぶくろ」さん来京。</span></strong><br />
一応私が公演のプロデューサーなので、稽古を観せて頂く。幾つかの改良を加え更に素晴らしい作品になった。彼女達の紹介はウェブサイトの過去の公演コーナーの解説をご参照いただきたい。前日に舞台仕込みを済ませる。<br />
ここで！私は生涯初めて、舞台の現場で怪我をしてしまった。<br />
足の指に皹(ひび)が入ってしまった。不覚だ。<br />
闇の中、舞台の先にまだ舞台があると思い込みピョンと跳んだ先が客席部分…。<br />
柔軟なバレエシューズを履いていた私の足。その指を背伸びの逆方向にグイッと曲げこんでしまったのです。ショックでした。<br />
実は３ヶ月経った今も尚痛い。<br />
ゆっくり治療をする時間がないのだ。<br />
あまりの痛みに、ドクターストップになることはほぼ確定状態。<br />
病院を恐れ、痛みに耐え、このジョイント公演と、それにひきつづくアゴラ公演＆ワークショップをしっかり行った。<br />
その後病院でレントゲン…「骨折してますね。よく動いてましたね。」とのこと。<br />
病院では今、皹も骨折として扱われるらしい。<br />
<br />
思い起こせばこの怪我をした日、札幌から劇団をお呼びしてその諸々の手配やお世話、そして公演準備のあまりの忙しさにかまけて、いつも小屋入りしてすぐに行う「お祈り」を怠ってしまっていた。どんな精神状態であったとしても、その劇場の神様や作品の原作者やご先祖様、その劇場や建物をつくった人に頭を下げお祈りしなくてはいけない…そう決めて最近のステージを毎回迎えていた。この日はそのお祈りを怠ってしまったのだ。あまりにせわしない精神状態に神様が忠告をしたのだろう。<br />
<br />
<strong><span style="font-size:150%">●８／２５(金)～２７(日)</span></strong><br />
なんとか、テーピングやら冷やすやらで処置を施して３ステージ演じきった。<br />
「ばびぶ＆てぶくろ」さんの演技も回を増すごとに素晴らしくなり、毎回涙するお客様が多数。ラストステージでは声を上げて泣かれているお客様まで。<br />
お芝居の感動と、この公演が実現出来たことの喜びと感謝で私も込み上げずにはいられませんでした。「よだかの★星」も足の痛みがあったものの、３ステージじっくり丁寧に演じることが出来ました。<br />
公演後片付けを済ませロビーで交流会。<br />
その後、六本木のスイートベイジルへ。事務所が主催しているコンサート「関定子ソプラノライブ」へ人形劇団てぶくろのサッチャンと共に行く。バラエティに富んだ素晴らしい歌の数々に何度も鳥肌が立った。終演後ピアノ伴奏をなさっていた呉さん(サロメを一緒にやっている方)らと過ごしつつ、六本木で翌日のクラルテさんお贈りする花を買う。<br />
翌日、人形劇団クラルテの「ハムレット」の公演にチラシ折込作業、そして観劇。<br />
いやはや大変な作品だ…。<br />
夜は交流会に足を運ばせていただく。<br />
<br />
<strong><span style="font-size:150%">●８／２８(月)～９／３(日)</span></strong><br />
アゴラ劇場でのマリーに向け、準備と稽古に追われる。晩夏から晩秋にかけての地方公演ラッシュに向けての準備もこの頃におおかた手をつける。つくりたいことや課題は山ほどあるが最近は大分「締め切り」というものに追われなくなった。多くの方の助けのお陰。<br />
<br />
<strong><span style="font-size:150%">●９／４(月)～６(水)</span></strong><br />
<strong><span style="font-size:150%">「毛皮のマリー　人形劇版」　こまばアゴラ劇場公演。</span></strong><br />
お蔭様で全公演完売。<br />
この期間中の追加公演も考えられたが、足の怪我を考慮して断念。<br />
その代わり１１月に晦日ロングランの追加公演として開催することになった。<br />
３年前の初演の頃、どんなに宣伝しても始めはお客さんが入らず、３人や５人の前で２時間演じました。口コミで観客は増え、最後の方は立ち見が出る程でしたがそれは今よりもずっと小さな会場でした。大人に人形劇を観てもらうことに可能性を感じつつも、それ以降も大人のための人形劇の動員には毎回苦労苦労。今回の「毛皮のマリー」は今年に入ってプーク人形劇場でも既に数回演じているとあって、このアゴラ劇場公演では毎回数人の前で演じる覚悟でいました。それがどうでしょう。<br />
観たくても観られない人が出るほどの盛況振りでした。<br />
３人の前で演じていた過去を思い出すと、この３日間の満席の客席は、幻をみているかと思うほど不思議な光景でした。そしてそれには不思議なエネルギーがありました。<br />
諦めずにこの活動を続けてゆこうとまた決心させてくれたこのアゴラ公演。<br />
<br />
さて初日、噂でご存知の方もいるでしょうが初日の舞台の架橋に入る場面で火災報知機が響き渡ってしまいました！<br />
その様子はたくさんの方々がご自身のブログで大変詳しくレポートしてくださっているようで、そちらのほうがよくわかるとは思いますが…。<br />
<br />
とにかく私は芝居を最後まで続けました。<br />
過去に本番中のトラブル色々ありました。停電、チャイム、館内放送、どっかの部屋のカラオケが流れ込んでくる…などなど。<br />
しかしどんなことがあっても芝居は止めずに演じきってきたものです。<br />
どんなトラブルも自然なことのように受け入れ演じてきました。<br />
なので今回のトラブルも初めは私はさほど驚かなかったのです。これが舞台ですから。<br />
しかしあまりにそのベル音が長かった。最後まで鳴りつづけたのです…。<br />
初めはアドリブでかわしていたベル音。舞台監督も「ジョウくん僕にも内緒でこんなこと仕込んでいたの？」と思うほど。<br />
しかしあまりに長くつづくベル音に舞台裏では表方スタッフが大慌て。<br />
上の階、下の階を行ったり来たり、セコムが来て大騒ぎだったらしい。<br />
マネージャーさんは当然私が芝居を続けられずに止めていることだろうと思い客席横の扉をガバッと開けたそうな。<br />
しかし私は芝居を続けていたのです。<br />
<br />
この日だけのマリーの台詞(寺山修司様、どうかお許しください)<br />
<br />
マリーが過去の自分を語る場面で非常ベル。<br />
マリー「ちょいと、何なの？　何なのこの音は！　これじゃあ話が続けられないじゃないの！」<br />
マリー「あたしの話のつづき聴きたい？どうしても聴きたい？」<br />
という台詞に続き、お客様が拍手をしてくださった。<br />
マリー「どんなことが起きても、何があっても話つづけるわよ！」<br />
と言って芝居続行。<br />
<br />
非常ベルが鳴り響く中、私は演じつづけた。<br />
不快に感じさせてしまったお客様には申し訳ない。<br />
しかし一度生まれたひとつの世界を止めるわけにはいかない。<br />
ほとんどのお客様はそのベル音が鳴り響くことを自然なこととして受け入れ、お芝居の世界に私以上に入り込んでいたことを肌で感じた。<br />
<br />
本来であれば、劇世界の余韻に浸ってお帰りいただくため、終演後はカーテーコールでも一言も喋らずに終わる「毛皮のマリー」。<br />
しかしこの日は急遽、謝罪カーテンコール。<br />
劇場の館長であり、劇作家・演出家の平田オリザさんも舞台に登場。<br />
私とお客様に謝罪をしてくださった。「平さんの毛皮のマリーを本来のカタチできちんとまたご覧頂くため、入場料の払い戻しをします」ということに。<br />
しかしありがたいことにほとんどのお客様が、払い戻しはいりません…十分楽しみました…かえって凄い芝居を観れた…。などと払い戻しを断る方が多かった。<br />
不快な思いをさせてしまった方には申し訳ない気持ちでいっぱい。しかしどうか、この夜のこの公演も、ひとつの思い出として胸に留めてくださったら嬉しい。あの日、あの時間の中で私も、そしてジョウズグループのスタッフも出来る限りの最大の努力で公演を進めました。<br />
どうかご理解ください。<br />
<br />
結果、非常ベルの原因は上のアゴラ事務所にて、アゴラの方が魚を焼いていて、その煙が反応して火災報知機が鳴り続けていたそうな。いやはや何とまあ…。<br />
改めて、劇場の劇空間という場所の繊細さを実感させられました。<br />
<br />
<br />
さてこのアゴラ公演の２日目にはワークショップもあった。<br />
予想を上回る参加人数、見学者もあのアゴラ劇場の席がほとんど埋まる程。<br />
これが大変好評で皆さんにお喜び頂くことができた。<br />
アンケートも回収率１００パーセント。<br />
みなさんびっちり沢山の感想。嬉しい。<br />
実際、非常に楽しいワークショップだった。<br />
まずはごあいさつに、「ハンドラブ」をケコミ(隠れるつい立て)の前からと後ろからをご覧頂く。<br />
そして人形操演の全体的な心得と体の捌き方にこだわった心得の実演。<br />
私の実演を皆さん目を皿のようにして爛々と輝かせながら興味津々に大注目でよくよく観てくださった。やりやすい。<br />
実技応用実践ではそれぞれの個性が光り楽しかった。大ハシャギな私。<br />
質問も多く飛び交い、もっと皆さんと過ごしていたかった。<br />
最後の感想コーナーで、三重からいらしたという主婦のご婦人、「父ちゃん、行ってくるよ…」と言って、勇気を出してバスに乗って来て下さったのだとか。来た甲斐があったというそのお話をする様子に場内全体が込み上げてくるムード。ウルウルしてしまいました。<br />
こんな感想を頂くと、ふとした気持ちで「辞めたい…」とか思ってしまってはいかんな…と思わせてくれました。<br />
<br />
<br />
<strong><span style="font-size:150%">●９／７(木)～２７(水)</span></strong><br />
アゴラ公演の翌日９／７はこれから公演を控えている「天守物語」の原作者、泉鏡花さんの命日。<br />
墓地にまで伺うことは出来なかったが、事務所近くのお寺へゆき、アゴラ公演の無事終了のお礼と鏡花さんへのごあいさつと今後の無事を祈った。<br />
そしてやっと病院へ(その様子は上記８／２４あたりの日記参照)。<br />
本格的な立ち稽古が出来ず。「天守物語」は読み稽古中心で。しかしこれが物語の理解をじっくりと深められた。「サロメ」のピアノとの合わせ稽古は泣く泣く延期、延期に。<br />
年末のクリスマスコンサート、来年３月の「朝日カルチャーセンター」での講座などの打ち合わせもこの頃に始まった。<br />
「天守物語」に向けての演出会議もこの頃に本格始動。昨年の悔しさを全て挽回すべく話し合いが持たれた。私のオリジナル作品の絵本制作プロジェクトもいよいよ始動した。道は長いだろうが楽しみな仕事だ。お彼岸にお墓参りに行けなかったことが悔やまれる。事務所近くの不動明王のお寺に度々足を運びお参りした。<br />
<br />
<strong><span style="font-size:150%">●９／２８(木)～１０／１(日)</span></strong><br />
岐阜県内ツアー２００６第一弾<br />
シアタースタート事業として<br />
ダンボール人形劇場「お花のハナックの物語」の１０公演、<br />
そしてワークショップ、プラス大人向け公演などなど、岐阜県内での企画が目白押し。<br />
まず第一弾は短期滞在。本巣北→羽島→神戸池田。<br />
どの会場も劇場初体験の子ども達が多い。<br />
本当に楽しく魅力的なツアーだ。<br />
どの会場でも素晴らしい子ども達の笑顔に出会えた。<br />
そして本当に多くのことを学んだ。そして子ども達から多くのことを教わった。<br />
このツアーの感想は下記１１月の第二弾のツアーレポートへつづく。<br />
<br />
<strong><span style="font-size:150%">●１０／２(月)～８(日)</span></strong><br />
岐阜県からの帰京後、休む間なく「あい・ぽーと」にてクリスマスコンサートの企画会議。<br />
素敵なコンサートになりそお。そしてすぐに「サロメ」の稽古。ピアノとの合わせ稽古。これが精神的にハード。とにかくピアノアカンパニストの呉さんの凄まじい表現力に負けそうになる。自分の表現のあり方を試される瞬間だ。九州行きの準備、荷造り。<br />
１０／５(木)九州行き。<br />
まずは福岡へ、ここでしか会えない何人かの人と会う。<br />
新たな素晴らしい出会いもあった。<br />
この日は福岡で一泊。<br />
翌日６(金)、佐賀県は北方へ移動。のどかな田園風景。<br />
小屋入り、リハーサル。<br />
その後交流会。<br />
この日は十五夜、中秋の名月。空は快晴。<br />
月がいつもよりも大きく見えた。いつもより明るく見えた。<br />
何と麗しいお月様。しばらく眺めてしまいました。<br />
７(土)本番当日。<br />
私はギリギリまで何度もリハーサルをした。<br />
稽古の甲斐あってかなりの水準まで演技をつくりあげることが出来た…と実感したが、なんと本番、サロメが被っていたヴェールがひっくり返ってはだけてしまい人形のお顔がラストを前にベロリ…。<br />
あまりに悔しくて芝居を止めそうになってしまった。創り上げた演技のプランは全て台無し。しかしもう音楽は止められない。そして真剣に観て世界に入り込んでいる観客の心も止められない。舞台上で芝居のプランをガラリと変えた。新たな演技をたくさん取り入れ踊りを進行した。<br />
これが怪我の功名だったのか、その失敗により取り入れた即興の演技に涙が出たという声が多かった。私はあまりのアクシデントに落ち込んでいただけに励まされた。<br />
この日を機に鬼のように稽古するようになった。<br />
センスや雰囲気だけでは務まらない舞台という現場の恐ろしさをまた実感し、次への大いなるやる気を芽生えさせてくれた北方公演だった。<br />
<br />
<strong><span style="font-size:150%">●１０／９(月)～３１(火)</span></strong><br />
お蔭様で、再演の「天守物語」、公演1ヶ月前にしてほぼ完売状態。<br />
本当にありがたい。九州からの帰京後、ひたすら「天守物語」の稽古。<br />
いくら稽古しても足りないくらいの壮大なストーリー、膨大な台詞。<br />
鬼のように稽古しました。<br />
毎日スタジオを借りるわけにはいかず、告白してしまうと、事務所の洗面所にて何度も何度も稽古をしました。台詞を吟じては、限られたスペースの中でイメージトレーニング。<br />
ビデオや音源に頼るのは主義ではなかったが、期間的にそうも言ってられず、音源にて、食事のときも寝る前も、起きてすぐもひたすら台詞を聴いた。聴いて、聴いて、聴いてイメージを膨らまし、吟じて、吟じて、吟じて自分の体にその役柄の感情を染み込ませていった。<br />
意識朦朧とフラフラになりながらもひたすら稽古をした。<br />
そして、何人もの人にプロンプを付き合ってもらった。<br />
自然に演じれていない部分は何度も繰り返した。<br />
<br />
昨年は人形制作や小道具制作に追われ追われて、正直、芝居はまだこの世界を責任もって演じるだけの水準に達していなかった。舞台上で手に台本を持ちながらの朗読劇的構成でまとめたが、私として悔しい演出だった。<br />
この美しくドラマティックな台詞をもっと生々しく深く豊かに表現したい。<br />
そんな思いから、今年は全登場人物の全台詞を覚え演じた。<br />
壮大な作業だったがこんなに幸せでありがたい作業があるだろうか。感情の分析が出来る度にまた台詞が体に染み込んでくる。<br />
大河ドラマのような難しい言い回し数々だが、一度台詞が入ると舞台上で吟じたい激しい衝動に駆られた。人の感情の奥ゆかしさや瑞々しさをこれほど言葉で豊かに表現できる言語があるだろうか。日本人であることの幸せと誇りを感じながら本番を迎えた。<br />
<br />
慣れているマリーとは違い、仕込みには時間がかかりそうだったが、照明さん、舞台監督さん、と大ベテランのスペシャリストが揃い、大変手際よく進んだ。<br />
ディフュージョン(煙マシーン)も今回初めて取り引きする企業から借りたがこれの調子がイイ！<br />
煙具合が非常に良く、現場で大好評だった。<br />
細部に渡る光の指示も最後まで要望を受けてくださった照明さん(心の中では呆れていた？)に感謝。<br />
そして何から何まで良くなるように手配と準備を進めてくださった舞台監督さんに感謝。<br />
さて超緊張の本番。とうとうこの日が来た…。懸命に気を落ち着かせ、舞台に上がった。<br />
なんとあたたかい観客。その素晴らしい眼差しに支えられ、休憩なしの２時間、無事演じきりました。<br />
激しい体力消耗でした。<br />
特に富姫夫人と姫川図書之助の場面はかなりの集中力と呼吸の仕方への気遣いが必要でした。<br />
片方の気持ちが治まりきらぬまま片方の台詞を言わねばなりません。カタチや段取りだけでは決して通じない感情世界。手には人形、私は図書之助、口は二人、動きは混ざり合い溶け合い…。<br />
日頃ひとりで何役も演じている私ですが、この二役の感情の同時進行は極めて大変な演技でした。<br />
息切れがしてしまい…。その息切れに呑まれずに相手役の台詞。あの鬼のような稽古がなければ務まりませんでした。見ている側にはごく自然なこととして、簡単に出来ている…と思わせるくらいでなくては物語の世界には入って頂けないからです。<br />
慣れていない演技はあるものの、無事に幕が降りました。<br />
<br />
今回の公演終了後は中々席からお客様が立ち上がらなかったそうです。<br />
そして劇場前にもかつてないほどしばらくお客様が残っていたそうです。<br />
現在、事務所の意向で終演後ロビーには出られない私。スタッフの面々から聞いた終演後の場内の様子は独特な満足感で満たされていたそうです。<br />
芝居にはまだまだ多く課題がありますが、これほど再演を望まれた公演はないかもしれません。<br />
このところ更なる進化を遂げることの出来た「毛皮のマリー」、それをも超える作品だ…と沢山の方々に大変喜ばれました。嬉しい限りです。<br />
お蔭様で、来年の上半期に再演が出来るかもしれません。お楽しみに。<br />
<br />
<br />
２００６年「夏～秋」その２へ続く。]]>
    </description>
    <category>未選択</category>
    <link>https://tairajo.blog.shinobi.jp/%E6%9C%AA%E9%81%B8%E6%8A%9E/%EF%BC%92%EF%BC%90%EF%BC%90%EF%BC%96%E5%B9%B4%E3%80%8C%E5%A4%8F%EF%BD%9E%E7%A7%8B%E3%80%8D%E3%81%9D%E3%81%AE%EF%BC%91</link>
    <pubDate>Fri, 08 Dec 2006 14:04:47 GMT</pubDate>
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  </item>
    <item>
    <title>「０６年８月期その２」◆青山でのワークショップ◆etc</title>
    <description>
    <![CDATA[<span style="font-size:220%">いつもアクセスありがとうございます！<br />
そして読んでくださりありがとうございます！<br />
ひきつづきまして、続々更新！</span><br />
<br />
<br />
<span style="font-size:220%">●８／８（火）～１３（日）</span><br />
子育てひろば「あい・ぽーと」さんと「資生堂」さんの提携企画により実現した<br />
“夏休みわくわくキッズタイム２００６”<br />
対象は小学校低学年の子ども達。<br />
<br />
私はダンボール人形劇場「お花のハナックの物語」の上演と<br />
人形づくりと劇づくりのワークショップの指導をさせて頂く。<br />
<br />
打合わせの段階から期待は大きく膨らんでいた。<br />
子ども達の可能性と“力”を心から信じ、そして愛しんでいることをひしひしと感じるスタッフ陣が勢揃い。アイディアを出す度、夢は膨らむばかり…。<br />
そんなこと３日間で出来るの…？なんて思ったりしていたけど、結果は我々の想像を遥かに超え、<br />
まるで夢を見ているような充実した３日間だった。<br />
それでは振り返ります。<br />
<br />
<br />
<strong><span style="font-size:150%">８（火）</span></strong><strong><span style="font-size:150%">ワークショップ“わくわくキッズタイム（青山）”１日目</span></strong><br />
午前中上演。<br />
ダンボール人形劇場「お花のハナックの物語」<br />
当初は広い体育館を予定していたがそこはエアコンなし。乳幼児には酷だろう。<br />
扇風機はあまりに賑やかな音を出すし、場内は広すぎ。<br />
大きなダンボール人形達の演技を活かすにはあれくらい広い方が良かったけど、見ている側の環境が最優先。仕方なくエアコン完備の小さめな部屋になったが、それはそれで一体感が出て好評だった。それにしても元気な子ども達。その興奮ぶりは異常な程でした（笑）。<br />
<br />
午後からワークショップ。<br />
まずは人形のジョウくんがご挨拶。<br />
人形の構造や魅力を人形自らが語ります。<br />
<br />
そして人形造りに使用できる材料を紹介。<br />
<br />
事前に打合わせで私がお願いしておいたあらゆるガラクタや材料が大量に集まっていた。<br />
集めた皆さんお疲れ様でした。<br />
<br />
牛乳パック、ペットボトル、ダンボール、ピンポン玉、モール、カラーセロファン、コルク、棒材、カラービニールテープ…etc　そしてハサミはひとりひとつずつ支給。<br />
<br />
自分のつくりたいキャラクターをまずはスケッチしてもらう。<br />
毒キノコくん、おにぎりくん、犬くん、飛行機くん、ロボットくん、りんごちゃん、馬さん、サッカー選手…etc<br />
もうとにかくユニークなキャラクターばかり。<br />
そしてどんな材料をどのパーツにどう使うの設計図風に具体的に書き込んでもらう。<br />
そして名前も付けてもらう。<br />
もうこれだけでもあまりにも面白かった。<br />
そして早速作業開始。少しのアイディアや方法を提供するだけで、子ども達はこちらの想像以上のことをしてのける。<br />
具体的な説明は一切なし。何しようか？何が出来るかな？何がすき？コレ変？コレ素敵？<br />
なんて会話しながらどんどん膨らます。<br />
指導なんて恐れ多い、お互いにお互いの世界をナビゲートし合うワークショップ。<br />
それを僕は目指している。<br />
子ども達は予想を遥かに超えて真剣。そして物凄い集中力。<br />
おやつの時間になってもつくりつづける子ども達。<br />
<br />
晩ご飯もここで食べる～。泊まっていきた～い。の発言が嬉しい。<br />
<br />
いつかお泊り会もしようね～と言いながらその日は作業途中で一旦終了。<br />
<br />
その日の出来事を絵日記に書いてもらう。<br />
その日の写真も既にプリント済み（凄い。）。絵日記の中に貼る。<br />
お家に帰って絵日記を家族に見せながらその日のことお話してもらいたいのだ。<br />
<br />
最後は歌「あい・ぽーとソング」と「ビリーブ」の練習。<br />
どうして泣けてくるのでしょう。あんな純粋な歌聴かされると普通の状態でいられません。<br />
思い出すだけで涙が溢れます。<br />
<br />
翌日の再開を約束してさようなら。<br />
<br />
<br />
<strong><span style="font-size:150%">９（水）ワークショップ２日目</span></strong><br />
午前中子ども達はNHKを見学に。<br />
アナウンサー体験、僕もやってみたい。<br />
<br />
午後から昨日の作業のつづき。<br />
昨日にひきつづき皆元気なこと元気なこと。感心してしまう。<br />
優しい子ばかりで驚いた。人形のジョウくんに乱暴する子がひとりもいなく、ねえ（人間の）ジョウくん、ジョウくん（人形）触ってもい～い？と僕に許可をとる様子がめんこい（北海道弁…愛しくて大切になるほど、どうしようもなく可愛い様）。<br />
人形が出来上がってくるとまた欲が出る。いいじゃないのそのアイディア、受けてたちましょう。<br />
イメージ通りに出来ない子に幾つかのアイディアを出し一緒に考える。その子のイメージ通りになったときのその子の表情の輝かしさと言ったらほかにない。あ～めんこい。<br />
やんちゃ坊主が嬉しそうに一言「イメージの９８パーセントのかたちになった！」と。<br />
可愛い。彼の中には絶対的なイメージがあるんだよな。<br />
自分の作業に戸惑いのあった女の子とも少しずつコミュニケーション。<br />
これは本当に良い経験になった。どうにかしてこの子の笑顔が見たい。<br />
話せる時間があって本当に良かった。ゆっくり、ゆっくり話してゆく中で、その子のやりたいことが少しずつ掴めてくる。自分（こちら）の性格のペースを押し付けずに相手のリズムを真面目に感じ取るデリケート作業だった。やがてその子の表情が明るくなる。<br />
結末を言ってしまうと、最終日のその子は始終笑みを浮かべ、初日は直視できなかった僕の顔、そして眼をしっかりと見つめ精一杯手を振っていた。<br />
<br />
話を２日目に戻し…。<br />
音楽のS先生の力をかりて、それぞれのキャラクターにはテーマ曲もつくる。<br />
メロディーの浮かぶ子はその子のメロディーを譜に起こす。<br />
メロディーづくりに戸惑う子には並べた和音カードからすきな音符の配列やカードの色、それぞれのメロディーを聴いてもらうなどしながら音階を組み合わせ、その子だけのオリジナル曲をつくる。<br />
<br />
夕方、ほぼ出来上がった人形を持ってお散歩（パレード！）。<br />
昼間、雨が降っていたので外に出るのは中止にする予定だったが、夕方急に晴れた。<br />
時間が限られていたので遠くには行かず園庭を遊園。<br />
<br />
この時間がまるで夢の世界に居るようだった。<br />
個性豊かなみんなの人形、これはもう芸術作品！が広場の遊具の周りを妖精のように遊び回る。<br />
大人はあんなこと自然には出来ません。何も言わなくても自作の人形と広場を遊び回る子ども達。その様子は不思議なくらい絵になってます。<br />
<br />
明日で最後はさみしいね…と皆で話しながらその日も最後は絵日記タイム。<br />
そして歌の練習。相変わらずお上手。<br />
<br />
みんなを見送ったあと、翌日の発表会用に舞台を仕込む。<br />
僕が普段使用している袖幕、大黒幕、照明、フル仕込み。<br />
朝のNHK見学から同行しているスタッフのみなさんはもう体力的に限界。<br />
<br />
<br />
<strong><span style="font-size:150%">１０（木）ワークショップ３日目（最終日）。</span></strong><br />
この日は僕も朝から。<br />
人形の仕上げ、そして劇の練習。<br />
まずはソロパート。その後アンサンブル。<br />
ストーリーは僕のオリジナル。<br />
場面設定を皆に与え、皆の演技は人形を操りながらの即興。<br />
<br />
練習１回でもうほとんど出来上がっていました！<br />
スタッフ陣もビックリ！！<br />
<br />
海や宇宙をみんなで旅をするストーリー<br />
楽しい場面、恐怖の場面、スイミーの物語のような場面も取り入れながらあらゆる場面が次々と展開される。<br />
<br />
生身の身体ではあそこまでの演技はすぐに出来ないかもしれない。<br />
人形があるから声が出る。人形に伸び伸び演技させることにより、その子自身の心が解放される。見事な一体感だった。<br />
<br />
最終確認、人形の最終調整・メンテナンス、そしてもう一度通し稽古。<br />
お客様は子ども達の保護者さん。ゾロゾロとご来場。ようこそ！<br />
あんなに賑やかな子ども達も緊張しているその様子が可愛い。<br />
<br />
さて開演。<br />
まずはソロパート。<br />
パパはビデオ、ママはデジカメ、そんな感じで目の前は全て人とカメラがセット。<br />
さすが発表会。不思議な光景です。<br />
<br />
そして期待通り、期待以上の演技を見せてくれた子ども達。感動的でした。<br />
上演後終了証の授与。そしてみんなで合唱。<br />
もう涙をこらえるのに必死でした。<br />
もちろん客席は感動の涙涙…。<br />
そんな様子を見てある男の子が不思議そうに一言、「みんな泣いてる。」と（笑）。<br />
なんだか明日も朝から会っておはよう！って言いたいな。<br />
<br />
僕ひとりだけではとても務まらなかった今回のプロジェクト。<br />
各分野のスペシャリストと指導員さんの共同作業により、本当に充実した輝かしい３日間を過ごせました。<br />
素晴らしい出会いと感動に満ちた３日間。<br />
必ず次に繋げたい。このように企業との提携で世の中のためになる企画が出来たらどんなにいいことだろうか。全ての人が幸せになる企画だ。<br />
ナビゲーターとなる側は相当な覚悟と準備、そして集中力とセンス、そして体力を必要とする仕事だけどやり甲斐がある。出来る事なら毎月、せめて年に数回はやりたい。<br />
<br />
<br />
<strong><span style="font-size:150%">１１（金）</span></strong><br />
某新聞社さんの取材を受ける。<br />
事務所での昼食、かなり久し振り。何だか不思議な感じ。<br />
長く出っ放しだった為、諸々の雑務を片付ける。<br />
夜遅くに美容室へ。<br />
<br />
<br />
<strong><span style="font-size:150%">１２（土）～１３（日）</span></strong><br />
久し振りに迎える週末！と言う感じ。<br />
流石に身体が思うように動かない。<br />
身体のメンテナンスをじっくり。なんだか２時間位で２日間が過ぎ去った感じ。<br />
<br />
翌日からは「天守物語」の稽古を開始する。<br />
]]>
    </description>
    <category>未選択</category>
    <link>https://tairajo.blog.shinobi.jp/%E6%9C%AA%E9%81%B8%E6%8A%9E/%E3%80%8C%EF%BC%90%EF%BC%96%E5%B9%B4%EF%BC%98%E6%9C%88%E6%9C%9F%E3%81%9D%E3%81%AE%EF%BC%92%E3%80%8D%E2%97%86%E9%9D%92%E5%B1%B1%E3%81%A7%E3%81%AE%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%97%E2%97%86etc</link>
    <pubDate>Fri, 15 Sep 2006 07:58:17 GMT</pubDate>
    <guid isPermaLink="false">tairajo.blog.shinobi.jp://entry/5</guid>
  </item>
    <item>
    <title>「０６年８月期その１」◆いいだ人形劇フェスタ◆etc</title>
    <description>
    <![CDATA[<span style="font-size:220%">さっ、続々更新です。</span><br />
ひきつづき写真の添付にてこずっているので、文章のみでごめんなさい。<br />
楽しい写真いっぱいあるのですが…。<br />
写真付きで改めて更新しますので、まずはこちらをお読みください。<br />
<br />
<span style="font-size:220%">●８／１（火）～２（水）</span><br />
晦日ロングラン７月公演「毛皮のマリー」を上演後、休む間もなく公演後の事後処理に追われる。<br />
すぐに飯田に行ってしまうため、あらゆることをかなりテンポ良く済ませなくてはいけない。<br />
<br />
そして飯田フェスへ向けての荷物準備。とにかくアイテム数が多い。<br />
ミッドナイトシアター「人形劇大全集」の構成づくり＆稽古。まだだいぶ先だと思っていたのに、はやいことはやいこと…。１ヶ月程前に構成作業に手を付けてあったので幸い。<br />
<br />
<span style="font-size:220%">●３（木）～７（月）いいだ人形劇フェスタ</span><br />
<strong><span style="font-size:150%">３（木）</span></strong>飯田のり日<br />
毎年、いいだフェスは上演作品数が多く、市内での移動も多いのでレンタカーを利用して動向（普段、荷物は宅急便、自分やマネージャーさんは公共交通機関）。<br />
ドラバー兼上演アシストのTちゃんは同行出来たのだが、Wマネージャーがなんとぎっくり腰。毎年この時期にぎっくりするらしく、昨年の飯田も杖をつきながらの同行だった（苦笑）。<br />
今年は歩けない状況。本当に残念。動向前にじっくりミーティングをした。<br />
まずは自宅より荷物を搬出。主に大全集用の道具類。アイテム数が多いので入念にチェック。<br />
その後プーク人形劇場にて３日前に上演した「毛皮のマリー」の道具類を搬出。<br />
その後、事務所からの荷物を搬出。全て積んでも車内は多少の余裕あり。１週間前に札幌で上演した「お花のハナックの物語」は上演後、直接飯田宛に宅急便にて送った。行きはよいよい…。<br />
<br />
事務所での諸々の荷造りと事務的準備が予想以上にてこずり、出発が押す。<br />
夜の京芸さんの上演が観られなくて残念。<br />
しかし驚異的（？）な早さで飯田に着いた。休憩をのぞけば出発から約３時間での到着。<br />
到着後本部で受付を済ませたあとプークさん観劇。<br />
<br />
ホテルへのチェックインは夜中になってしまった。<br />
部屋からの景色が素晴らしい。<br />
Tちゃんとスケジュールミーティング。色々とややこしい数日間。頭の中をしっかり整理。Tちゃんには観劇もたくさんしてもらいたかったので僕のお勧め作品をセレクトしてあげてある。ん～分刻み。<br />
温泉が夜中でも入れるホテルだったので入浴。貸切状態。<br />
<br />
<strong><span style="font-size:150%">４（金）</span></strong>自分の公演の仕込み開始前にクラルテさんの「あらしのよるに」観劇。<br />
「毛皮のマリー」飯田では２年振りの上演。<br />
仕込み人員がとにかく僅か。開演ギリギリまで仕込み。<br />
それにしてもお洒落な空間が出来上がった。<br />
お客様にはぎゅう詰めでの観劇。ごめんなさい。しかも全員大人。<br />
<br />
２年前のマリーも完売だったが今回もありがたいことに完売。<br />
初めて有料公演をした年から毎年公演が完売となっている。本当に本当にみなさんのおかげです。ありがとうございます。この翌々日に上演の「お花のハナック」は既に数週間前に完売。<br />
本当にありがたい。けれど観たくても観られない方が続出なのは悔しい。<br />
<br />
さて、ぎゅう詰めは申し訳ないものの、とっても良い雰囲気で開演。<br />
ここ最近のマリーの公演で、最も力が抜けた良い状態での上演が出来たと思う。<br />
空間のバランスもとっても良かった。<br />
この作品は毎年いいだフェスで上演したい…という思いと同時に、この作品はフェス向きでないかも…という気もした。<br />
フェスは作品が盛りだくさん。<br />
お祭りで言えば、ヨーヨー買って、わたあめ買って、金魚すくいして…あれもこれも楽しむ状態。<br />
そんな中に２時間じっくり観劇する情念の世界「毛皮のマリー」は向いているのだろうか。<br />
「毛皮のマリー」の観劇は、金魚すくいやヨーヨー釣りの合間にステンドグラスを造るような感覚なのかもしれない。ステンドグラス造り（芝居）を最後までやり遂げて（観遂げて）もらいたい。<br />
芝居に魅力を感じれずに途中退場は大いに受け入れます。<br />
けれど他の芝居観たさの途中退場が目立ったようで、「そろそろみのむしさんかしら…会場どこ？」とか言いながら退場してゆく様子は真剣に観ているお客様にもお見苦しいことをしてしまった気がする。<br />
平土間ではなく劇場でやればもう少しは違ったのだろうか。<br />
来年はどうしよう。<br />
皆それぞれの事情を抱えて観に来ているわけだし、少しでも観ようと来てくれるのもありがたいと言えばありがたい。なのでただ「途中入退場お断り」というわけにもいかないし。<br />
例えば変な話、マウスプロポーズやシンデレラとかは理想的ではないにせよ途中入退場はありかもしれない。フェス向きと言う言い方をしてしまって良いのだろうか…。そんな感じ。<br />
けれど僕は芸術としての深い深い人形劇表現もフェスで提供したい。「サロメ」や「毛皮のマリー」、「星の王子さま」、「よだかの★星」、それらも是非フェスで、いや、フェスでこそ上演したい。これから先どうしよう…。息を殺して観劇する作品はフェス以外の単独上演やお座敷（依頼）公演、主催事業でしか上演できないだろうか…。<br />
驚きと感動、興奮のメッセージを数多く頂きつつもそんな疑問と不安も抱いた今回の公演でした。<br />
<br />
終演後、サイン会をしてバラシ。グッタリ…。<br />
<br />
皆さんご来場本当にありがとうございました。<br />
<br />
<strong><span style="font-size:150%">５（土）</span></strong>ミッドナイトシアター本番当日。<br />
出番は夜中だが１６時には集合。出演団体多数のため仕方ない。<br />
入念な打合わせ。<br />
翌朝に私は本番があるため私の出番は前半の最後の予定だった。<br />
海外作品２本が降板となり、真夜中にはならないから…と頼み頼まれ、結局私が最後になった。<br />
ぎっくり腰で急遽同行できなくなったマネージャーさんがいてくれれば断れたかも（爆）。<br />
けれど最後を飾れるのは光栄なこと。そこまで頼んでくださるならやりましょう。<br />
舞台仕込み開始。<br />
同時に私は同じ建物の３Ｆにて翌日のダンボール人形劇場「お花のハナックの物語」の仕込み。<br />
ある程度、ミッドナイトシアターの打合わせと仕込み、ハナックの仕込みが済んだところで、翌日のハナックの会場を利用して、ミッドナイトシアターのリハーサル。<br />
特に色々な人形が出てくる「くるみ割らない人形」のコーナーを人形なしで入念にリハーサル（イメージトレーニング）。頭の中を整理整頓。ん～まとまってきた。出番最後で良かった（笑）？<br />
<br />
さて出番。４０分程の出演の予定でしたが演じたのは約１時間。<br />
こんな雰囲気の場所は国内ではここしかないでしょう！<br />
お客さんありがとう！アレが観たいコレが観たいのリクエストも嬉しかった！無理矢理（？）全部制覇しました！<br />
大きな舞台、高い天井、それを活かしたダイナミックな演技が出来ました。<br />
特に特大に造られたダンボール人形のキリンやゾウは嬉しそうだったなあ。<br />
照明さんも、その場その場で即興的に照明を変えてくださりこれがまた面白かった。<br />
僕の人形劇はスタイルが様々なので、このような「大全集」を出来るのが幸せ。<br />
上京したとき、ひとりで演じるレパートリーは「ジャンピンラビット！！」しかなかったのに増えたもんだな～。<br />
ことしの大晦日の公演が楽しみ！<br />
年越しカウントダウン公演が決定しています！どうなるんだろう！？楽しみ！<br />
この日は僕とお客さんの体力が果てるまで上演しますよ！<br />
<br />
さて話を飯田に戻して…<br />
ミッド上演後は翌日のことも考えて道具類の本格的な片付けは控える。<br />
全ての人形をハナックの楽屋に運ぶ。<br />
体力的にはギリギリ。皆さんのお手伝いに感謝。ありがとうございました。<br />
深夜にホテルに戻る。<br />
深夜の温泉入浴。今夜も貸切状態。あ～何とか救われた～。リフレッシュ。<br />
<br />
<strong><span style="font-size:150%">６（日）</span></strong>少ない睡眠の後起床。ここのホテル、朝食が毎朝、食べ易く栄養万点なので救われた。<br />
昼も夜もまともなものが食べられない日が続いたので…。<br />
おにぎりで良いのです。コンビニのものではないものを食べたい。<br />
コンビニのものは二日続くと具合が悪くなる。<br />
粗食で充分なので栄養のあるものを摂取したい。<br />
来年は専属で料理人さんを雇いたい。飯田市内の方で募集（半分冗談／半分本気）。<br />
<br />
前日に仕込んでおけたので助かった。<br />
とはいえ開演ギリギリまで諸々の準備。<br />
こちらもぎゅう詰め。熱気ムンムン！<br />
お子さんはひとり１００ワットらしい。エアコンあっても効き悪しの構造の会場。流石に暑い。<br />
私は演じるのに必死なので耐えられるが、お客様には申し訳なかった。<br />
それにしても飯田のお客様面白い！皆さんが観劇しているときの表情が素晴らしい。<br />
楽しかった～。<br />
しかし天井が低かった…。キリンが背を伸ばせない（涙）。<br />
来年こそ「飯田人形劇場」でやらせてくださいよ実行委員会さん…。<br />
３年前から人形劇場を希望しているのですが中々…。<br />
人形劇のために産まれてきた（？）わたくし、人形劇のためにつくられた劇場で是非演じさせて頂きたい。署名活動しちゃおうかな（笑）。<br />
フェス以外では何度か上演させて頂いているのですが、本祭ではまだなのです。<br />
「星の王子さま」や「毛皮のマリー」は是非劇場で演じたい…。<br />
<br />
さて終演後はサイン会＆写真撮影会。<br />
みなさんご来場本当にありがとうございました！<br />
<br />
さて、バラシをせずに我々は観劇することに。<br />
京芸さんプークさんを続けて観劇。過去に何度も観てる作品だがどうしても観たかった。<br />
観劇後ハナックを上演した会場へ…。<br />
めくるめく現実の世界。昨晩のミッドでの「大全集」の人形達もうじゃうじゃしている（笑）。<br />
さあ、片付けるぞお！<br />
バラシ人員…２名。トホホ…。<br />
Ｔちゃんと私、無言でひたすら片付け。やってもやっても片付かない感じ。<br />
しかし終わりは来るものだ。無事終了！ハイエースの車はパンパン！<br />
そして行きは、半分の荷物が札幌公演から直接飯田に送ったため、帰りは幾つかの荷物が宅急便になる覚悟でいたが無事全アイテム１台の車に納まった。<br />
<br />
急遽、ホテルを１泊延長。あの日のうちに帰京していたら私もＴちゃんももたなかっただろう。<br />
車を少し走らせ夕食へ。飯田入りしてから初めてまともな夕食を口にした。<br />
１日で読みきれないアンケートの量」が嬉しい。<br />
<br />
<strong><span style="font-size:150%">７（月）</span></strong>ホテルチェックアウト。いざ帰京。<br />
この日は翌日の青山での公演の仕込みあり。<br />
晴れてて道が気持ちいい。<br />
帰りに奇蹟のような出来事が。<br />
アクセルをいくら踏んでも速度が上がらず、８０キロ、７０キロ…。<br />
アクセル全押ししても速度が上がるどころかどんどんスピードダウン。後ろの車には迷惑をかけてしまう状態。少し恐ろしくなってきた数分後、大渋滞に。<br />
しばらくすると、ひっくり返った状態で原型を留めていないワゴン車が。<br />
もしあそこでそのままのスピードで進んでいたら…と思うと…。<br />
神様とご先祖様に心から感謝した瞬間でした。<br />
<br />
その後は順調に進み。無事東京着。まずは初台の事務所に荷物を戻す。その後白金の自宅にて荷戻し。そして青山の小学校会場へ。仕込み。<br />
<br />
翌日の上演後は３日間に渡るキッズ対象のワークショップがある。その打合わせ。<br />
このワークショップが素晴らしかった。また書きます。<br />
]]>
    </description>
    <category>未選択</category>
    <link>https://tairajo.blog.shinobi.jp/%E6%9C%AA%E9%81%B8%E6%8A%9E/%E3%80%8C%EF%BC%90%EF%BC%96%E5%B9%B4%EF%BC%98%E6%9C%88%E6%9C%9F%E3%81%9D%E3%81%AE%EF%BC%91%E3%80%8D%E2%97%86%E3%81%84%E3%81%84%E3%81%A0%E4%BA%BA%E5%BD%A2%E5%8A%87%E3%83%95%E3%82%A7%E3%82%B9%E3%82%BF%E2%97%86etc</link>
    <pubDate>Wed, 13 Sep 2006 08:18:09 GMT</pubDate>
    <guid isPermaLink="false">tairajo.blog.shinobi.jp://entry/4</guid>
  </item>
    <item>
    <title>「０６年７月期・後半」◆学生のためのワークショップ指導◆ニュース２３出演◆春日部公演◆札幌公演◆晦日ロングラン７月公演◆ｅｔｃ</title>
    <description>
    <![CDATA[<span style="font-size:220%">お待たせ致しました～！！<br />
更新でございま～す！！</span><br />
<br />
しかし写真のアップの仕方が難しい！<br />
つかいこなせていません。<br />
<br />
近日中にこの日記に写真を付けた状態で改めて更新しますので、まずはこの日記をお読みください。写真お楽しみに。<br />
<br />
さてはて、ブログをリニューアルしたのは良いのですが、約２ヶ月経ってやっと２回目の更新です。<br />
２ヶ月分、頑張って書きます！<br />
この間あちこちで「ジョウくん日記の更新はまだ…」と言われてしまいました。<br />
１行か２行だけでもイイから…とは言われても、１・２行の日記では済ませられない性格なのです…。<br />
<br />
とにかく怒涛の２ヶ月間でした。本当に濃かった。<br />
順番に振り返ります…。<br />
<br />
<br />
<span style="font-size:220%">●７／７（金）～９（日）</span><br />
<strong><span style="font-size:150%">７（金）</span></strong>は週間いいだ新聞さんの電話取材を受ける。随分喋った（笑）。喋りすぎた（笑笑）。<br />
最終的に出来上がった紙面はあんなに大きかったけどその５倍は喋ったな（笑笑笑）。<br />
地元の方から寄せられた質問全てに答えたが危うくそれも「紙面の都合」でひとつも載らないところだった。せっかく寄せて頂いた質問。後の構成の際、レイアウトを工夫して頂き無理やり入れて頂いた。それでもごく１部…。来年は質問特集とかしないかな…？<br />
とにかく、質問をお寄せ頂いたみなさん、ありがとうございました！どこかで必ずお答えしますね！<br />
この日の午後は確かワークショップの教材資料づくりをしてたと思う。<br />
飯田でのミッドナイトシアターの稽古（構成作業）もこの頃頑張っていた。<br />
<br />
<strong><span style="font-size:150%">８（土）</span></strong>引き続き学生人形劇人のためのワークショップの教材資料づくりやら準備やら。<br />
「ハンドラブ」の実演もあったのでこの日に稽古。<br />
スケジュールではこの日はトータルメンテナンス（静養日）になってたけど夜中まで仕事してた。<br />
けれどとっても楽しい教材とワークショップの構成がつくれた！<br />
<br />
<strong><span style="font-size:150%">９（日）</span></strong>こどがくプロジェクト主催の「学生のための人形劇ワークショップ」に講師としてお呼び頂く。<br />
短い準備期間にも拘らず参加者は予想を遥かに超え、定員オーバー、４０名以上。<br />
TBSさんの取材クルーも加わりプーク人形劇場５Fは熱気ムンムン。<br />
見学者と実技受講者を分け、グループも細かく分ける。<br />
この日は第一回だったので特別フルコースバージョン！<br />
<br />
ウォーミングアップ<br />
身体解放のためのエチュード<br />
<br />
実演…色々なスタイルの人形、その遣い方、演じ方。<br />
実演…ケコミ芝居・前から＆後ろから<br />
<br />
人形劇俳優の所作の訓練・基礎編<br />
すり足、あひる歩き、立ち遣いの際の身の捌き<br />
<br />
台詞偏<br />
感情表現のあれこれ<br />
演じわけのあれこれ<br />
<br />
とまあほんとに色々やりました。<br />
<br />
台詞の表現力には様々な訓練方法があります。<br />
呼吸のつかいかた、息づかい、感情のおとしどころなど、その極意は様々。<br />
けれどまずはとにかく言葉を声に出して読むことからが表現練習のスタート。<br />
レトルトカレーのパッケージに書いてある言葉や医療グッツの説明書きなどを感情込めて読んでもらうコーナーはほんと個性の華が咲き乱れて面白かった。<br />
僕は普段「これはこう読むのがイイ」とか決め付けている部分もあって、指導をしながら誰よりも僕が学ばせてもらっている。<br />
<br />
僕のオリジナルテキスト「メルヘンスクランブル」も読む人によってその表現方法は様々。<br />
ん～～～、このテキストは是非ともじっくりつかって授業したい。<br />
<br />
ひとりひとりに誰にも負けない良さがあり、何かを更に引き出せば何倍も素晴らしくなる。<br />
指導する上でその「何か」を見付けてさしあげる作業は実にデリケート。こちらもいつになく感性を研ぎ澄ます。しかし不思議なもので、最大の個性と同居する改善点は楽しく見付けられてしまう。<br />
何かを補おうというより、その人に出来る事を引き出す作業。それこそが、子育てでも、教育でも、社内の人との共同作業でも必要なんだろうな。<br />
<br />
ほんとに楽しいワークショップだった。<br />
ワークショップの中盤に皆さんから頂いた日頃の人形劇活動の悩みも実に様々で面白かった。<br />
<br />
うんうん、僕もそれ苦労したした。<br />
<br />
子どもが賑やかになりすぎたら？／滑舌が悪い、声が通らない／ヒソヒソ声の演技／台詞がないときの人形の演技／演じ分けられない…<br />
などなど出るは出るは…質問、お悩みの数々<br />
ん～実に面白い。１０年前じゃ答えられなかったろうなあ…。<br />
この１０年間色々あったな～…。<br />
僕もまだまだ勉強中とは言え、この辺の極意は自然と身に付いている。<br />
どれが正しいとかではないけど、僕の経験が少しでもみなさんの勇気になるならこれほど嬉しいことはない…。<br />
<br />
次回以降はテーマを絞ってのワークショップとなる。楽しみ。<br />
<br />
さて、ワークショップ終了後は、プーク人形劇場のバックステージツアー。<br />
人形劇場さんの粋な計らいにより大サービス。プーク人形劇場は秘密がいっぱい！<br />
バックステージツアーにはもってこい！楽しい！<br />
迫（せり）、螺旋階段、劇場独特の空間が各所にあり、まさに夢のお城。<br />
みなさん劇場のファンになってくれたことでしょう。<br />
こんな企画は度々開催したい。<br />
<br />
<br />
おっとお！３日間のことをこんなにじっくり書いてしまった。まだ２ヶ月分あるのに…。<br />
<br />
かっとばします。<br />
<br />
<br />
<span style="font-size:220%">●７／１０（月）～１４（木）</span><br />
ワークショップの実演で様々な種類の人形を大量に登場させたため倉庫整理でバタバタ。<br />
春日部公演に向けての「よだかの★星／セロ弾きのゴーシュ」の稽古。<br />
念願叶って高島野十郎展に行けた。忙しかった自分が悔しい。ひとつひとつの絵が素晴らしすぎて相当無理をしないと次の絵に進めない。理由もなく涙が出てくる。その絵の佇まい。絵というよりは高島野十郎さんという「人間味」がそこにある感じ。すべての物を愛しみ神と崇め命を感じたその信念ある真面目な純粋さがひしひしと伝わり、込みあげずにはいられなかった。<br />
<br />
<br />
<span style="font-size:220%">●７／１４（金）～１６（日）</span><br />
<strong><span style="font-size:150%">１４（金）</span></strong>昼間は事務所での雑務に追われ、夕方から事務所の人形やら荷物やらを搬出。その後自宅に移動し、更に大量の人形を搬出。そしてTBSに移動。<br />
とにかく暑かった。この暑さに荷捌きはこたえる…。滝のような汗が…。<br />
<br />
夕方のワイドショーが終るのを楽屋で待つ。報道関係は全て同じスタジオなので。<br />
<br />
そして飾り付け、これが大変でした。<br />
NHKのときも大変でしたが、限られ時間の中で限られた物を用いての飾り付け。<br />
人形劇の人形は飾るために造られていない（自立しないものがほとんど）ので悪戦苦闘します。<br />
しかし現場の方々の素晴らしいサポートにより本当にファンタジックで素敵な飾り付けが出来ました！スタジオからのオンエア時間が約３分だったのが惜しい…。<br />
展示のレイアウトも飾り方も全てその場で考えたわりには魅力的なセッティングになった。皆さんのお蔭です。<br />
<br />
僕はメイクしたかったけど、マネージャーさんもメイクさんも口を揃えて「メイクしなくていい！」と言うので、プレストパウダーで照かりだけを抑える。<br />
<br />
代役キャスターさんでリハーサル。このときは台本通りでバッチリ！<br />
しかし本番！次から次へと出る質問は台本にないことばかり。<br />
しかし生番組の撮影はカメラバックのスタッフ陣の進行が素晴らしい！美しい！<br />
あのなびきかた、指示のだしかた、僕は成すがまま。<br />
共同作業って素晴らしい！人数が居るって凄い。<br />
生放送独特の一体感にはいつも感動させられる。<br />
<br />
<strong><span style="font-size:150%">１５(土)、１６(日)</span></strong>　この二日間はひたすら観劇。<br />
影絵劇団かかし座「星の王子さま」<br />
人形劇団えりっこ「がんばれクリーキー　他」<br />
世田谷パブリックシアター「雪の女王」<br />
<br />
北海道のプロ人形劇団“えりっこ”<br />
プークご出身のご夫婦劇団。<br />
札幌時代、このおふたりには本当にお世話になった。<br />
大ファンの劇団。東京で観られて嬉しかった！<br />
ふたりでつくりだすダイナミズムは圧巻！本当に楽しい人形劇！オススメです。<br />
<br />
パブリックでの「雪の女王」、私の個人的感覚ですが、今のところ今年ナンバー１の作品です！<br />
舞台の空間全てに意識がゆきとどいている。演劇という表現手段で成せる技、「美学」をひしひしと感じた。生演奏の効果音も舞台上の演技と共に呼吸している。これは基本的なことなのですが、なかなかこうはいきません。光のつかいかた、時間の経過、空間の捉え方、演技のリズム感、どれもこれも素晴らしかった。演出は世界的に高い評価を得ているテレーサ・ルドヴィコさん。流石。<br />
大方斐紗子さんの客席を包み込むような演技にも刺激を受けました。<br />
<br />
<br />
<span style="font-size:220%">●８／１７(月)～２３(日)</span><br />
晦日ロングラン７月公演プロモーション活動あれこれ。<br />
その甲斐あって完売となりキャンセル待ちとなる。<br />
春日部公演へ向け、「セロ弾きのゴーシュ」稽古。<br />
会場下見やら打ち合わせやら。<br />
毛皮のマリーの人形の修理。肩台、胴串(どぐし)、腕、手を総交換。動きが良くなった～！<br />
<br />
<strong><span style="font-size:150%">２２(土)</span></strong>「よだかの★星／セロ弾きのゴーシュ」<br />
お昼から会場入り。仕込み。横長な会場をあれこれ工夫して空間づくり。<br />
ん～。稽古の甲斐もあって、ゴーシュがまた変化出来た。<br />
ゴーシュでお客様があんなにすすり泣いてくれたのは初めてかも。<br />
芝居の構成は何ひとつ変わってないのに、演技の間や呼吸のとりかたで芝居全体の質がこんなにも変わるものかとまた実感。<br />
<br />
<br />
<span style="font-size:220%">●７／２４(月)～３１(月)</span><br />
「毛皮のマリー」稽古。<br />
「お花のハナック」稽古。<br />
ジムのトレーニングにも久しぶりに行く。<br />
札幌公演の荷物発送作業。全て宅急便。ウ～、多い。<br />
晦日ロングラン７月公演のための搬出・搬入作業。都内では赤帽さんにお世話になってます。<br />
<br />
<strong><span style="font-size:150%">２４(月)</span></strong>人形劇団プークの松岡成剛さんが急逝しました。<br />
享年３５歳。死因は心室細動。<br />
「エルマーと16ぴきのりゅう」の公演を終え、劇団での荷降ろしをしているときにトラックの中で倒れたそうです。<br />
あまりに早すぎる死。しばらくは認められなかった。<br />
都内での若手男性人形劇人の仲間は非常に少なく、もう会えないなんて信じられない。<br />
そんな身体で人形劇という職業を選んだなんて…知らなかった。<br />
自分の身体がこうして人形劇ができる身体であることにもっともっと感謝しなくては。<br />
お通夜に足を運ばせてらった。祭壇を彼が演じた人形たちが囲む。プークの作品の歌が流れる中それぞれが献花するスタイルだった。いいお通夜だった…という言い方をして良いのだろうか…。悲しいとはこういうことを言うのだろう。新婚さんだった彼、彼にはまだ演じたかった役がたくさんあるだろうと思うと可哀想で仕方なかった。けれど彼の大好きな人形劇団の本拠地で、仲間に囲まれて天国へ行けたのは幸せだったのかもしれない。そして、生きているあいだに人と愛し合い結婚するという幸せな時間を過ごせたこと。命日の日、舞台で無事に演じきったこと。ひとりではなかったね松岡さん。<br />
松岡さんの演じた“ボリス”はいつまでも子どもたち、そして我々の胸の中で飛びつづけています。<br />
ありがとう松岡さん。<br />
ご冥福をお祈りします。<br />
<br />
<strong><span style="font-size:150%">２８(金)</span></strong>札幌へ移動。お昼の飛行機に乗り新千歳空港へ。<br />
１年振りの故郷。<br />
翌日に上演をする人形劇場こぐま座は、僕が育った、僕を育ててくれた劇場。<br />
プロとして活動を始めて5年。この劇場の舞台に立てるのはまだまだ先と思っていた。<br />
聖地であり、教会のような神聖な場所。本当に緊張した。<br />
<br />
こぐま座は、公立の人形劇場としては最も歴史がある。<br />
この劇場をお手本に、全国の公立人形劇場が出来たのだ。<br />
これほど人形劇上演が充実している劇場も珍しい。<br />
プロ作品、アマ作品、伝統的な作品、フェスティバル、ワークショップ…。<br />
とにかく充実している。そしてその“アマチュア劇団”さんのレベルが高い！<br />
札幌の充実した人形劇文化はこのアマチュア劇団さんに支えられているのだ。<br />
<br />
僕はこのこぐま座とその兄弟劇場であるやまびこ座に育てられた。<br />
家にいるときよりもこぐま座かやまびこ座に居ることのほうが多かった。<br />
ここで数え切れない程の観劇をして、自分自身もたくさんの人形劇をつくり、本格的なスタッフに助けて頂きながら何度も上演をした。あらゆる劇団との合同公演、客演、ジョイント公演、思い出すだけで頭がパンクするほど色々な活動をさせてもらっていた。<br />
<br />
昨年やまびこ座の舞台に立たせてもらったがそちらは手打ち公演。<br />
今回はこぐま座の３０周年記念特別公演としてお呼び頂いた。<br />
私の他にも北海道出身のプロ人形劇人が日替わり特集上演されていた。<br />
沢さん、クラルテの高平さん、えりっこさん…皆さん魅力的な方々…。<br />
<br />
このこぐま座が３０年も存在し続けてくれていたなんて、それを支えた方々と市民の皆様に感謝。<br />
<br />
<strong><span style="font-size:150%">２９(土)</span></strong>さて私はダンボール人形劇場「お花のハナックの物語」<br />
リニューアル直後でまだデキタテ。<br />
舞台いっぱい、ダンボール人形達でうめつくされました。ファンタジック！<br />
人形のジョウくんもなんだか嬉そうでした。<br />
私の人形劇界デビューの劇場(当時１２歳)。そして札幌時代最後の公演の場となった劇場。<br />
それだけに、普段以上に力んでしまったように思います。そんな自分に「まだまだだな～」と感じました。<br />
けれど会場入りきらない程のお客様の数。<br />
満席の会場は幸せなムードで包まれ、こぐま座も人形達も幸せそうでした。<br />
ご来場頂いた皆様、本当にありがとうございました。<br />
５歳位の男の子を連れたお母さん、「この子今日が劇場デビューなんです。こんなに楽しい作品で良かった…」と。<br />
光栄です。<br />
それぞれがあらゆる状況を抱え、人生の大切な時間を割いて劇場に足を運んでくれます。<br />
作品を提供する我々の責任は重大です。頑張らねば。<br />
そして東京で私のニュース２３出演を見て、北海道旅行の中に急遽、私のこぐま座公演の観劇を予定に加えてくださったご家族も、わざわざごあいさつに来てくださいました。嬉しい。<br />
劇場の空間、時間、そして人形劇、全てがキラキラとした家族の思い出となってくれていたら嬉しいです。<br />
<br />
札幌ではもっともっと長く過ごしたい。<br />
東京公演のためとんぼ返り。<br />
上演のあと片付けを済ませ、その日のうちに帰京。<br />
たくさんの再会も嬉しかった。<br />
<br />
<strong><span style="font-size:150%">３０(日)</span></strong>毛皮のマリーの稽古。<br />
道具類は劇場に搬入済み。<br />
もう何度も同じ劇場で上演しているので、私が居なくても舞台監督さんを始めとするスタッフ陣のみでの仕込みが可能。こんなありがたいことがあって良いのだろうか。<br />
私はしっかり体のメンテナンスと稽古をさせてもらい翌日に備えた。<br />
<br />
<strong><span style="font-size:150%">３１(月)</span></strong>晦日ロングラン２００６・７月公演「毛皮のマリー」<br />
当初予定していた「サロメ」は納得のゆく芸術的作品にしてから舞台に上げようと、苦渋の決断で上演を延期。「毛皮のマリー」に差し替え公演。<br />
にも拘らず、なんと完売しました。<br />
今年のこの晦日ロングラン、４月から上演を続けていますが“ほぼ”満席という状態が続いていた。<br />
それでも３人の前でも演じたことが何回もある私にとっては信じられないくらいの動員状況で、快挙でした。<br />
しかし今回、出ました今年初の大入り袋！<br />
補助席もでる程でした。本当にありがたい。<br />
お客様に還元しようと、来場者にワインを振る舞うことにしました。<br />
僕のお気に入り、モンダヴィの赤。飲んで頂く紙コップもこだわり探した探した…。雑貨屋さんやら紙容器の問屋さんやら…。ん～理想の紙コップがない…。<br />
試飲のように見えるのも賛成できませんでしたし、小さいカップは検尿を思い出させます(笑)。失礼…(笑)。<br />
結局、アスクルで理想的な紙コップを発見！<br />
ゾウの切り絵風の絵柄が付いた２種類の紙コップを発注。本番直前にギリギリで仕入れることが出来た。<br />
楽しく飲んで頂けただろうか。<br />
開演前も後も、大人向け公演の際に私はロビーに出ることが認められていない。お客さんの様子が見られないのが残念。<br />
これからもっともっとやりたい。<br />
お酒と人形劇の同居。<br />
<br />
さて上演。<br />
今回もまた多くの発見と感動に満ちた公演となった。<br />
約２時間、いっときも気が抜けない「毛皮のマリー」<br />
真剣勝負とはこのこと。<br />
あの緊張感を不快感なく維持し続けるというのは至難の業。<br />
毎回生きて死んでいる気がする。<br />
上演を終える度、生まれ変わった感覚と寿命が縮まった感覚が奇妙に同居している。<br />
現実の世界に自分がいて上演後の荷物をまとめている自分が不思議に思えたりする。<br />
<br />
劇。毎回生きて、毎回死ぬ場所。<br />
]]>
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    <pubDate>Tue, 12 Sep 2006 10:22:04 GMT</pubDate>
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    <item>
    <title>ダンボール人形劇場・再演初日！</title>
    <description>
    <![CDATA[<span style="font-size:220%">パンパカパ～ン！<br />
ブログリニューアルでございます！</span><br />
<br />
今後はカレンダー付き。<br />
各日記にタイトルを付け、整理してお届け出来るので見やすくなると思います。<br />
とは言え、機械はまったく苦手な僕、更新に慣れるまで…要領を掴むまで…見づらいことも多々あるかもしれませんがお許しを！<br />
<br />
リニューアルしてのブログ、最初の話題は先日開催された“池袋いけいけ人形劇まつり”の報告です。<br />
<br />
●僕の東京デビュー作品<br />
ダンボール人形劇場「お花のハナックの物語」<br />
が、“池袋いけいけ人形劇まつり”でいよいよ再演の日を迎えた！<br />
<br />
<span style="font-size:220%">●７／１(土)搬入・仕込み・リハーサル</span><br />
<a href="//tairajo.blog.shinobi.jp/File/P1010771.jpg" target="_blank"><img src="//tairajo.blog.shinobi.jp/Img/1152094989/" border="0" alt=""></a><br />
<a href="//tairajo.blog.shinobi.jp/File/P1010781.jpg" target="_blank"><img src="//tairajo.blog.shinobi.jp/Img/1152098162/" border="0" alt=""></a><br />
<br />
<br />
<span style="font-size:220%">●７／２(日)本番当日！</span><br />
<a href="//tairajo.blog.shinobi.jp/File/06b92b98.JPG" target="_blank"><img src="//tairajo.blog.shinobi.jp/Img/1152100204/" border="0" alt=""></a><br />
<a href="//tairajo.blog.shinobi.jp/File/P1010894.jpg" target="_blank"><img src="//tairajo.blog.shinobi.jp/Img/1152100570/" border="0" alt=""></a><br />
初演は2002年の夏、同じくこの“池袋いけいけ人形劇まつり”でだった。<br />
上京してすぐの当時、お金がないことをきっかけに、ダンボールだけで沢山の人形をつくりお芝居しよう！と挑んだ本作。それが予想以上にファンタジックな作品となり、「また観たい！」「上演に来てもらいたい！」という多くの声を頂いた。<br />
が、しかし…当時は置き場所も無く、本作の上演を続けるのは難しかった。全ての人形を天国に送り出したのでした。<br />
それから4年…。<br />
いまだに頂く“ダンボール人形劇場”をまた観たい！という声。<br />
そこで！<br />
今年、思い切って再演することにしたのです。<br />
もちろん人形は全て新たに制作！<br />
先月、制作人員２名を動員し、各地の巡回上演と「サロメ」の稽古と本番の間を縫う様に、来る日も来る日も制作しました(その様子は過去の日記て…)。<br />
<br />
お陰様で、なんとか無事に全ての人形が完成し、幕を開けました！<br />
<br />
例年、“池袋いけいけ人形劇まつり”の会場となっているコア・いけぶくろ(旧・豊島区民センター)はアスベスト工事のため使用できず、今年は池袋駅西口側にある勤労福祉会館がイベント会場となった。<br />
<br />
僕の上演会場は地下2階の体育室。<br />
普段僕の作品の体育館での上演はお断りしている(音が響き過ぎて効果的でないのと、ひとりで演じ続ける上、生声にこだわっているので)のだが、天井は高い方がイイ！<br />
下見に行った際、さほど音の響き方は気にならなかったのでこの会場を上演の場に選んだ。<br />
<br />
大正解だった！<br />
<br />
初演のとき、ゾウの人形は固定式で鼻だけが動くようになっていたが今回は可動式、会場の広さを活かしたダイナミックな演技が出来た。<br />
キリンやトリも天井の高さを活かした迫力ある演技に。<br />
<br />
そしてこんなに広い会場なのにも拘わらず、ありがたいことに入りきらない程のお客様。嬉しいです。どんどん詰めて頂いたので、前列の子ど達、近過ぎてごめんね！<br />
<br />
<a href="//tairajo.blog.shinobi.jp/File/P1010801.jpg" target="_blank"><img src="//tairajo.blog.shinobi.jp/Img/1152098667/" border="0" alt=""></a><br />
<a href="//tairajo.blog.shinobi.jp/File/P1010809.jpg" target="_blank"><img src="//tairajo.blog.shinobi.jp/Img/1152098737/" border="0" alt=""></a><br />
<a href="//tairajo.blog.shinobi.jp/File/P1010828.jpg" target="_blank"><img src="//tairajo.blog.shinobi.jp/Img/1152098825/" border="0" alt=""></a><br />
<a href="//tairajo.blog.shinobi.jp/File/P1010838.jpg" target="_blank"><img src="//tairajo.blog.shinobi.jp/Img/1152098898/" border="0" alt=""></a><br />
<a href="//tairajo.blog.shinobi.jp/File/7acdd874.JPG" target="_blank"><img src="//tairajo.blog.shinobi.jp/Img/1152100112/" border="0" alt=""></a><br />
<a href="//tairajo.blog.shinobi.jp/File/P1010890.jpg" target="_blank"><img src="//tairajo.blog.shinobi.jp/Img/1152098962/" border="0" alt=""></a><br />
熱気ムンムン！の中での約1時間。<br />
無事終演しました。<br />
必死に握手を求め、生き生きと真剣に感想を伝えてくれる子ども達の様子に、未来の輝きを期待せずにはいられません。<br />
彼らの感性や感覚を、我々大人が必死になって守り引き出さなくてはいかんな…とつくづく感じました。<br />
<a href="//tairajo.blog.shinobi.jp/File/5d7a813b.JPG" target="_blank"><img src="//tairajo.blog.shinobi.jp/Img/1152100343/" border="0" alt=""></a><br />
早速感想をお寄せ頂いた皆様ありがとうございまいた！<br />
全部しっかり読ませて頂きました！<br />
<br />
ハプニング続出だったけど、なんとか初日を迎えられたー！<br />
これから更なる稽古で改善を加え、人形の仕込み直しをして、いよいよ全国巡回スタートです。<br />
このダンボール人形劇場を全国の人達に観て頂けるなんて…！<br />
本当に幸せ！<br />
<br />
何億円もかけて出来上がったテーマパークやお城もいいけれど、本当のファンタジーはこれなんです。<br />
ダンボールはどこにでもあるでしょ。家にだって。道端にだって…。<br />
想像をのせるだけですべてのものにファンタジーが生まれる。<br />
本当に贅沢なこととは想像を創造し楽しめることだと思う。<br />
そこからコミュニケーションが生まれ、会話が生まれ、愛が生まれるのだから。<br />
<br />
そしてこのハナックのストーリーが大好きで！この物語を全国の人々にお届け出来ることはこの上ない喜びです。<br />
<br />
これからこの作品は、北海道、長野、愛知、岐阜、静岡、千葉、京都ど…<br />
各地を巡回公演します。<br />
皆さんにお会いできるのを楽しみにしています！<br />
<a href="//tairajo.blog.shinobi.jp/File/3f0727d8.JPG" target="_blank"><img src="//tairajo.blog.shinobi.jp/Img/1152100422/" border="0" alt=""></a><br />
<a href="//tairajo.blog.shinobi.jp/File/2e85b282.JPG" target="_blank"><img src="//tairajo.blog.shinobi.jp/Img/1152100464/" border="0" alt=""></a><br />
<a href="//tairajo.blog.shinobi.jp/File/P1020035.jpg" target="_blank"><img src="//tairajo.blog.shinobi.jp/Img/1152100512/" border="0" alt=""></a><br />
そんなこんなで“ダンボール人形劇場”再演初日報告でした！<br />
<br />
<br />
<span style="font-size:220%">●</span><span style="font-size:220%">上演の翌日７／３(月)</span><br />
＊疲れがまったく抜けぬまま搬出作業。<br />
デリケートなクラフト作品ばかりのため僕が同行しないわけにはいかない。梱包の工夫もまだされていないのだ。<br />
今月は彼ら(ダンボール人形達)の梱包に頭を悩ますことになりそうだ。<br />
全国巡回は主として宅配便を用いるからだ。<br />
いつもの如く天気に恵まれた。<br />
事務所に人形達を収納直後に大雨！<br />
あと30分作業が遅ければ大変だった！<br />
<br />
＊いいだ人形劇フェスタのミッドナイトシアター「たいらじょう人形劇大全集２」の構成と稽古も開始！<br />
<br />
＊朝日新聞折込冊子“定年時代”に「毛皮のマリー」の公演記事が掲載される。早速の反響が続いており嬉しい。<br />
<br />
<br />
<span style="font-size:220%">●７／４(火)</span><br />
＊プロモーション用スチール撮影。<br />
この日も心配された雨降りもなく、予定通り野外撮影。<br />
撮った撮った…。そのうちあちこちで使われることでしょう。<br />
<br />
＊新しいブログの準備。<br />
<br />
＊今週末開催のワークショップの打ち合わせ。<br />
こちらも面白くなりそお！<br />
<br />
<br />
<span style="font-size:220%">●７／５(水)</span><br />
＊倉庫整理<br />
人形また増えた～。<br />
<br />
＊某新聞社さんの撮影付きの取材を受ける。掲載幅が大きいため、インタビューは長めになった。掲載が近くなりましたら皆さんにもお知らせするつもりでいます。お楽しみに！<br />
<br />
＊そしてこのブログ書き。<br />
<br />
＊これから飯田フェス用の準備。<br />
今後テレビ出演と上演がつづくため、８月初旬のイベントの仕込みを今のうちにしなくてはいけません。<br />
<br />
＊事務所では８月と９月の公演案内ダイレクトメールの準備中！<br />
今週末から来週にかけてＤＭ会員の皆様に発送です。お楽しみに！]]>
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    <link>https://tairajo.blog.shinobi.jp/%E6%9C%AA%E9%81%B8%E6%8A%9E/%E3%83%80%E3%83%B3%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%AB%E4%BA%BA%E5%BD%A2%E5%8A%87%E5%A0%B4%E3%83%BB%E5%86%8D%E6%BC%94%E5%88%9D%E6%97%A5%EF%BC%81</link>
    <pubDate>Wed, 05 Jul 2006 12:07:53 GMT</pubDate>
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